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求めない夢の中

僕たちはある日、壊れた時計のように。

ずっとずっと。

夢の中で彷徨う咎人のように流離い歩く

もう戻らない日常の中に

乾いたタオル

薄汚れたシャツと血に濡れた赤い髪

ドタドタ、と走る車と建物

見上げる空は


青く青くとても澄んで、泣きたい心を

胸に


広く、壊れたメモリの夢


これが地獄か


間違った選択がこの結果


死んだあいつらのためにも


申し訳が立たない


歩く 歩く 歩く 目の前に


手が届きそうなのに


青い空は少し濁って見えた


路地裏の道沿いから離れた


空はとても澄んで青く


耀いて


照らしていた灯りが消えた。


どうしてこうなったかわからない


なぁ、行斗。お前は幸せだったか


あの頃に戻れたと凄く思う


だからだから。俺は


お前らに胸を張れたか


泣いてもいいよな


がんばったもんな


なぁ。みんな返事くれよ


俺は幸せだったよ


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