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緑風の旋律  作者: 東武瑛
9/9

唇を重ねて

翌日、将太と奈美子は放課後、軽音楽部長の横田に会いに行った。

「部長、私、辞めさせて頂きます」将太が言うと「そうか、まあギターは弾き続けた方が良いぜ」と横田は言った。

「私は辞めませんが、私達、付き合い始めました」と奈美子は言った。

「ほう、それは良かったな。軽音楽部に入部した縁だな」と横田は言った。

二人は下校し、手を繋ぎ公園に向かった。

公園に着くと二人はベンチに座った。

「将太、これから、どうするの。勉強一途?」奈美子が聞くと将太は「そうだなあ。勉強以外に何か熱中出来る事を探すよ」と言った。

「私に熱中してよ」奈美子が言うと「それは、もちろんさ」と将太は答えた。

「じゃあ、キスして」

「わかった」と将太は言い、二人は唇を重ね抱きあつた。

真っ赤な夕陽に二人のシルエットが浮かんでいた。

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