第四話
「優、ほんとにゴメンっ・・・
「愛、もういいからさ?・・・
あと、ありがとう」」
第四話・凄く、凄くうれしかった・・・by優
※優視点
「!!! ・・・愛」
なんでだろ・・胸がズキズキする・・・
「はぁっ・・優!!
逃げんなよ・・!!」
愛・・・追いかけてきてくれたの?
気、使ってくれたんでしょ??
「愛、もう・・
「ごめんっ!!」
・・・・・・・・え?」
「悪かった・・。俺、お前の気持ちも考えないで・・・、最低だよな?」
愛・・・いいよ・・・
似合ってなかったのはホント、だから・・・
「ホントごめん!!
あと・・・
え〜っと、あれだ、その・・」
?
愛?もういいのに・・・。
「に、」
「に?」
「に、にに、にににに、
似合ってたっっ!!!」
ドキッ
赤くなりながらそういった愛は
いつもの女の子みたいな可愛い顔じゃなく
男の子の顔に見えて
何故かドキドキした。
「・・・愛、ありがとう!!」
さっきまでの、ズキズキは消えて、代わりにドキドキ。
やめろって言われたとき、凄くショックだったけど
今似合ってるって言われて、本当にうれしかった。
不思議。
他の人に似合ってないって言われたとき、多少は傷ついたし、
似合ってるって言われたときはうれしかったけど今のとは比べ物にならない。
本当に不思議。
いったいなんなんだろう?




