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透明CI  作者: 彩ぺん
18/20

エピローグ R: 0点

花が咲くようなあの笑みは偽物だったのだろうか。





最後の瞬間、何を告げようとしていたのかと、答えを尋ねようにも空に溶けていってしまった。






いつまで経っても丸のつかない答案用紙を胸に抱き、今日も望んでいないのに目が覚める。






色褪せた毎日に、赤だけが映える。


いつまでも捨てられないマフラーには1度も触れることができていない。






埃をかぶって汚れていくのに、眩しいくらいに明るい。






画面の向こうで巨額の金を動かすと、使い道もないのに積もっていく。






くだらない日常。






味気ない。





時折、友人が外へと促すけれど俺は部屋から出る勇気も持てない。






寂しくて苦しい。






人生で初めての0点。






まるで帳尻合わせのように重たい意味を上乗せして、未だ俺を縛っている。


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