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序章：運命の歌
植物の母の名は
大地を統べるかの人は
花の女王
大いなる知性
全てを魅了する美貌
そして愛する心
花の女王になる条件は、これらの中の一つを持っていること
大いなる知性は、国に繁栄をもたらす
けれど、忘れてはいけないよ
全てを知ることなんて出来ないから
孤独と傲慢に身を落とした女王の末路は、悲惨なものさ
全てを魅了する美貌は、人々の心に潤いを与える
けれど、忘れてはいけないよ
人々の心に邪な思いが宿るから
多くの争いを生んだ女王の末路は、悲惨なものさ
愛する心は、生きる糧
自分を愛し、全てを愛せる彼女を皆が愛す
けれど、忘れてはいけないよ
光の御子を愛するがゆえに生まれる嫉妬の炎は消せないのだから
恋をしてしまった女王の末路は、悲惨なものさ
それでも気高き我が君に
さあ、歌おう
花の女王を称える歌を
