ケモミミ天使(自称)に絡まれました。〜後編〜
「では! 始めていきましょう! Bブロックによる対人戦!! 開始!!」
という感じに始まってまいりました 対人戦。
さて私に勝機があるのかというとまったくこれっぽっちもありません!
奇跡でもなければ勝つことも出来ません!! あ、またあのケモミミ天使(自称)きやがった...。
「始まりましたね! 貴女との対戦楽しみにしとくわね! まぁ、決勝まで来れたらですけど!」
はい、1煽り頂きました。これ以上煽られたら目覚めますよ?
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さっきはこれっぽっちも勝機はないって言ったけど一応作戦は練ってきた。
ルール上、相手が降参を認めるか、気絶または行動不能に陥ったと判断されたら勝利となるらしい...。
そして武器の持ち込みは自由だが殺傷能力が無いものって表記されてたな...確かだけども。
でも小学生でも考えそうな作戦なんだよな〜...大丈夫かな〜...。
でもなんとか頑張るしか無いでしょ...いざとなったらドクターと発明したあの技を使えばいいし...。って弱気になっちゃダメだ!!気を張って行きますか!!
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「カンナッス!よろしくッス!!」
あら可愛い女の子、格好からして武闘家かな? だとすると挌闘技が多いだろうな...。
イケるな!!
「お手柔らかにお願いします!」
「では始め!!」
じゃあ!さっきの作戦で...って危なッ!!
「あちゃ〜 外しちまったッスか〜 なかなかやるッスね!!」
地面真っ二つよ!?信じられる!?
「それはどーも」
にしても思ったより早いな〜。 イケるとか思ったけどけっこうヤバめだな...。ここは投げナイフ(ボム付与)で...。
「どこ狙ってるんスか! そんなんじゃウチに当てることは出来ないッスよ!!」
「いいや これでいいんですよっと!!」
「あ、足場が!?」
引っかかったな!! これが足場をボムで付与させた投げナイフで破壊して足を崩す作戦だ!!
さっきの地面真っ二つ事件で床がもしかしたら脆いんじゃないかって気づいてよかった〜...。
「足場が崩れたからなんだっていうんスか!! ウチには関係ないっすよ!! 喰らえッス!!!」
やっぱ効かないか〜...やっぱドクターに教えてもらった技だした方がいいかー...。
うーん...でもなー...。
「砕けろッス!!!!!」
うん、使おう、砕けちゃう前に。
「やったッスか!?」
「ごめんそれ幻影だよッ!!」
まずは光魔法の反射で幻影を作って...
「ぐふッ!?」
はい、手刀。
ドクターに教わって出来るか心配だったけど案外力任せに出来るんだな...。
末恐ろしや〜...。
「勝者!! ミノリ選手うううううう!!!!」
いや〜 案外、光魔法って使えるんだな〜...。バレるかな〜と思ったけど、ドクターの言う通り幻影魔法があるせいかバレてないな...。
よかった。
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えーっと、あと何回戦あるんだろ。
決勝まであと一回戦か〜...頑張ろっと。
その前にトイレ行ってこよ......っていたっ!?
なんでこんなところに石があるんだよ〜...にしてもすんごい透明な石だな〜... 。
誰かの落し物かもしれないしあとで先生に届けておこっと...ってトイレ忘れてた!!
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「では 試合始め!!」
よしじゃあやっていきますかね... 相手は見るからに魔法使いだな、だとすれば 方法は一つ!!
いつものボム投げナイフ!!
まぁこの一つしかないんだけどね
「甘いわ!!ウォーター!!」
危なッ!!でもよし!!避けるために右に行った!!
そこにはさっき仕掛けておいた爆弾が!...あれ...爆発しない...。
って、さっきボム付与してなかった!?
それとも火薬が水でダメになったとか言う判定!?
あれ火薬入ってたの!?
「くらえッ!!サンダー!!!」
あぁ...これはあかん...俺...退学やな...。
「ぐあああああああああああああああ!?!?!?」
え...? なんか自分に落ちて自爆してんだけど...。
あー 多分あのヘンテコなトンガリ帽子が避雷針になったんだな...ましてやさっきの水呪文で濡れてたし...。
おかしな奴を亡くしちまった...。
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なんか色々あったけど決勝まで来ることができたな...まともに試合したの一回だったけど。
「ミノリちゃん!!凄かったよ!!」
「よく投げナイフだけでいけたな!」
「アリスちゃんにルーク君!」
「とうとう次だね... スコットちゃんとの試合... 頑張ってねミノリちゃん!」
「ミノリならあいつに勝つなんて余裕だ!! 頑張れよ!!ミノリ!!」
「ありがとう ふたりとも!!私絶対に勝つから!!」
うわ、また来たで〜スコットさん〜。
「あらあら〜 決勝まで来たのは褒めてあげるわ!! ミノリさん!! でも私に勝とうなんて何百光年早いわよ!!」
でたなケモミミ天使(自称)。
「あとで あんなこと言ってごめんなさい〜 許してください〜 なんて言っても許さないよ?スコッチちゃん?」
「スコットよ!! そんなこという暇があったらファイアの一つでも出して見たら? 落ちこぼれさん? じゃあまたあとでね? 背中を向けて逃げてもいいから!」
人のこと煽るけど煽り慣れてはないんだな...。案外可愛いところあるじゃないか...
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「それでは決勝戦!! 《スコット・アルクス 》対 《ミノリ・アルベルト》により試合を始めます!!
... それでは試合...始め!!」
「始めから 本気でいきますわ!! ミノリさん!!」
やばいッ! 動きがさっきの人たちとは比較にならない程だ!!
「防御だけに徹していても試合は終わらないわよ?」
くそッ! 早すぎて守ることしかできない!! ここまで手強いやつだと思ってなかった!!
取り敢えず相手の隙を見てボムで離れなきゃ!!.........今だ!!
喰らえ!!
「遅い!!!!!」
「危なっ!!!」
イッテェ!けどギリ防げた...。
なんだよあの速さ!刀であんな速さでたらもはやチートだろ!?
「これで終わりね!!」
くっ!? もう後がない!?どうすれば!? ......。
うわ!?まぶしっ!?
「きゃああああああああああああああああ!?!?!?」
え?なに?...ってうわっ!?でっか!?なにあれ!?スライム!?でっか!?
「な、なんでスライムがここに!? しかもあんなに捕食してるスライムなんて...」
ほんとだよ!? なんでスライムなんか!?
「直ちにこの場から避難してください!! 繰り返します!!直ちにこの場から...うわあああああああ!?」
おい これマジでやばいんじゃ...!?
早く逃げなきゃ!!
「早く逃げるわよ!!ミノリさん!!」
「わかってるよ!!」
にしてもなんてでかさだよ!!ビルぐらいあるんじゃねぇかこれって!!しかもなんか言ってる!? パンツ、パンツ言ってる!?怖い!?
「いたっ!?」
なんで今転びますかね!?スコットさん!?って足から血が出てる!?
「早くいきなさいあなた食べられたいの!?」
「いや!?この状況でおいてけるわけないでしょ!?パンツ取られるよ!?」
「なに言ってるのよ!?あなた死にたいわけ!?」
「死にたいわけないでしょ!?ましてやパンツも取られたくないよ!?」
にしても、どうしようか...スコットを背負いながらなんて追いつかれて終わるだろうし......。
「ねぇ因みに聞くけど こいつの弱点ってなに?」
「貴女まさか戦う気!? 無理よ!!そんなの無謀すぎる!!」
「いいから!!」
「わ、わかった... 弱点は真ん中のコアよ!! あれを破壊すれば生命機能が無くなるはず!!」
「了解!!!」
ドクターすみません!!約束破ります!!
「光魔法!! 形状変化!! 弓化!!」
「貴女!? それって!?」
鋭さ抜群!!!全魔力解放!!!ボム付与!!!
「いっけええええええええええええ!!!!!!!!!」
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「まさか貴方が光魔法を使えるとはね...他の魔法が使えない意味がわかった...」
「ど、どうか...このことはどうか内密に...」
「いいわよ... 別に言っても私にいいことないし... でも...そのかわり...」
これってもしかして なにか要求されるやつだよな... 脅迫されるやつだよな...。
「貴女のことお姉様って呼んでもいいかしら!?」
...ん!?
「え?...なにそれ...」
「私、さっきの姿を見て...その...一目惚れ...しちゃって......... ねぇ!?いいでしょ!?お姉様!?」
「もう呼んでるし!? そんな一目惚れっていきなりいわれても!?」
「...言うぞ?☆」
「これからよろしくお願いします」
即答だった。誰もショッ○ーには捕まりたくないもの仕方ないよ...。
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「えー...では ミノリ選手が勝利ってことでいいですか?」
「はい! お姉様が優勝です! ルイーダさん!」
やめて!? そんな大声で言わないで!?ほら!? 周りがざわついてるじゃん!?
さっきまであんな張り合ってなのにあいつらどうしちまったんだ? って顔されてんじゃん!?
「えー... なんか納得いきませんが、ミノリ選手に対人戦優勝商品が渡されます」
ルイーダ、貴様はマジであとでシメるからな。
「おめでとう!!ミノリちゃん!!......あとでなんでこうなったか教えてね?」
「アッハイ...」
「んでミノリ 優勝商品って今回はなんだったんだ?」
そうだった! 優勝商品って豪華なんだっけ!!すっかり忘れてた!!
「えーっと......ん?この石って...」
「おお! スッゲェ!! 召喚石じゃん!!しかも幼体の状態のやつじゃないか!!」
「え?召喚石?ってなに?」
「召喚石ってのは その透明な石の中にモンスターが入ってるんだ!しかもその中のモンスターと意思疎通が出来るんだ!」
「へ、へぇー......」
「もしかしたらさっきの巨大スライムも誰かの召喚石から出てきたものなのかも知れませんね、お姉様!」
「あ、あのさ... モンスターの言葉って普通聞こえるものなの...?」
「いや? 召喚石から召喚した者しか聞こえないって授業で習ったけど? それがどうかしたのか?」
「い、いや ナンデモナイヨ〜...」
あの時パンツ、パンツ言ってたスライムって...さっき拾ったこの透明な石から出たわけじゃないよな...?
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そして今に至るわけだが...全部自分が悪かったわ...。
スライム召喚しちゃったことによる問題だったわ...。
「お姉様ああああああああ」
「やめろって!?」
ほんとどうにかなんないかな!?この子!?
キャラぶれまくりだよ!?
「そういや あの時の召喚石なんのモンスターが入ってたんだ?」
「あー あれねー 何かの卵が入ってたよ? ほら?」
「あ、ほんとだ! 可愛い〜!!」
「でもいつ孵化するんですかね?」
「いつだろうね〜? あれから結構経つんだけどね〜」
ほんとあのスライムが生まれてこなきゃいいんだけどね〜...。まcぁスライムが卵から生まれてくるのかも知らないけど...。
「お、お姉様!? た、卵に亀裂が!?」
「え!?」
「モンスターの 孵化に立ち会えるなんて思ってもいなかったな!」
あ、あとちょっとだ!
頼む!スライムじゃありませんように!!
「きゅぴ?」
あ、生まれた
「「「ド、ドラゴン!?!?」」」
え? なにみんなで驚いて... ってドラゴン!? いるの!?この世界に!?
「ド、ドラゴンなんて初めて見たぞ!?」
「わ、私も!?」
「私もです!?」
「ドラゴンってどうやって世話すれば...」
なんかまた色々起こりそうな気がしてきたよ...。




