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異世界に来てしまったようです。

と、いうわけで今に至る訳だがドウシテコウナッタ....。

思い出せ...思い出すんだ...ミノリ...何故俺は『女』になってこんなところにいるんだ...

...ダメださっぱりわっかんねぇわ...。

でもあれだよなこんな展開まるでアニメみたいな展開だよな...。


「ね〜?悩んでるとこ悪いんだけど〜君の名前は〜?」


「あ、ミノリっいいます。はい。」


あ、久しぶりに楓意外の人と話した気がする...


「......ぷぷ......可愛い君にはお似合いの名前だね〜。ところで君はどうしてあんな所に倒れていたんだい〜?」


なんで今笑ったし。


「倒れていた?俺、何処かで倒れてたんですか?」


どういうことだ?

俺は確かにさっきまで歩いていて...

そういや何かが上から落ちて来て...それで...。


.........。


あ〜......全部思い出した...。


そうだ、レンタル返して家に帰ろうとした時上から鉄骨が落ちて来たんだった...。すっかり忘れてたわ...。


でもそうなると俺は死んだことになるんじゃ...。


「ふ〜ん 嘘を付いている訳じゃないんだね〜。まさか死んじゃっていたとはね〜。」


「!?」


え?俺口に出して...?


「そうだよ〜。話した訳じゃない、でも考えたよね〜?」


おいおい、それじゃあ...


「『まるで超能力じゃないか』」


「ははは〜、被っちゃったね〜。びっくりした〜?」


そりゃあびっくりするだろうよ......。


「そうだよ〜わたしは能力者、だからさっきの君の心で思ってたことはぜーんぶ聞こえていたのだよ〜。にしても......ぷぷぷ......久しぶりに人と話した気がするって言うとはね〜......ぷぷ......」


おう、ぼっち舐めるなや 姉ちゃん。


「ごめんごめん、ところで君は一体何処で死んでこの世界に来たんだい〜?」


やっぱり此処は日本じゃないのか.........。

通りで見たことのない物がいっぱいあるわけだ


「そうみたいだね〜 私が知っている限り《ニホン》なんて所は聞いたことがないからね〜」


......。


「あの〜 出来れば心読まないでください......恥ずかしいです......。」


「例えば〜私の胸をみて大きいとか思っているのがバレたくないから〜?」


やっぱりバレてたよ!恥ずかしい!年頃の男の子なんだから仕方ないよ!


「まぁ今の君は【女の子】なんだけどね〜」


そうだった......そのこと完全忘れてた......。


「わかったよ〜 これからはそんなに覗かないように努力するね〜 」


にしてもアニメやラノベで見る展開になるとはな...。


ん?


「ところでなんで俺の話ここまで信じてるんですか?」


「いや〜 信じている訳じゃないけどね〜」


信じてる訳じゃないんかい!!

まぁそうだよな いきなり意味のわかんないこと考えてたら......。


「でも全部を疑っている訳じゃないんだよ〜? 君には人を騙すって感情はなかったからね〜」


なるほど...... 人の考えてることがわかる以外に感情もわかるのか......便利な能力だな...。


「そういう訳でも無いんだよ〜...」


うわ また覗きやがったなこの人。


「ごめんよ〜? そこがこの能力の悪いところでね〜... 自分の意思に関係なく発動してしまうのだよ〜...」


成る程な......だからさっき『覗くのはやめる』じゃなくて『努力する』だったのか...。

便利とか言って申し訳ないな...


「いいんだよ〜 今更気にすることなんてないんだから〜」


「あ、そういえば名前...」


「そうだね〜 言い忘れていたよ〜 私の名前は 《リン・アルベルト》このアルクス城下町の治療部屋のドクターだよ〜」


------------------------- --------------------------


それから、《リン・アルベルト》もとい《ドクター》と色々話をした結果 この世界のことがちょっぴりだけわかった。


まずこの世界にはドクターと同じような能力者と獣と人間のハーフの獣人がいるということ。

その他にもこの世界にも学校があるということ......まぁ勿論魔術などを学べるとのことらしいが......。

という風にドクターおかげでこの世界を知ることができた訳だが......。

何故俺は『女』になってしまったんだ!?!?!? ここだけ全く意味がわからねぇ!?!?死んでしまって転生したことは百歩譲って妥協した。

だけど何故性転換まですることがあるの!?!?ねぇなんで!?!?


.........落ち着こ..........。


取り敢えず記憶を全部無くしたということにして学園に通い色々学んでこいというドクターの大雑把な考えで、名門と言われているアルクス学園に通うことになった訳だが...。

その名門だという学園にいきなり明日から編入させることができ、尚且つ必要な物を一瞬で集めることができるドクターは一体何者なのだろうか......。


まぁ そんなこと気にしないでおこう......。

...でもまさか死んだ後もこうやって友達を作るチャンスが訪れることになるとはな!!

楓には伝えたかったことはあったが仕方ない......俺はこの世界で友達を作るよ......!!!


色々とあったけどこれから俺のいや......『私』の異世界 Restartを始めますか!!


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