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判決

それから数日間、激論を交わし続けた。

そして、判決の日。


「主文、被告人を有罪とする」

それは、私たちの主張が認められたという証拠であった。

理由も、大筋で私たちの話通りだ。


判決文読み上げが終わると、すぐに私たちは法廷から出る。

「上訴しますかね」

「するでしょうね。常識的な人なら」

それは、当然の予想である。

だが、予想の範囲内であれば、当然に対処することもできる。

だから、私は特に悲観することはない。

裁判は、こちらに有利になっている。

「高等裁判所での戦いは、向こう側が何かしらの証拠がなければ、圧倒的にこちらが有利。でも、慢心はいけない。全てのことを考えて、この裁判を闘い抜くわよ」

私は、面々にそう言うと、すぐに検察庁へ戻った。

まだ、戦いは始まったばかりである。

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