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プロローグ

 感想よろしくお願いします!


 では、駄文にお付き合いください!




    ――僕は敗者だ。





 この世界はいつだって勝者が牛耳っている。


 戦争で勝ったほうが利権を手にし、商売は金銭的に有利なものが市場を操る。


 小さいところで見ると学校のテストだってそうだ。


 どんなに平等をうたってたって学力の差で将来が決まる。


 その中で僕は敗者だ。


 力があるわけでもなく。


 金銭力があるわけでもなく。


 思考能力が高いわけでもない。


 いつだって僕は負け続けてきたし、何かの勝負で買った事があるのはじゃんけんくらいだ。




 だけど僕は決定的な悪ではないと思っている。


 万引きやタバコ、麻薬なんてことは一切やった事がない。


 法律で定められている事を犯した事は無いだろう。


 更に言うとボランティアにも自主的に参加し、乗り物に乗っているときにお年寄りを見れば席を譲る。


 だから僕は自信をもって言える。


 この(あおい) 龍司(りゅうじ)は悪ではないと。




 しかし、他の人に言わせたら僕は屑だろう。


 誰かのものが無くなればいつだって僕のせいで、家族や友達さえ犯人は僕だという。


 何度もそんな事があった。


 親だって一度も僕の事を信用した事はないだろうし、友達も僕の事を信用した事がない。


 誰も彼も僕の事を見る目は泥棒だ。


 学校に登校している時に誰かとすれ違えば泥棒だと言われ、ただ黙っていても気持ち悪いと言われる。


 誰かの物を取った奴はその罪を僕になすり付ける事が出来と武勇伝のように語りあげる。



 濡れ衣でここまで落ちた僕はいったい何をすれば這い上がれるのだろう?









 ――ああ、気づいた。



 僕は他の人からは人間としてではなく、自分より下の存在で、困ったときの罪のなすり付け役としか考えていないんだという事にいまさら気づかされる。


 やっぱり僕はどこからどう見ても――――敗者だ。

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