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第二章 (9) 少女との電話 By フェイ
僕は、その様子を後ろから見ていた。
火が出てきてすぐはエルザの目は輝いていた。
でも、途中から顔色がとても悪くなった。
火炙りが終わるとすぐにエルザの目は輝きを取り戻したけど、お皿が出てきてものすごく悪くなった。
僕もお皿を見たときは気持ち悪くなった。
あっちの世界で、あの人が血の水溜りの中、倒れていたから。
僕は、当主様に部屋に戻るように言われたので、部屋に戻って、少女に電話をかけることにした。
「もしもし、フェイです」
『ああ、どんな感じだったかな?』
「多分あってます。今、彼女は、高熱で倒れてます」
『前にも言ったけど、これは、どちらもダメージが大きくなってしまう』
「・・・・・・」
『だから、君が守るんだよ。私の分まで』
「わかりました」
ツーツーツー
電話は、たったこれだけ。
でも、大切だ。
情報は、必要だし、連絡できるならするよな。
コンコンコン
「はい!」
「フェイ、入っていいか?」
「・・・ジ、ジーク様?」
ジーク様が、僕の部屋の前にいた。




