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第二章(8) エルザが・・・ By ジーク
僕の肩に、エルザの頭が乗っかった。
「・・・?」
エルザは、そのまま目を閉じた。
「エルザ?」
声をかけても返答はない。
エルザの顔が、いつもより赤くなっていことに気がついた。
おでこを触ると、熱かった。
「エルザ様?」
「サヤ、エルザは高熱だ。すぐに医者を呼んでくれ!」
「はい!」
「フェイはエルザを私と一緒にエルザの部屋へ運んでくれるか?あと、その用意、頼めるか?」
「もちろんです」
「メイスン、料理、とてもおいしそうだが、今は冷蔵庫に入れておいてくれ」
「もちろんです」
意外とフェイの準備が早く、すぐに、部屋に移動してあげることができた。
「フェイ、今日の君の仕事はおしまいだ。部屋に戻って、休んでください」
「わかりました」
僕は、フェイを自分の部屋に返した。
それと入れ替わりに来た医者の話だと、ただの風邪だそうだ。
「41度ですね。女中さんの話だと、最近疲れていたようですね。それが悪化したのでしょう。みなさんも気をつかってあげてください。今ここにいない人にも、伝えてあげていただきたいです」
「・・・わかりました」
まず、大したことなくて何よりだった。
だけど、最近疲れていたことは、何が原因なのか、わかっていない。
そこが一番の問題な気がする。
とりあえず、フェイに伝えておこう。
そう思い、フェイの部屋に行く私だった。




