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切り札

「――引き出すのは、八岐大蛇の力じゃない」


「え……?」


 俺の言葉を聞いた霞は明らかに困惑していた。それも無理はない。自分に膨大な妖力が眠っていることを知ったのが数日前の話なのだから。


「霞の中にはもう一つの力が眠っている。制御は少し難しいが、それしかない」


「それって――いえ、分かりました」


 なおも疑問を抱いている様子の霞だったが、今は詳細を問い質している場合ではない。そう思い直したのだろう。彼女は意を決した様子で頷くと、俺に少しだけ寄りかかった。


「大丈夫だ。俺もフォローする」


「はい……!」


 彼女の返事を確認すると、俺は彼女の核に魔力を送った。と言っても、働きかけるのはこれまでと逆だ。――つまり、八岐大蛇の妖力を抑え込む。


「え……?」


 霞が戸惑いの声を上げたのはその直後のことだった。これまでの荒ぶる気配とは異なる、純粋な力の気配。もはや妖力という名も似つかわしくないエネルギーが、霞の身体から吹き荒れた。



 ――京弥さん、今のって……何をしたんですか?


 ――ほら、霞の妖力を相殺している力があるだろう? そっちの力を増幅してみた。


 ――私の中に別種の妖力が? でも、あの力はなんだか……。


 ――不思議な気配だったな。ただ、この力は制御が難しそうだ。迂闊に使わないほうがいい。



 ふと、かつての霞と交わした言葉が蘇る。八岐大蛇の妖力より扱いが困難で、まだ実用段階に達していなかったもの。


 神話とどこまで繋がっているのか分からないが、八岐大蛇と言えば定番の伝承がある。それは、倒されたかの妖怪の尾から出てきたとされる神剣――そう、草薙剣くさなぎのつるぎだ。


 八岐大蛇の一族には、本来の妖力とは別に、草薙剣のような力を宿す特性があったのではないか。霞はその両方を同時に発現させたため、結果的に妖力が相殺されていたのだ。俺はそう考えていた。


「あの、京弥さん……?」


 やがて。ルーカスを睨みつけていた霞が、困惑した顔でこちらを振り向いた。新しい妖力に戸惑っているのだろう。その声が震えていることに気付いて、俺は彼女の右腕に手を添える。


「霞、大丈夫だ。ゆっくり右手に力を集めていこう」


「……はい」


 霞は素直に頷く。新しい妖力が身体に馴染んだのだろう。先刻まで紅く輝いていた瞳は、今度は黄金の光を放っている。

 清浄な力に満ちた彼女の姿は、もはや神々しさすら感じさせるものだった。


「……」


 その様子に気圧された俺は、思わず霞から離れようとした。俺ごときが手を触れてはならない。そんな気がしたからだ。だが……。


「京弥さん――」


 胸から離れそうになった俺の手を、彼女がそっと上から押さえる。再び霞と密着した俺は、かすかな違和感を覚えた。さっきまで強張っていた彼女の身体が、自然体で俺に寄り添っている。それは、まるで――。


「京弥さん、行きます!」


 霞の声で我に返った俺は、いっそう気を引き締めた。これまで草薙剣の力を使っていなかった理由の一つは、霞以上に俺の制御が難しかったからだ。だが、ここまで来て諦めるわけにはいかない。


「やれやれ。何度やっても――!?」


 迫る妖力を目の当たりにして、余裕綽々だったルーカスの顔が驚愕に見開かれた。八岐大蛇とは異なる妖力だということに気付いたのだろう。


 その直後。霞が振り下ろした金色の妖力が、ルーカスの魔法障壁を破壊する。だが、それで終わりではない。別種の妖力であることを悟ったルーカスが、その内側にもう一つ魔法障壁を生み出したのだ。


「今度は純粋な魔法障壁か――!」


 障壁の性質を分析して、俺は顔を顰めた。展開されているのはシンプルな魔法障壁だが、そこに込められた魔力は桁違いだ。透から流れてくる妖力をすべて注ぎこんでいるのだろう。こうなっては、もはや純粋な力比べだ。


「――!」


 天災と称される二つの妖力がぶつかり合い、境界面でおびただしいスパークが生まれる。その余波でさえ、通常の人間は命を落としかねない。それほどの力のせめぎ合いは、いつしか膠着状態に陥っていた。


「うっ……」


 霞の口から苦しそうな声がもれる。その額には、玉のような汗がいくつも浮かんでいた。だが、それは相手も同じことだ。他人から魔力を強奪するという無茶を通しているせいか、ルーカスは霞以上に余裕のない表情になっていた。


 このまま行けば押し切れる。本来ならそう考えてもいい場面だ。だが……そんな二人の激突に耐えられないものがあった。()()


「っ……!」


 いくら増幅前とは言え、霞の妖力を抑え続けているのは俺だ。そして、彼女が妖力を増せば増すほど、俺の負担は大きくなっていたのだ。


 限界を超えて集中力を発揮したせいで、いつしか目はかすみ、心臓の鼓動がやけに大きく聞こえてくる。近いうちに魔力もなくなってしまうだろう。そんな恐ろしい未来予測に、俺は奥歯を噛み締めた。


 だが、それでも。俺は意地と根性だけで霞の妖力を補助し続けた。ここでルーカスを倒せなければ、すべてが失われてしまう。その思いだけで俺は立ち続けて――。


「京弥さん、これを」


「え?」


 朦朧とした意識で振り向けば、霞が自分の左親指をくわえたところだった。そして、彼女はためらいなくガリッとその一部を噛み切る。


「何を――!?」


 ボタボタと鮮血がこぼれ落ちていく。深い傷だったようで、彼女のほっそりした指は血に染まっていた。


 そして……その血に塗れた手指を、彼女は俺の口に押し込んだ。


「むぐ――ッ?」


 俺の口内に血の味が広がる。真新しい傷口からは今も血液が溢れ出していて、吐くか飲み込むかしなければむせてしまいそうだった。


「かす……み……?」


 突然どうしたのか。あまりの驚きに思考が止まった俺だったが、ふと、自分の身体が軽くなったことに気付く。魔力が回復しているうえに、霞の妖力の制御が明らかに容易になっていたのだ。


 いったい何が起きたのか。八岐大蛇の血にはそんな回復効果があるのだろうか。再生能力でも有名な八岐大蛇だが、さすがに血を飲むだけでその能力を得られるとは思えない。それに、霞の妖力の制御が容易くなったことにも説明がつかない。


「あ――」


 そこまで考えた時に、ふと気付く。いや、思い出したと言ってもいいだろう。それはかつての霞と交わした会話だった。


 ――たしかに血液のほうが効力はあるな。錬成薬にしなくても、血液を取り込むだけで多少の魔力同調はできる。


 それだけではない。俺が魔力を経口摂取で取り込めることも話したはずだ。それを知っていたからこそ、彼女は自分の妖力を含んだ血液を俺に飲ませたのだ。


 だが、それはあり得ないはずだ。なぜなら……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「――京弥さん。もう少しだけ、付き合ってください」


 呆然としている俺の耳に、霞の凛とした声が届く。


「分かった」


 今すぐ問い詰めたい衝動を抑えつけて、全力で霞の妖力を補助する。ここでルーカスを倒せなければ、どのみち俺たちに未来はない。


「これで――っ!」


 霞の気勢と同調するように、生み出される妖力量が跳ね上がった。それに伴って増加した八岐大蛇の妖力を、俺は必死で制御し続ける。そして――。


「そんな……馬鹿な……!?」


 ルーカスの表情が驚愕に染まった。『不沈のルーカス』とさえ言われた彼の魔法障壁に、大きなヒビが入ったのだ。


「ちっ、おぞましい魔物ごとき……が――ッ!?」


 なおも呪詛を吐こうとしたルーカスだったが、その言葉は最後まで続かなかった。妖気の大剣をまともに受けて、盛大に地面にめり込んだのだ。直後、そこを起点として大地に放射状のひび割れが走る。


 もうもうと上がった土煙の後に残されたものは、倒れたルーカスを中心にして発生した、大きなクレーターだった。


「倒せ……た……?」


 肩で息をしながら、霞がかすれた声で呟く。


「大丈夫だ。……霞、よくやったな」


 ルーカスが微動だにしないこと、そして魔力の流れが止まったことを確認して、俺は霞に笑いかけた。視界の隅では、賀茂がルーカスになんらかの捕縛術を使っている様子が見える。


「はい……! 京弥さんのおかげです」


 彼女もまた笑みを浮かべて……そして、はっとしたようにある方向を振り返る。彼女の視線の先にあるのは、地面に倒れ伏している弟の姿だった。


「透――!」


 彼女は弟の下へ駆け寄る。汚れや小さな出血はあるようだが、大きな傷はないようだった。間近で強大な妖力が激突したことを考えると信じられないが、さすがは先祖返りということか。


「――霞様! 透様! ご無事ですか!?」


 一拍遅れて、全身ボロボロになった神山家の護衛たちが飛び出してくる。どこに潜んでいたのか分からないが、無事で何よりだ。


「私は大丈夫です。それより透をお願いします……!」


 霞の指示を受けて、二人は透の容態を確認する。彼らも「特に問題ないだろう」という結論を出したことで、俺たちの間にほっとした空気が流れる。


 そうしていたのも束の間、男性の護衛が透を慎重に抱き上げた。


「本家に連絡を入れました。じきに迎えが来るでしょう。お嬢様も一緒に――痛っ!」


 彼がそう言いかけたところで、女性の護衛がその脇腹に軽い肘打ちを入れる。悶絶する相方を無視して、彼女は霞のほうへ向き直った。


「透様は私たちでお連れします。恐れ入りますが、霞様はお客人の送迎をお願いいたします」


 生真面目な顔でそう告げた彼女は、一瞬だけ悪戯っぽい笑みを見せる。そんな二人に、霞は丁寧に頭を下げた。


「……透のこと、よろしくお願いします」


「かしこまりました」


 慇懃に返事を残して、二人は透を連れて去っていった。すると、彼らと入れ替わりで今度は賀茂が近寄ってくる。いつの間にか彼の部下らしき人員が増えており、ルーカスはそちらで監視されているようだった。


「霞殿。日野殿。見事な戦いぶりだった。二人がいなければ、この戦いは確実に敗北していただろう」


「こっちこそ、賀茂さんの加勢がなければ危なかった。助かったよ」


「成明さん、ありがとうございました」


 霞と二人で礼を告げると、俺は今も動く気配のないルーカスへ視線を移す。


「――生きてるのか?」


「瀕死だが、かろうじて生きている。さすがは防御魔術のスペシャリストと言ったところだ。――まあ、本人にとっては死んでいたほうがマシだろうが」


 さらりと怖いことを言って、賀茂は冷え切った視線をルーカスへ向ける。陰陽寮で対処するのか、それとも陰陽四家で処断するのか。どちらにせよ、ろくな結末ではないことは明らかだった。


「それでは、私も失礼する。とんだ大晦日になってしまったが……数年来の案件に片が付いたと思えば、それも悪くない」


 詳細はまた連絡すると言い残して、賀茂は部下たちの下へ去っていく。彼にとっても、ルーカスは父親である現当主を狂わせた張本人だ。色々と思うところがあるはずだった。


 そして――。


「霞」


 誰も話しかける者がいなくなった荒れ地で、俺は霞に向き直った。その表情で察したのか、彼女は緊張した面持ちで俺を見つめる。


「ひょっとして……思い出したのか?」


 もしかして――そんな期待が膨らむ一方で、ぬか喜びしたくないという自制も働く。早まる鼓動を自覚しながら、俺は彼女の答えを待った。


「……はい」


 霞がそう答えた瞬間、俺は堪えきれずに彼女を抱きしめていた。一拍遅れて、彼女の腕が俺の背中に回される。


「大掃除、間に合いませんでしたね。それにおせち料理も」


 そう言って、霞は顔を俺の胸へ押し当てた。その甘えるような仕草が、一緒に過ごした日々を思い出させる。


「それなら、来年は一緒に準備しよう」


「はい。……約束ですよ?」


 霞は照れたように、そして嬉しそうに微笑んだ。その笑顔を見られただけで、これまでの苦労が帳消しになるような幸福感に包まれる。我ながら単純だが、悪い気はしなかった。


「思い出したのは、草薙剣の妖力を解放した時か?」


「はい。本当に驚きました……」


 やはりそうだったか。それはショック療法のようなものだったのかもしれない。異質な妖力を解放したことで、身体がその妖力を解放した時のことを思い出した。そんな気がした。


「思い出せた時はとても嬉しかったです。でも、そのことを伝えられる状況じゃありませんでしたから……」


 それはそうだろう。目の前には透の妖力を奪ったルーカスがいて、奴を倒すために奥の手を切ったところだったからな。


「賢明な判断だったと思う。あの時点で集中を乱していれば、こうして語り合うこともできなかった」


「内心では、とてもソワソワしてたんですよ?」


「俺もだ」


 俺たちは同時に笑い合う。そうして、どれほど抱きしめ合っていただろうか。俺の背に回されていた霞の腕に、きゅっと力がこもる。俺を見つめるその顔は、なぜか不安に彩られていた。


「……京弥さんに、言わなければならないことがあるんです」


 霞はためらいがちに口を開いた。その思い詰めた様子が心をざわつかせるが、黙って続く言葉を待つ。


「私……京弥さんと過ごした四か月も、神山霞として生きた二十三年の記憶も、両方覚えているんです」


 そう告げて、彼女は一歩後ろへ下がった。


「だから、その……京弥さんが好きになってくれた『霞』だけじゃなくて、その――」


「ああ。知ってた」


「え……?」


 俺の言葉を受けて、霞がきょとんとした表情を見せた。


「透君のことを弟だと認識していたし、護衛の人たちとも普通に話していたからな。神山霞としての記憶もあることは分かっていたさ」


「あ……そうでした」


 霞はばつが悪そうに苦笑する。もしあの場で神山霞としての記憶を再び失っていれば、ああして戦いを継続することもできなかっただろう。


「でも、そんな私でいいんですか……? 自分で言うのもなんですけど、ちょっとストーカーじみていたというか」


 しかも昨日フラれましたし、と少し泣きそうな顔で付け加える。その時のことを思い出した俺もまた、複雑な思いに囚われずにはいられなかった。


「……実を言えば、あの時はすごく悩んだ」


「そうなんですか?」


 聞き返す彼女の髪を優しく撫でて、俺は本心を告げる。


「てっきり、あの妙なテンションの霞と再会すると思っていたからさ。なのに、再会した霞の人格は、一緒に暮らした霞とそっくりで――」


 だからこそ、あの時は本当に悩んだのだ。


「昨日の霞の想いを受け入れることは、一緒に過ごしてきた、解呪とともに消えた霞の人格を否定することになる。そう思ったんだ」


「え? でも……」


 俺の言葉を聞いて、霞は不思議そうに首を傾げた。


「私、京弥さんと過ごした四か月だけが別人格だったとは思えなくて……すべて地続きだったように思えます」


「そうなんだよな……」


 霞の主張に、俺は苦笑を浮かべた。


「衝撃の連続で見落としていたが、その可能性に気付くべきだった」


 そもそも、俺が()()()を魔術によって生まれた別人格だと判断したのは、彼女の本来の性格からかけ離れていたせいだ。

 だが、俺が本来の性格だと思っていたものは演技だった。となれば、別人格が云々という話ではなくて、ただ記憶を失っただけの話だったのだ。


「ともかく、霞と一緒に暮らした思い出はかけがえのないものだし、その……霞への愛情においてウェイトの多くを占めることは認める」


「っ!? ……あ、ありがとうございます」


 突然の言葉に照れたのか、霞は恥ずかしそうに頬を染める。


「だが、神山邸で再会してからの霞にも好感は抱いていたからな」


「そうなんですか?」


 霞は不安げに聞き返してくる。そんな彼女に、俺は自信を持って請け合った。


「それはそうだろう。顔や性格、仕草までそっくりなんだぞ? たしかに共通の記憶はなかったが、霞の魅力が損なわれるわけじゃないさ。そして、それは事案の全貌を知った今でも変わらない」


 そして、俺は彼女に笑いかけた。


「だから引け目を感じることなんてない。俺は……今ここにいる霞を愛している」


「京弥……さん……っ」


 霞の双眸から大粒の涙がこぼれる。その涙は止まることなく流れ続けて……やがて、霞は涙に濡れた瞳で笑う。


「すみませんでした。ちょっと感極まっちゃって」


 彼女は涙をぬぐいながら、懐かしいものを見るような目で俺を見つめる。


「あのお別れから奇跡的に再会できた喜びと、その……五年ごしの片想いが実ったことが重なって、感情が限界を超えたみたいです」


 はにかみながら告げる霞があまりにも愛らしくて、俺は再び彼女を強く抱きしめる。霞は俺の腕の中でもぞもぞと動いたかと思うと、その両腕を俺の首に回した。


「京弥さん……」


 そして、そっと俺に口づける。そうして何度もキスを交わした後で、彼女は俺の顔をじっと見つめて……耳元で甘く囁いた。


「愛しています。今までも、これからもずっと――」


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― 新着の感想 ―
[一言] エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァウィルオォォォォォォォォォルウェイズラァァァァァァヴュウウウウウウウウ 末永く爆発してくだされ(^q^)
[一言] …チッ、リア充どもめが…あ、いえ、なんでもありません、はい(笑 黒幕も無事撃破、ヒロインの妖力が今までほぼ発動しなかった理由も判明、ですか。 ま、当たり前ですが草薙の剣も絡んできますよね、…
[一言] 更新ありがとうございます。 うわー、すごいなあ。完全無欠といってよいほどのハッピーエンド。人格が分かれていなかった、という伏線を基に、単に記憶を統合することで全ての人に愛されうる霞が誕生で…
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