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神山Ⅰ

 孝祐や美幸と居酒屋へ行った翌日。ふと目を覚ました俺は、枕元に置いた携帯電話で時刻を確認した。時刻は九時半。朝と言うにはギリギリの時間帯だ。


「少し飲み過ぎたか……?」


 俺は苦笑を浮かべる。ただ、あまり深酒をしないよう意識していたおかげで、二日酔いは避けられたようだった。


「今日はやることがあるからな」


 自分に言い聞かせるように呟いて、俺はリビングへ下りる。そして簡単な朝食を食べ終えた頃に、家のインターホンが来客を告げた。


「誰だ……?」


 可能性が高いのは孝祐と美幸だが、二人とは昨晩遅くまで一緒に飲んでいたのだ。こんな時間に尋ねてくるとは思えなかった。


 俺は不思議に思いながらも玄関へ向かう。扉を開けると、そこに立っていたのは霞の同僚である水崎さんだった。


「日野さん、おはようございます。朝早くに、しかも突然の訪問でごめんなさい」


 そう言ってふわりと微笑みを浮かべる。だが、その表情が憂いを押し隠していることは明らかだった。


「霞のことか?」


 直球で告げれば、彼女は素直に頷いた。


「はい。霞ちゃんから事情は聞いています。一昨日に封印を解いたんですよね?」


「ああ、その通りだ」


「じゃあ、一昨日からずっと連絡が取れないのは、その……」


 最悪の想像に口ごもったのだろう。そんな彼女に代わって、俺は続きを口にする。


「霞は失った記憶を取り戻したが、逆にこの数カ月の記憶を失った。人格も……まるで別人のようだった」


「そんな……」


 水崎さんは寂しそうに目を伏せた。霞と仲が良かっただけに、彼女も大きなショックを受けたようだった。


 そして……長い時間立ち尽くした後で、彼女はぽつりと呟く。


「霞ちゃんは……もう、いないんですね」


 その言葉は、まるで自分に言い聞かせているようだった。次いで、彼女は気遣わしげな表情で俺を見つめる。


「日野さんは大丈夫ですか? ショックで自暴自棄になったり――」


 言いながら、水崎さんは俺の表情を覗き込んでくる。だが、その言葉は途中で止まった。


「あら? 意外と目に力がありますね。もっと落ち込んでいるかと思いました」


「昨日の時点なら、水崎さんが予想していた通りの顔をしていたさ」


「心の整理をつけたということですか?」


「いや……正確には、心の整理をつけに行くことにした。ってところかな」


 そう答えると、彼女はきょとんとした様子で首を傾げた。だが、やがて思い至ったのだろう。その顔に理解の色が宿る。


「そうですか。ふふっ、安心しました」


 言葉通りに、ほっとした様子で彼女は微笑んだ。そして「実は――」と言葉を続ける。


「もし日野さんが失意の底にあるようなら、焚きつけようと思っていたんです。霞ちゃんとの出会いが、日野さんにとってマイナスで終わってほしくありませんから」


「心配してくれてありがとう。でも、大丈夫だ。霞の素性はもう分かっているし、後は押しかけるだけだから」


 そう答えると、彼女はもう一度俺の瞳を覗き込んできた。そして、満足そうな笑顔を見せる。


「やせ我慢じゃなくて本当みたいですね。……よかった」


 最後にそっと呟いて、彼女は一歩後ろへ下がる。


「それじゃ、私はこれでお暇しますね。余計なお節介ですみませんでした」


 ふわりと踵を返して彼女は去っていく。その後ろ姿を見送ってから、俺は玄関へ戻った。そして……ふと思い出して、そのまま台所へ直行する。


「たしか、この辺りに……」


 俺は目当ての品を探しはじめる。もちろん、今から料理をするわけではない。ただ、今は無性に()()が見たい。そんな衝動に駆られて、いくつかの引き出しを漁る。


「――あった」


 そうして、俺はついに探していた品を見つけた。それは霞がよく使っていたフードプロセッサーであり……そして、彼女と交わした約束でもあった。


 ――これを目にするたびに、今の私を思い出してくださいね。


 あの日の言葉が蘇る。冗談めかしながらも、その奥に不安を隠していた霞。そんな彼女の表情は、今でも鮮明に覚えている。だが――。


「思い出すだけじゃ……足りないな」


 フードプロセッサーをそっと撫でてから、俺は携帯電話を取り出した。

 まずは神山家へ乗り込まなければ始まらない。だが、相手は日本でも有数の影響力を持つ陰陽四家だ。まともに家を訪ねても、あっさり追い返されるのが関の山だろう。


 そんな推測とともに、俺はある連絡先へ電話をかける。やがて通話が繋がると、俺はさっそく本題を切り出した。


『――賀茂さん。頼みがある』




 ◆◆◆




 あと二日で新年を迎えるという年の瀬。誰もが慌ただしいこの時期に、俺は自動車で高速道路を走っていた。


「賀茂さん、年末に済まなかった。この借りは必ず返す」


 俺は助手席に座る賀茂成明に声を掛ける。陰陽四家の一つである神山家に乗り込むために、彼に口利きを頼んだのは昨日のことだ。

 なお、表の用向きは「霞の記憶封印を解いた対価の要求」だ。同じく陰陽四家の一つ、賀茂家の次期当主である彼の影響力のおかげか、神山家への訪問は意外なほどあっさり許可が下りたのだった。


「気にする必要はない。こちらこそ、日野殿には大きな借りがある」


 そう返してきたのは、神山透と戦った一件のことだろう。その答えは生真面目な彼らしかった。


「だけど休日出勤だろう? さすがに申し訳ないな」


「案ずるな。休日出勤ではない」


 そんな言葉にほっと胸を撫でおろす。治安維持の一角を担う陰陽寮だけあって、年中無休なのだろう。それなら罪悪感も薄れるというものだ。

 そう告げると、賀茂は静かに首を横に振った。


「いや。事件がない限り、退魔局も年末年始は休みだ。今日は私的に同行している」


「余計に申し訳ないな!」


 つい声が大きくなる。プライベートまで仕事に費やすとは、なんというブラック企業、もしくはワーカーホリックか。


「だが、日野殿も休日は研究や素材調達に明け暮れているのだろう?」


「俺は個人事業主だからな。そもそも公私の区別は曖昧だし、最近は……ちゃんとプライベートに費やすことも多かった」


 口をついた言葉が元になって、苦い感情が広がる。霞がいなくなった以上、俺はこれまでの生活に戻るのだろう。今となっては、プライベートな時間の確保にあまり意味を見出せなかった。


「私のほうも、妖怪の暴走事件が収まったおかげで休日出勤が減った。その点でも日野殿に礼を言わねばなるまい」


 彼が言っているのは、以前に鑑定した薬のことだろう。持ち込んだ高嶺さんの予想通り、その成分は妖怪の特性を暴走させるものだったのだ。


「結局、あの薬で妖怪を暴走させていたのは常世希求会だったって?」


「その通りだ。透殿の二度目の襲撃時に尻尾を出したおかげで、危険人物はあらかた捕らえた。だが、黒幕――ルーカスは依然として行方不明だ。透殿と共にな」


「そうか……」


 その名前を聞くたびに、複雑な気持ちが渦巻く。陰陽寮の調べによって、常世希求会の急激な方針転換の裏にルーカスがいたことは明らかになっている。


 妖怪の暴走事件を立て続けに起こし、仕上げとして神山透を大暴れさせる。そうして最悪の形で人外の存在を世に暴こうとしたのだと、今ではそう考えられていた。


 と。そんなことを思い返しながら、しばらく無言で運転していた時だった。


「――日野殿。貴公に謝罪しなければならないことがある」


 ふと賀茂が口を開いた。ちらりと視線を向けると、賀茂はなぜか少し緊張している様子だった。


「謝罪って、賀茂さんから俺に?」


「そうだ。……先ほど、私は『私的に同行している』と言ったのを覚えているだろうか」


「ああ、すまないと思っている」


 そう返すと、彼は首を横に振った。


「私的である必要があったのだ。まず、霞殿のことだが……最初から、私は彼女の素性に気付いていた」


「……そうか」


 俺は言葉少なに答える。霞の素性が判明した時点で、その可能性は考えていたのだ。同じ陰陽四家の直系であり、年齢も近い。まったく面識がないとは思えなかった。


「貴公と一緒に霞殿と会った時、私は電話をかけるために中座した」


「ああ、なんとなく覚えてる」


「あれは神山家へ確認を取っていたのだ。霞殿と瓜二つの女性が、記憶を失って匿われていると」


「神山家はなんて答えたんだ?」


「『詳細は話せない。知らないフリをしてほしい』と依頼された」


「知らないフリを?」


 不思議な依頼もあるものだ。考えにくいが、神山家は霞を厄介払いしたかったのだろうか。

 まして、相手は賀茂家の次期当主だ。彼に口止めを依頼することは、神山家が賀茂家に借りを作った形になるのではないか。


「よく分からないな……」


 とは言え、ここで考えても仕方がない。これから神山家へ乗り込むのだから直接聞けばいい話だ。そう頭を切り替えた俺だったが、賀茂の謝罪は終わっていなかった。


「そしてもう一つ謝罪を。……実は、貴公のことも以前から知っていた」


「俺のことを?」


「と言っても資料だけの話だ。名乗ってもらうまで、貴公が日野殿だとは分からなかったが」


 そう前置くと、彼は真剣な声色で謝罪の内容を告げる。


「……五年前のあの日。日野殿の師匠であるウィリアム殿を襲ったのは、賀茂家の当主――私の父だ」




 ◆◆◆




 高速道路のサービスエリアで車を停めた俺たちは、併設されている飲食店に立ち寄っていた。


 と言っても腹が減ったわけではない。師匠を襲ったのは賀茂家の現当主だという、予想だにしていなかった事実を突きつけられた俺は、どこか落ち着いた場所で話を聞きたかったのだ。


「ここでいいか? 外は寒すぎるし、フードコートは開放的すぎるからな」


「構わない。ただ、念のため防諜の術は使わせてもらいたい」


 時期のせいか、意外と利用客が多い店内を見回して、賀茂は静かに頷く。やがて軽食とコーヒーが運ばれてきたところで、彼はこっそり方術を使った。


「これでいいだろう」


 そう告げると、賀茂は姿勢を正してこちらを見る。彼が口を開くのを待たず、俺は早々に問いかけた。


「早速だが、教えてもらいたい。なぜ賀茂家の当主は師匠を襲った?」


「父はルーカスと親交があった。そのためだ」


「どういうことだ?」


 曖昧な説明に眉を顰める。ルーカスさんが妖怪の末裔を憎んでいるのは分かったが、それがどう繋がるのか。


「妖怪の末裔からなる神山家、天原家と異なり、賀茂家と安倍家は人間の一族だ。術力は秀でているが、人外ではない。そして……それゆえに、妖怪の存在を厭う者もいる」


「賀茂家の当主もそうだったと?」


「その通りだ。ただ、父も賀茂家の当主という立場の重さは自覚していて、その思想を他人にもらすことはなかった。だが――イギリスへ出張した際にルーカスと知り合い、少しずつ変わっていったのだ」


 なるほど、ようやく話が繋がってきたな。


「奴が防御魔術に優れていることは以前に説明したが……もう一つ、ルーカスには面倒な特技がある。大袈裟に言えば洗脳術とでも言うべきものだ」


「洗脳? 淫魔サキュバスなんかが得意にしているアレか?」


 そう問いかければ、賀茂は首を横に振った。


「似て非なるものだ。ただの魔術であれば、父が取り込まれることもなかっただろう。洗脳というよりは誘導と言うべきかもしれないが……奴は魔術に心理的なアプローチを交えて、少しずつ相手の思考を歪める術に長けている」


 そう告げた賀茂の表情は険しいものであり、彼が憤りを感じていることを示していた。


「父の行動が少しずつおかしくなっていることには我々も気付いていた。だが、ルーカスの手口は巧妙であり、現当主も妖怪への憎悪以外は変わりなく執務を行っている。

 そのせいで事を公にすることもできず、対処しかねていたのだ」


「賀茂家にそんな背景があったのか……」


 あの師匠が敗れる相手なんて想像がつかなかったが、現当主が息子の賀茂成明と同レベルの戦闘力を持っているなら納得はいく。それに――。


「師匠が広めた錬金術は、妖怪の末裔との共存に有用だ。襲われた理由はそれか?」


「その通りだ」


「だが、それならなぜ俺を狙わなかった?」


「『思想は罪だが、技術に罪はない。錬金術は対妖怪の切り札にもなり得る』。父がそう言っているのを聞いたことがある。ウィリアム氏は、妖怪の末裔との共存のために錬金術を広めていたことで……」


「『罪人』だと判断された?」


 そう問い返す俺の声は、自分でも分かるほど怒りに震えていた。そんな主観的な理由のために、陰陽寮の術師を率いて師匠を襲ったのか。


 このままでは、そんな身勝手な理由で殺される人々が増えるばかりだ。まして、今はルーカスも国内にいるのだから、両者が手を組むと恐ろしいことになるだろう。そう懸念を伝えると、賀茂は意外な実情を語った。


「ウィリアム氏との戦いで父は大きなダメージを受けた。身体に異常はないが、術師としてはもはや見習い程度の力しか残っていない。

 さらに、国益になると判断されていたウィリアム氏を組織立って襲撃したことで、政府や神山家、天原家から厳しい追及を受けたため、今の父に陰陽寮の指揮権はない」


「そうなのか?」


「もちろん、賀茂家として動かすことのできる人員はあるが、それも俺や家族で目を光らせている。もう勝手はさせないし、俺に家督を譲るよう各方面から働きかけている」


「そうか……上手くいってほしいな」


 話を聞くとちょっとしたクーデターのようだが、もちろん現当主の肩を持つ気はない。師匠を襲った輩など――。


 そう考えた時、俺はふとあることに気付いた。賀茂の父親が師匠と戦っていたということは……。


「師匠がどうなったのか、賀茂さんは知っているのか?」


 ためらいつつ問いかけると、彼は申し訳なさそうに首を横に振った。


「消息は不明だ。ほぼ相討ちだったようで、父は陰陽寮の部下に担がれてなんとか生き延びた。それが分かっているすべてだ」


「そうか」


 自分が息を止めていたことに気付いて、俺は大きく深呼吸をした。そして、すっかり温くなったコーヒーを啜る。


「賀茂さん、感謝するよ。納得できたわけじゃないが、少し全貌が見えてきた気がする」


 俺は正直に感謝の念を示した。この五年間さっぱり分からなかった事柄であり、賀茂が教えてくれなければ、今後もずっと知らないままでいたことだろう。


「……けどまあ、まずは目の前の問題を片付けないとな」


 自分に言い聞かせるように宣言して、俺は立ち上がった。




 ◆◆◆




「次の角を右だ。後は見れば分かる」


「分かった」


 高速道路を下りた俺は、賀茂の道案内に従って車を操っていた。山間の道へ進路を変えた俺は、やがて呆れとも驚きともつかない声を上げる。


「これはまた、見事な結界だな」


「うむ。魔力や妖力を感じ取ることができる者であれば、無闇に近付こうとはするまい」


 ハンドルを握りながら、雄大な結界を眺めて感心する。おそらく裏にある山ごと結界を敷いているのだろう。その規模の大きさは、もはや驚きを通り越して呆れるレベルだ。


「しかし……これだけ強力な結界を張るということは、それだけ危険が多いということか」


「そうでもない。昔は必要があったのだろうが、今では示威的な意味合いがほとんどだ。だからこそ、戦闘能力のない霞殿が一人で動き回ることも可能だったわけだ」


「賀茂さんの家もこんな感じか?」


「そうだな。似たようなものだ」


 やや速度を落として車を進めると、古風な作りの建屋が視界に入ってきた。大豪邸がポツンと建っているわけではなく、中央の屋敷を中心に複数の建物が立ち並んでいる。


「蔵……じゃないのもあるな。ひょっとして使用人の宿舎なのか?」


「いや、あれらの建物は事務所だ。神山家の部下が詰めていて、修業から事務仕事まで幅広く取り扱っている」


「本当に幅広いな」


「陰陽寮の関係以外でも、いくつか事業を手掛けているからな。……日野殿。右にある駐車場に車を停めてもらえるだろうか」


 その言葉に従って、俺は広々とした駐車場に車を停める。他にも十数台の車が停まっていたが、おそらく事務所で仕事をしている人々の車なのだろう。


 俺は車を下りると、後部座席に置いていた外套を羽織った。駐車場から正門までの距離は近く、俺はすぐに正門と対峙する。


「門番はいないんだな」


「守衛はいるが、わざわざ外に立つのは有事の際だけだ」


 そう答えながら、彼はためらいなく門に取り付けられたチャイムを押した。賀茂が名前と用件を告げると、やがてガチャリと鍵が開く音が聞こえる。おそらく遠隔操作なのだろう。


 賀茂は自分で門を押し開くと、迷いない足取りで中央の屋敷を目指す。やはりあの屋敷が神山家の居住地なのだろう。そして――。


「ふむ、珍しいな。それだけ重要事だと捉えているのか、あるいは……」


 隣を歩く賀茂が何事かを思案する。だが、俺にはそれを追及する余裕はなかった。なぜなら……玄関の扉が開いて、二人の人物が姿を見せたからだ。その姿を捉えた瞬間、俺の心臓が早鐘のように脈打ち始める。


「――っ」


 思わず息を飲む。俺たちを出迎えたのは、威厳のある五十歳前後の男性と……そして、神妙な表情を浮かべた霞だった。



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― 新着の感想 ―
[一言] やっぱり賀茂氏はヒロインを知っていましたか、まあ神山家の令嬢を知らないってのはちょっとないですよねえ(笑  いよいよ次で神山家側の事情が判明、かな? しかし主人公と賀茂家側とも因縁はあったの…
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