第57話 メッチャおいしかった
しらいし「ラーメン食べたいな。おきの、行かない?」
おきの「いいよぉ。どこ行く? メンメン行く?」
しらいし「あー、こってりで攻める?」
おきの「今日はさっぱりの気分? 麵屋太平?」
しらいし「んんんー、いいところ突くなぁ。さっぱりってわけじゃないんだけど、今日はチェーン店の気分じゃないって感じ。んーどこだ」
おきの「あ、ラーメン鳴門は!?」
しらいし「にぼしか! 決めた!」
おきの「おっけー。じゃあしらちゃんの家の前に行くねぇ」
しらいし「なんか小学生の頃みたいだな!」
おきの「本当にねぇ。楽しみー!」
おきの「今思い出したんだけど、あそこって定休日今日じゃない?」
しらいし「ああもう終わった」
おきの「……他のラーメン店行く?」
しらいし「いや、もう私のお腹はにぼし系の腹だ」
あまみ「どんな腹!?」
おきの「もう食べるの想像しちゃったからもう駄目なのよねぇ。手元にスマホないから帰った後かしらね。あまちゃんも行く?」
あまみ「私、猫舌だからごめん! でもにぼしで美味しい店聞いたことあるよ!」
しらいし「親友よ、教えてくれ」
あまみ「すごい、こんなきらきらしたしらちゃんの目見たことない」




