表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
STREET DOGS  作者: 晴天
1/1

野良犬





…ボコッ


「…ハァ…ハァ…」

「どーだ?少しは分かったか?

俺達に手出しすんなって」


──────────────────


「あ〜あ 今日もヒマだなー」

「おいソラ またヒマヒマうるせーんだよ」

「だってさぁー」

「?」

「ガッコも家からも見放された俺達だよ?

普通なら今頃授業受けたりしてんだろーな」

「おいソラ そんなに戻りたきゃ戻れ」

「リク違うよ〜そんな意味で言った訳じゃ…」

「お前の言いたいことは分かる。だから俺達はこの辺じゃ"野良犬"呼ばわりだろ?」

「まぁ何かそんな感じで呼ばれてるよねー」


パタパタパタ…


「お〜い!お待たせ〜!」

「あ!帰ってきた!おかえり〜!」

「わっ!そんな飛びつくなキモいぞ!」

「え〜いいじゃ〜ん!あっ!そんな事よりどうだった?」

「…戻ってくる」

「え?」

「アイツが出てくるって」



1ヶ月後──────────



ガチャ

「もう戻ってくるんじゃないぞ」

「はい。長い間お世話になりました。」


「!」


「おー長かったじゃねぇかー」

「おかえり!」

「体 なまってんじゃんw」


「…ただいま」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ