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震災で失われた“言霊”の力を取り戻した少年の話

作者:言諮 アイ
15年前――未曾有の大震災が日本を襲った。
その震源地には、「言霊(ことだま)」と呼ばれる特別な力が関係していたと噂されている。

主人公・天宮蓮(あまみや れん)は、その震災で母を失った。
母は「言霊」を操る力を持っていたが、暴走した結果、震災を引き起こしたとされている。
――それ以来、蓮は「力」に恐怖を抱き、平凡な日常を送ってきた。

しかし、高校2年生のある日、親友の**橘凛(たちばな りん)**が事故に巻き込まれる。
その瞬間――蓮の中で「言霊」の力が目覚めた。
「止まれ!!」
叫んだ瞬間、現実がねじ曲がり、凛が奇跡的に助かる。

目覚めた「言霊」の力。
だが、その力を狙う存在が現れる――

「その力、俺に譲れ」
蓮の前に現れたのは、かつての友人であり「言霊」を干渉する力を持つ少年・篠宮圭(しのみや けい)だった。
圭は、震災で父を亡くしており、蓮の母が震災の原因だと信じていた。
「力を持つ資格があるのは、奪った者だけだ」

「俺は、奪わない。守るために、この力を使う」

奪うか、守るか――
蓮は母が残した「言霊」の力の真実に向き合い、過去と未来を繋ぐために戦う。
そして、震災の「本当の原因」が明かされる時、蓮が最後に下す選択とは――

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