襲いかかる反逆軍
前回の続きです
「へいへーい!涼風がんばー!」
「あと結構あるけどあと少しー」
俺たちは何も声をはらない、かけないを貫いている成瀬に声掛けようよ!と声をかけた
「いやいや…私一般人だからね?!あんたらみたいな異常なやついたことないから動揺してんの!」
「まあまあ…愛しの彼が頑張って…ンゴボォ!」
私は愛しの。という単語に瞬時に反応し、伊織の腹に向かって拳を入れた。
でも少しこのモヤモヤはなんだろうと疑問ではあるのだ。
「えぇ…怖っ」
「何が愛しだ。まあ少しくらいなら…いいけど?」
「んじゃ声掛けよ!」
「え、えぇ。が、頑張れー…?」
ちょっとタイヤが動いた位だった。
俺はそこで炎魔さんから終わりの合図を貰い、すぐに駆け寄った。
「めっちゃ照れてるやん」
「…うっさいわ」
「頑張れがそんなに嬉しいのか?」
と成瀬が言う。
「あーそんでな?問題があって…実は成瀬ちゃん…家が…ないらしいんだ」
「え?」
「まあ正確にはあるにはあるんだけどね、でも鍵無いし私銀行のお金の下ろし方たか知らないし…通帳ならあるけどね」
「あー…」
わかったような気がする、寂しいんだな。と
ここでいちいち下ろし方を教えても心の問題の解決にはならないし…。
そして俺はよし!と心に決めた。
「待ってね?」
そして電話をある所にかけた
「もしもし…斗真だよ。その…そっちに1人少しのっていうか。わ、訳あり!訳ありの人がいるんだけどさ!住まわせてあげれないかなぁ……うん。今からだね。…顔は…え?まだいいの?!おけおけ!ありがとう」
携帯をしまい俺は成瀬の方を見てよし!と小さくガッツポーズをかまし、「やったぜ!」と言った。
「俺っち大丈夫だよ。ねぇさんと母さんの女の子しかしないから安心してね」
「う、うん。ありがとう」
ここに行ってね。と言ってから今連絡先を繋いで住所と詳しい地図を送り付けた。
「じゃ。退院したばかりだからさ。少し家に泊めてもらうよ。ありがとうね。じゃ行くわ」
「おけー。ばいばーい」
「またー」
少し遠くなって俺たちの会話が聞こえなくなったと思わしき所で俺は伊織に、
「伊織…俺の家族にまたなんか言ったのか?」
「…なんでわかったんだよ。あぁ、確かに言ったね」
「俺がまだ顔出せない。なんてどうしてそんな事言ったんだよ?」
そこで半ば空気になっていた炎魔さんが入る
「反逆軍が準備を整えて襲撃してくるのにだいたい1週間ほどかかりそう…という考えによってって感じだろう。今がちょうど頃合だから、か?」
「そうですね。だから今この場で襲われても不思議は無いけど、炎魔さんがいるしそれは無い。だからあのまま成瀬と涼風宅に行っていたら尾行されて家を突き止められてしまう危険性があるんだよ。だから俺が勝手に涼風はまだ顔を出せないって電話したんだ。ほんとごめんな」
「え!いやいや怒ってるんけじゃないんだぜ?ただ少し言って欲しかっただけよ!」
「悪かったよ。涼風…いい家族持ったな。普通にまだ顔を出せないって話、すぐ受け入れて貰えたよ。」
「いやいやごめんね??雰囲気悪くするつもりじゃなかったんだよ。」




