襲撃に備えて修行
皆が修行しだしてから1週間程がたった頃。
反逆軍のアジトにて。
「おい、止まれ」
「あんたが反逆軍のリーダー…であってるよな?。探すのキツかったぞ」
「…ッ!ボス!!こいつ知ってます!4年前の研究委員の生き残りですよ」
「そう…そんな機械へばりつけてなんの用?」
こんな奴に割く時間が勿体ない、意味のわからないことを持ちかけてきたら殺す。
(つーか…なんで場所がわかったんだ…)
「取引したいんだ。俺は異能団の伊織って野郎に用がある。けどな?俺一人じゃたどり着く前にやられちまう。だからさ………ッ!アガッ!」
話している最中、体にものすごい電流を感じ、俺はその場に膝を着いてしまった
「お前にとってのメリットはもうわかった。で?俺達にとっては?お前に今会ってるってだけでこっちはリスクだ。」
「あーそう急かすな。お前らからしても異能団の伊織ってやつは邪魔なはずだろ?だから少しお前らの駒を貸せ。俺が殺す」
(目が逝ってる。思考力も恐らくこうなる前より格段に下がっているな)
俺は少し間を置いてこう言った
「…あぁいいだろう。少しだけなら俺の仲間を貸してやる。計画はそっちで考えろ。用意できたらここの建物のポストに入れるんだ」
そう言ってから俺は神社の地図を渡した。
別にそこは俺たちのアジトではない。
滅多に人のこない、神主をほぼ顔を出さないという落ち合いにはもってこいの場所。
「あぁ…わかった」
身につけている機械がカチャカチャと音を鳴らしながらそのまま外に出ていった。
「ボス…!!危険すぎますよ」
「どうして取引なんて交わしたんすか!」
「あーあーあー。一旦黙れ。ここには何も物は置いてねぇ。今すぐにでも出りゃいい話だ。それに…」
ボスがニヤリとフードから顔を覗かせていた。
「いいこと思いついちまった…今回やる襲撃で俺がなんかしても柔軟に対応してくれや」
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「せんせーい!少し出かけます!」
「おけーい。修行次いつやるぅ…って行きやがった」
そういえばここんとこ毎日少しずつ決まった時間にどっかいってるんだよなぁ。
できるだけ音を立てずに走りながら俺はある病室を目指していた
「失礼しまー…す」
「またきたのかよ斗真」
「あいっかわらず毒舌…。」
そう、成瀬の見舞いだ
「そんなにお菓子いらないってば」
「いやいやぁ貰える時に貰わないと後悔しますぜぇ?」
「じゃっ貰う」
そう言ってお菓子をもぐもぐと頬張る私。
この病院は最近色々怪物などのことで面会時間がものすごく短いことに苛立ちを感じえないのがここ最近俺が思うことだ
「あ、やべもう終わっちまう!んじゃまたな!」
「はーい」
颯爽と駆け向けて行くところを私はただ見てるだけだ。窓からは病院から出ていつも右に曲がる斗真の姿が見える。
(ん…?あれ。左の方で…)
左の方角に何やらサイレンが聞こえ、怪物出没のアナウンスをしていた。
まさかと思い斗真に目を戻すとバックを白い花の咲いている花壇に隠して左の方へとダッシュして行った。
全く…。とここ最近ずっと思ってしょうがない。
「はっ…はっ…あの!大丈夫ですか?」
「ここに怪物が出たんですがね?彼が対処してくれたおかげで怪我人だけで死者は出ませんでしたよ」
(りつ……きやんけ)
俺はなーんだと思い花壇に戻ってバックを取り、炎魔さんの所へと向かった。
後ろからダッシュで付いてくる人を連れて…




