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ファンタジーは現実へ  作者: ぽこぴ
火属性強化訓練編
49/85

争奪戦

「ハァ…くっそ…」

あと少しというところまで丸太叩きは完遂に近いのにその最後の決め手のかかと落としが打てずに困っている。


最初の関門と敵の背後へささっと駆ける事は造作も無くなったがやはり最後の決め手が出来ずにいる

そして体力がなくなり、地面に伏せながら考え事をしていた。


「なんだ?もう休憩か。この程度なら暑人は2日でやったがな」

「え?!暑人もこれやったんすか?!」


「ん?ん〜…弟子だからな。とりあえずこれを最初にやらせてるよ」


「…は?!弟子だったの?!!まじで?!」


「んだ?知らなかったのか。知ってて俺のとこに来たのかと思ったぞ?…ん?」


そう言った瞬間。涼風が何やら顎を抱えて集中モードに入った。

それを見て俺は昨日買ったプリンでも食わしてやるかと笑みを浮かべた


(まじか…暑人が…炎魔さんの弟子…?!いやんなことははいいんだ。これを2日でやったんなら暑人の動きにヒントが…)

そう思い奪還作戦の時の暑人を思い出していた。


「あ…!」

あったのだ。かかと落としをしている暑人の姿が俺の記憶の片隅に。


裏へ飛び出し…なんだこれは?全くわかんねぇ。

つーか記憶からヒント貰うって記憶力弱者の俺には無理な話だ。

そういうのは伊織が得意だろう。


だがこれだけは覚えている。なんかしらクルクル回っていたような。


何かを感じて俺は丸太へ向かい、もう一度やってみた。だが失敗。


いつかしらの凛月が言っていたのを思い出す。


戦いはイメージが大事だと。調子が悪いなと思う時は自分がその分野に関しては超一流のプロだと思い、その気でやってみる【意識】をしてみると案外変わったりしたり。


今の俺にとっちゃもう何でもヒントになり得るかもしれない。


(意識、意識だ。)


「あだ!」

案の定背中から倒れた


(いや…まじでなんでだぁぁ?!ほんとに出来ねぇ)

今の俺の動き、そしてなんかクルクルしてきた暑人。

意識が大切と言い張る凛月。


全てを繋げないと…。

なんて漫画っぽく考えてみたり…等など。



「…あ」


わかってしまった。


今`まで`の俺の動きは…裏へ飛び出したらその勢いを殺していたのだ

恐らく無意識にだろう


だが暑人はどうだ。

勢いを殺していなかったと思う。つまりは遠心力の利用。後ろに出た時、少し体が斜めってしまうと思う。そしたら斜めった客の方の足をまた後ろに回してそのまま上昇し、相手の頭の上に持ってきてはストン。と落とす。


(これだ…。)


━━━━バコォォン!!

外からなんか轟音が。と思い出てみる

「何事何事…って…まじか。」


そこには丸太を縦からカチ割ったように見受けられる程の粉々具合とオドオドしている涼風。


「やったのか!」

「…やっちゃいました」

そのままいい雰囲気を保ちながら家の中へ入っていった。


「どうやってやったんだ?急にやったから驚いたぞ」

「九州に行った時に暑人の戦いを見たんですよ。その時に裏へ飛び出し、その勢いを利用して足をあげてました。だから…その。わんちゃん真似すれば…と思って…」


炎魔は少しニヤリと笑みを浮かべ冷蔵庫へと向かい、

褒美としてプリンを大量にあげたのであった。

「食べる食べる」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「団長…これはなんですか?」

「Smith & Wesson 357キャリバーリボルバーって奴。俺が作ったよ」


「は?作ったって…え、ほんとっすか?どうやって?」

「まあ…それは説明書…見たり?」


前々から思っていた事だが異能団の誰一人として団長の異能を知らない。

正直俺はこの得体の知れない人を異能団のみんなみたいに心から信頼は出来ない


「まあやろうか。銃くらいは出来て何も損はないぞー?」

「はいはい!早くやりましょう!」

「お、おうぅ…」



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