食事のマナーと鍛錬の日々!
「まず。俺の弟子になるならこれは覚えろ」
「はい!」
「食卓の中に苦手な食べ物は絶対置くな」
「…え?」
「飯の時間は安らぎの時間だ。キライなものがあったら安らぎの真逆だろ」
「な、なるほど」
「それともうひとつ」
「まだあるんすか」
「肉を食べたら野菜…とかい言う理論はゴミ。肉は肉!野菜は野菜で食え」
そんなこんなで30分ほどしてから俺と涼風でテーブルを挟み、飯を食べたのであった
食べ終わってから外へ行く。
そこには1本の首あたりまでの高さをしている丸太にまた数本の太い枝が刺さっているものがあった。
「まず1個目の修行だ。説明スっからよーく聞いてろよ?目の前に2本の枝があるだろ?これを左から叩いて右の枝へ。そしてこう…」
次の瞬間、炎魔はグルっと枝をくぐりぬけて丸太の裏へ飛び出していた
「そしてここのにまた2本の枝を右から左へ叩いて最後に上に置いてある瓶を…ッ!…足でかかと落としして割る。と…はい。やれ」
「ええぇ!やれ…。じゃないっすよ!」
今の高度な動きをこの人は2秒にも満たずでこなしていたのだ。
ここから俺は何回も何回も木の枝に拳をぶつけてはコケての繰り返し。
気がつけば夜になっていた。
いつもは異能者用のホテルのような宿に泊まっていたが今回は炎魔さんの家に泊まらせてもらい、俺は安堵したかのように布団にくるまった
「はいはーい!起きろー!」
漫画やらドラマやらでよくあるフライパンをぶっ叩きながら俺を起こした
「んぁ…早くない…っすかぁ……?」
エリを掴まれてテーブルに連れていかれ、机に置かれている食べ物をみると俺は驚愕した
パンの上にハムエッグ。
サラダがほんの少し。
そして匂いからしてフルーツのスムージー。
これらの光沢を持ち、光を放っている食べ物たちがまた光沢を放っている円盤の皿によそわれていた。
俺はもう…ほんとにガツガツ食べ始めているところに炎魔さんがあることを言い出した。
「敵に狙われないようにするにはどうするか…分かるか?」
正直食べている中で喋れないため、俺は首を斜めに傾げた
「手を出してもどうせ負けると思わせる程に強くなるのがいちばん早いとは思う。」
「それともうひとつ。相手の狙いを知り、それをこちら側がデメリットを限りなく低くして壊すことだ。…例えばだが…相手がトマトを欲しがっていて、こちら側がそれを持っていると分かるやいなや、奪いにきたとする。となったらこちら側は最低限の予算でトマトをあちら側にあげてみせる。みたいな感じだ。」
頬に入れながらうんうん。と頷く
「反逆軍はお前が欲しいからな。俺がとりあえず一瞬で奪われないためにお前の事を強くする。まあ…俺がさっき言ったことは多分凛月が1番よく分かっているし伊織も視野には入れてるだろ」
「なるほど?僕以外みんな頭良くて萎えますね。」
そういった後に含んでたものをゴクンと飲み込んで完食をした。
そこからまた色々と…地獄の鍛錬の日々であった




