時間稼ぎ
空に雲がかかり、太陽の光は地面には届かなくなってゆく。
そして異能仮本部があったであろう場所に4人が戦闘態勢で固まっている。
「涼風。お前は俺と伊織が場所特定するまで時間稼ぎだ。」
「あ...?あぁ...。わーったよ。」
俺は涼風の襟を掴み思いっきりアパートの屋上へとぶん投げた。
「伊織!特定はあとどんくらいで出来そうか?」
「科学者達がやってくれてた分もあって...5分!5分間頼むわ!」
そしてすぐさま鉄の細い攻撃が俺たちに標準を合わせた。
主に伊織を狙って。
なのでまず俺は伊織をバレずに特定作業に向かわせるのが仕事であると。
刀を口に咥え、そこら辺にあったバイクを2個両手に掴み鉄野郎に向かって振り投げる。
当然それを防ぐために鉄を操作するだろう。
ーーーははw
「伊織!足こっちによこせ!」
俺は伊織の足を掴んで横向きにしては俺は俺の足で伊織の足を蹴ったのだ。
その反動で伊織は鉄野郎が見てない隙に特定作業に移ることが出来た。
「こんなのが通じるなんてなあ...お前やっぱ...。異能だけなのかw」
ピキピキと...。誰がどうみたってキレていそうだ。
反逆軍ってのは割と短気なんだな。
「アガッッ!」
「グッ!」
今俺は信じられない光景が見えた気がして目を細めてよく見ようとした瞬間。
俺は左肩を鉄が貫通してしまった。
凛月がケラケラ笑っているからそれ心の中でツッコミを入れてしまっていたからだ絶対!
肩が貫通して悶えている中、凛月の方を見ると凛月は足に傷を負ってしまっているらしかった。
「さぁ...てと。涼風を連れてあとはマリアを守っていれば終わりそうだ。」
ピキってねぇ。やっぱそういう訓練とかしてんのな。
鉄野郎はそんな言葉を俺に吐きながら俺のいるアパートの屋上に降り立ってきたのだ。
「精神を壊そうとしたのになんで壊れてないんだよてめぇ。.....いやお前。なんか...」
「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ...。うるっせぇぇんだよくそが!!」
俺は肩に鉄がぶっ刺さったままダッシュし、奴の頭に拳をぶち当てた。
屋上からの落下防止のために設置されたフェンスを折り曲げながら激突している。
不意に俺の肩からは鉄が抜かれ、ドバドバと血が垂れた。
「えっちょ...」
「涼風!そいつから離れろ!」
鉄野郎はフェンスに手を付きフォーク状の形にして俺を突き刺そうとしてきてはまた凛月に引っ張られアパートの屋上から引きずり出された。
「鉄を操るならその操る物をどかせばいい。車やらなんやらをその辺からどかしまくるぞ。」
「何してんだてめぇ...ら...。は?ガチで何してんだ?」
俺たちは颯爽と車やバイクやらの目に見てわかる鉄製品をなぐって遠くて飛ばしまくって行った。




