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ファンタジーは現実へ  作者: ぽこぴ
異能団入団編
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高校生活と薬の目覚め

「よし…!

かぁちゃん!姉ちゃん!学校行ってくる!」


「気もつけなさいよ斗真ー!」

バカでけえ声…お隣さんに聞こえるんじゃ。


リュックを乱雑に背負い、かかとを踏んだ状態で靴を履いた。

玄関を開け、朝7時40分。外への第1歩を踏み出す。


いつもの恒例。俺は自分の表札【涼風(すずかぜ)】を人目ちらっと見てから行くのである。


いつも通りの通学路を俺はダッシュで抜けて行く。

ところどころ人が居て避けるごとにホッと声を無意識に出してしまっていた。


そんな調子で行くこと10分。ある事を境に止まる。


(うわあ、通れないじゃん)


そう。セールである。当然おばちゃん達の争い勃発で罵詈雑言。


事故が起きたそうなくらいに歩道も車道も人だまりができ、通れなくなってしまっていた。


(しょーがないっ。裏道行くか)


俺は近道とも言い難い建物と建物の間の路地裏を通り、学校を目指す。


ーーすると急に横から人が出てた。

軽く避けるほど俺も反射神経は良くない。つまりは結構思いっきりぶつかってしまった。


と、同時に全身真っ黒の服装の人が持っていたカバンからある小さい薬瓶がチャリチャリと音を発して転がる。


「あ、…え?!あ、あのぉー!」


「はあ…はあ、っ、…チッ!」


え、えぇ?、なんで舌打ちされたん…

落とし主は走りながらで、目線をカバンに落としてカバンの鍵を閉めていた。


薬を一つ落としたことに気づいていないようでもあったが舌打ちの件が気になりすぎてそれどころではなかった。俺は悪くない。


するとまたどこからか遠くから警官が走ってきては俺の前でぜえぜえ言いながら止まった。


「君!ここを…、黒ずくめの男が通らなかったかい?!」


「ん…え、あー!!向こうに走っていきました!」

目をぴくぴくさせながら俺は言った。

俺は反射的に薬の入った瓶をポッケに隠してしまった。


それがどんな気持ちでやったかは自分でも分からない。

まあ恐らくは好奇心からだと思うが…。


今初めてしっかり瓶を見てみたがある紙が貼ってあることに気づいた。

それは【mood】

確かにそう明確に記されていた。

これがなんなのか。どんな薬なのか。知る(よし)もないし知りたくもない、

ーー何故?

俺は今、遅刻しそうでとっても焦っているから!!


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