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ファンタジーは現実へ  作者: ぽこぴ
水属性奪還編
17/85

脳筋ペア

「おい東雲!どこ行くんだ!」

東雲は俺の刀を取ってすぐさま俺からさっと離れていった。守られ…てんのか?今…俺が。


「先程より能力の操作技術が上達しているな。異常なまでの成長か。」

(さっきから…)

東雲は俺がそう頭の中で呟いている最中、刀を左手に持ち怪物が出すデタラメな氷をかわしてゆく。

その度に家の屋根やらなんやらが削り落とされるのだ。


「隙だな」

怪物が見せたほんの少しの隙を東雲が突いて怪物は腹にバチくそ重い一撃を負わされる。

そして壁にボッコりでかい穴が何個も出来ては瓦礫で塞がれた。

「があぁぁぁぁぁ!」

ものすごい咆哮とものすごいスピードで家の屋根を走って接近して来ている。

私も同様に奴に接近する。

奴は右と左の同時攻撃…。

私は姿勢を可能な限り低く…低くだ!

そして左手の刀が奴の喉から股にかけて入り込み…ざっくりと切ったのだ。


「こりゃ…たまげたよ怪物野郎!」

まだ動けるのかこいつ!ほぼ一刀両断されてもなお、私の方を振り返り、口を開けた。

そこから放たれた氷に私は両足で着き氷を割ることは成功したが、押し出された勢いを殺せず空中へと投げ出されていしまった。

まずい…!今ここで氷を出されたら…。!

奴はもう口を大きく開けて青い光が見えている。

━━━バコン!

と氷が鈍い音を発しながら割れる音がしたのだ。

そして私の前には、凍らされて動けずに居た凛月が飛び立っていたのだ。

「俺を押せ!」

言われるがまま両足で彼の背中を思いっきり押す。

いいのか…?その方向だと氷に激突して先程より酷い状態になってしまうが…。

「ずっと叫びやがって…近所迷惑なんだよ!このクソ怪物猿が!!」

彼は裾をまくり…迫ってくる氷に拳を押し付けたのだ。

「破壊しまくる気か?!」

そう。

単純な理論だ。奴氷を無効化する方法。


奴の氷を出すスピードよりも破壊するスピードの方が上回ればできる。だが奴は恐らく能力を使うことに関しては初心者のはず。

にも関わらず明らかにおかしいスピードでの能力使用の技術。氷の強度も相当なもののはず。

そんな中で…。


彼が取った選択は氷を破壊しまくること。

この勇気ある行動に乗らずしていつ乗るか!


そう決意した私は彼の背中を押し続けた。


周囲にはガラスの割れる音ばかりが響いていると思われる。

彼は氷を割っている途中は無言で拳を見たこともない速さで振りまくっていた。

ゾーン…ってやつかもしれないな。

そして待望の時間が訪れた。


奴の目の前まで到達し、氷を出すのを怪物は諦めたのだ。

いや…出せなくなったのだ。自分の喉が凍ってしまうのを悟って。

そして彼は上がりにあがりまくった自身のテンションと威力の上がりまくった拳を心臓に突き立てて、撃ち抜く。


そこにはぽっかりと心臓だけがなくなり…穴が空いていた。

「はあ、はあ。やれ!東雲…!」

「あぁ。最高だよ凛月。」


そのまま私は奴の脳天を真っ二つに刀で裂いた。

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