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ファンタジーは現実へ  作者: ぽこぴ
異能団入団編
10/85

新たな光の1歩

裁判が無事に終わり、ドアから外へ異能団が俺を囲んでぞろぞろと出た。


「よーし!涼風君!今から出かけるよー」

わ〜と元気な表情で団長...が俺に急に話しかけてきた。


「えっあ!はい」

他の異能団員はその場で解散して散ってゆく。


だが一人、肩に何やら筒状の固いものを入れた布を背負っている人が残り、その場には俺と団長。そして団長の恐らく連れであろうものがいる。


「あー。こいつは今んとこ俺が結構信用してるベテランの凛月くんだよ。」

珍しい苗字...なんてのを思いながら俺たちはとことこと街中を歩き出した。

団長は陽気な雰囲気を保っていたがもう一方の人は静かに俺の横をくっつき気味に歩いている。


そして左後方でなにかが動くのと一緒に凛月さんが俺の頭を地面に思いっきり力で伏せ込めた。


凛月さんは布からあるものを取り出しある攻撃を弾く度にカキィン!という音を出していた。

「やっぱ...狙ってくるよな。」


そう団長が言い放って俺は顔を上げ真正面を見ると...ある男がたっていた。

メリケンサックをつけて。


「おい。涼風は異能団が受け持つって聞いてなかったか?」

「悪いな第2。こればっかりは無理だ。」


また左の建物の屋上から歩道にトコっと拳銃を持った人が降りてくる。

「薬の服用者は...回収させてもらっう!」


もらっ。のとこでもう俺の視界にはいなくなり次に見た時は俺の視界が拳1個で覆い尽くされていた。

反応できない。早すぎて反応が追いつかないのだ。


だがその鉄拳が俺に届くことはなく、その代わり凛月が行った蹴りが奴の顔面を捉え、頬がボコっとえぐられながら後転を繰り返しながらガードレールに激突した。


「うぁっ」

左頬が凹み、鼻血を垂らしながらガードレールを背もたれにしてぐでーと寝転んでしまった。


(蹴りでこんな..)

これだけで俺の思考は止まりかけているのにさらに追い打ちをかけるようにある超常現象が起きた。


音も何もなしに幻想的に...

団長が拳銃を持つ者を地面に意識を奪って倒したのだ。


何も見えず何も感じず。ただ拳銃が手から落とされ、

体も地面に落とされたのだ。


「ふぅ。涼風君。急ごっか。君はさっさと強くならなくちゃね。」


そう言って何も無かったかのようにまた急ぎ足で歩き出す。

そして俺は倒れている2人の顔色を伺うが、どっちもの白目を剥いて気絶していた。

おれはそこで何かを決心し、2人を追いかけて1歩を踏み出した。




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