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呟き詩集  作者: ロゼ
7/46

6


スタートは同じだったのに

いつの間にか追い抜かれ

追い越され

置いていかれ

気付けば後ろには誰もおらず

小さくなっていく背中を

必死に追い掛けていた


焦燥ばかりが募り

自分がちっぽけに思え

涙が溢れる


そんな時差し伸べられた手は

何より温かく

凍えそうな心を

そっと包んでくれた



※※※※※※※※※※※※



ネットで始まった恋は

その声だけが頼りで

優しかったり

甘かったり

低くなったりする声の温度で

気持ちを探るしか出来ない

だからいつも読み間違える


君は上手に気持ちを隠すから

慎重に耳を澄まして

本心を探る


手探りの恋はとても拙く

だけど少し寂しくて

僕の心を惑わしていく




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