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二人で目指す世界最強  作者: カラス
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ニノ視点1

この( )の中に今のニノの昔の自分に対するコメントみたいのを書こうと思っています。

 今思うと、私にとって人生の転換期はアレクに出会った事だと思う。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 剣の鍛練ばかりしていた私は両親に心配され、友達を作れと言われたが必要ないと思った。何故なら、周りの子供たちは皆んな鍛えていなかったからだ。


 私を遊びに誘いに来た子供3人を見ればわかる。自分よりも年上でしかも頭が悪そうなうえ、弱そうにしか見えなかった。


(この時の私は自分がやっている事は周りもやっているのだと思っていた。だから、当たり前の努力もしない人達と友達になっても意味がないと思っていたのを覚えている。)


 今日あった3人のことを無視して家に帰ると、友達になら理由が無いことを両親に話した。


 それでも、両親は友達を作りなさいと言い、私は村の広場に来ていた。両親にそんな事を言われても私は必要性を感じなかったため、外で本を読んでいた。


 そんな時、視線を感じて顔を上げると1人の男の子と目があった。よく観察して見ると他の子供達と違いしっかりと体が鍛えられていた。


“これがアレクとの出会いだった“


 私がずっと観ているとアレクから何を読んでいるのか話しかけられて、その時の私は本を見せた。


 アレクに本を見せると読んだことがあると言われて私は嘘だと思った。(その時の私はアレクも他の子供と同じだと思っていたからだ。)


 だけどその予想は良い意味で裏切られた。私は有名な物語だから知っているだけだと思い、他の本のことも聞いた。


 そしたらアレクはその本の内容をしっかりと話していた。私は初めて自分と同じような人を見つけたと思い、気持ちが昂っていたんだ。


 そのままアレクと本の事を話していたらいつのまにか時間が過ぎていたのを今でも覚えている。この時に初めて私に友達ができたのだと思う。


 私はアレクと次の日も会うことを約束して家に帰った。私は両親に今日あったことを話していた。


 その時、お父さんに名前を聞かれてアレクと答えたら「ジークの所の息子さんか」と言った。お父さんがアレクについて知っていたそうだったので詳しく聞くと私の予想通り、鍛えているらしい事が分かった。


 私は明日にアレクと会えることがとても楽しみになっていた。


 次の日になって昨日と同じ場所で本を読んでアレクを待っていると、私よりも年上の子供が3人来た。この3人は以前にも私を遊びに誘って来た子供だ。


 話しを聞いていると私を遊びに誘っているようだった。私は話すのも面倒だと思ったけど、しっかりと断った。


「この後、約束があるから無理。」


 そう言い、私は本に視線を戻した。だけど、この子供にとっては2回も自分の誘いを断られるのは馬鹿にされていると思ったのだろう。


 その子供は私の本を奪うと無理やり、腕を引っ張って来た。だから私は抵抗して、持ってきていた木剣をその男の腕に叩き込んだ。


 その男は堪らず本を手放すと私は落ちる前に本を掴み、他にも襲いかかってきた2人の子供にも剣を叩き込んだ。


 戦ってみて思った。私は他の子供よりも強いと。そして、その3人を倒すとアレクがやってきた。


 アレクに何があったのかと聞かれたから素直に答えるとなら自分は迷惑だったかと聞いてきた。それにも正直に答えたらアレクは胸を抑え始めた。だけど私がその後を続けて言うと胸を抑えるのをやめた。


 それから話しをしてアレクに強いかと聞かれた。私は3人の子供が逃げて行った方向を見ながらアレクに言った。


「強いかは分からない。だけど同年代には負けない。」


 その言葉を聞くとアレクが感心したように私を見てくる。だけど私は昨日お父さんからアレクのことを聞いたから私は言った。


「だけど、同年代で負けるかもしれないと思う相手ができた。」


「誰だそれ?」


 誰だと聞かれたからアレクに指を向けた。そしたらアレクは自分は私みたいにあの3人を瞬殺できないと言う。私は意外に思った。


 それから私達は2人とも黙ってしまった。だけど、お父さんからの情報でなんとか戦いたいと思った私は強くなりたい理由を話した。


 そしたらアレクも目標を話してくれて、これをきっかけに私はアレクを戦いに誘った。誘いに乗ってくれたアレクを私は自分が鍛錬の時に使っている場所に案内をした。


 そして戦ったら私はアレクにあっさりと負けた。私は一瞬で倒そうとしたら簡単に避けられてその隙を突かれてアレクに剣を落とされた。


 剣がなくても戦っていた憧れていた冒険者のように私も戦ったが現実は無情で、私は投げ飛ばされて負けてしまう。


 アレクは私が油断をしていたからたまたま勝てたと言ったけど私は油断をしたつもりは全くなかった。


 だから私はアレクに体術を教えて欲しいと頼んだ。教えるのに条件を出されたがそれは剣術を教えることで、私はアレクのその強くなる姿勢に好感を持ったのを覚えた。


 それから1週間が経ち、剣術を教えているとアレクが自分を下げるようなことを言った。


 その言葉に悪気が無いのは分かっていたけど、私はあえてアレクに私を侮辱していると言った。そうする事でアレクの自信の無さを聞こうと思ったからだ。


 だけど、アレクが言いにくそうにしていたので、私は自信を持たせるためにアレクの目標に『世界最強』を加えることを提案した。


 そしたらアレクも私に言った。世界最強になれと。私も強くなるのは好きだから良いと思った。そして私達は闘い合った。


 それから2年後、私がお父さんと鍛錬していると爆発の音が聞こえてきた。お父さんの顔を見ると懐かしそうにしていたから何か知っているのかと幼いながらに思っていた。


 それからいつものようにアレクを待っていたけど、いつもの時間にアレクは来なかった。私は数時間腕を組んでアレクを待っていた。


 そして、やっとアレクが来たから、何故遅れて来たのかを聞いたらアレクが嘘をついた。


 私は嘘を指摘するとアレクは何故嘘だとバレたのか分かっていなかったけど、アレクは嘘をつく時、腕に力が入る。私はそれを見たからわかるようになっていた。

(これは私しか知らないアレクの秘密だと思い嬉しくなった事を覚えている。)


 そして話しを聞くとあの爆発音はアレクが魔法を使ったかららしい。私はアレクが魔法の天才だと分かり、魔法を教えてもらおうとしたが教えてくれなかった。


 アレクが魔法は危ないと言うけど、私は大丈夫だと思っていた。ただ私のその思いが分かったのかアレクは真剣な顔で私に魔法の危険性を話してくれた。


 私はアレクに怒られて少し落ち込むと、アレクは誰でも使える身体強化を見せてくれた。そしてアレクが近くにあった木を殴ると窪みができた。


 そして、アレクが挑発してきた。私はムッとなり全然勝てると言ったけど、アレクはこれを使わないらしい。使うなら私にも使えるようになれと言った。


 私はアレクがこう言ったのは教えてくれるからだと思い。アレクに教えてもらった。


 アレクの教え方は上手で、すぐに私は身体強化を覚えられた。だけどアレクほど上手にできなかったら、アレクが実戦で使えば良くなるだろうと言われて戦った。


 アレクの言ったとおり、私の身体強化はどんどん洗練されてきていた。

(今思うと、アレクが私の力を引き出すために何かしたのかもしれない。)


 それでも、私がアレクに魔法を使われたら勝てないと言うと、アレクが魔法使いへの距離の詰め方を考えたと言った。


 話しを聞くと最初はアレクがバカなんじゃ無いかと思ったが、アレクの話しを聞くと納得する部分も多かった。


 そして、実際にやって見るとアレクの予想と違ったようだったけど、私は使えると思った。だけど、アレクは使えないと言う。だから使えることを証明するためにアレクと体術で勝負することになった。


 そして、私は初めてアレクに体術で勝てた。私はあの身体強化の仕方をみてどうすれば使えるのかを考えてその考えがはまってアレクに一撃を入れることができた。


 それから1年後、私とアレクはゴブリン殲滅に参加をすることにした。そして、鍛錬を休んでいる時、アレクが森の奥がどうなっているか気になり、アレクと一緒に森の奥に行くことになった。


 そこで、ホーンラビットと出会いアレクは魔物を初めて見たと言った。


 そして、私が魔物を倒したことがあると言うとそこからアレクは鍛錬が終わってもずっとおかしかった。


 私はアレクに大丈夫か聞いたけどアレクは嘘をついた。嘘をあまりつかないアレクが嘘をつくほどだからよほどのことだと思った。


 そして、話しを聞くとアレクは魔物に感情移入してしまったらしい。私はその考えではアレクがいつか死んでしまうと思い言った。


「アレクは優しいから、そんなことを考える。だから、こう考えて欲しい。もしこの魔物を逃したら他の人が沢山死んでしまうと。」


 これは私が初めて魔物を倒しに行った時のお父さんの言葉。私の言葉を聞いてアレクが言う。


「別に俺は優しくなんて無いよ。ただ、大事な人が無事でいればいいと思ってるから。だから知らない人とニノなら俺は迷わずニノを助けるよ。」


 私はアレクにそう言われて顔が熱くなるのが分かり、私はアレクの顔が見れなくて顔を背けた。

(幼い頃の私は時間の積み重ねで徐々にアレクに惹かれていたのだと思う。だけど明確にアレクを異性として認識したのはこの時なんだと思う。)


 私が黙っていたのを不思議に思ったのかアレクが私を呼んだ。このままじゃ顔を見られると思った私は言った。


「なら大事な人が危険な目に遭うかもしれないと思えばいい。」


 私は大事な人と自分で言ってさらに顔が熱くなるのを感じたけどアレクの気持ちが楽になったのならよかった。


アレク視点の時のニノの気持ちとかを分かりやすくするために書こうと思ったのですが、正直に言ってかなり難しいです。


そして、ニノ視点をもう1、2話書くつもりです。



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