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泥酔

作者: 星野☆明美

アルコールを一滴も飲まないのに、脳がアルコールに浸されてゆく。

夜の魔法。

ほわーっといい気分、ほろ酔い加減。趣味の編み物やら小説執筆でハイテンションになって、際限なく酔い溺れる。

やがてやり過ぎでがくんと疲労が訪れる。

頭痛に次ぐ頭痛。

布団まで這っていって、寝落ち。

とりとめのない言葉の羅列。ちょっと覚醒して、何のこっちゃと苦笑い。

朝方嫌な気分で仕事を休む。これは二日酔いか?

「アルコールなくても酔えるぢゃないか!」

病院から処方されている薬をザラザラ飲んで、ついでにビタミンEも飲んで、気休めかしらと首を傾げる。

多分、私、幸せなんだわ。そう思ってじわっと涙ぐむ。精神的不安定。

病院の先生に、アルコール依存性の父親が包丁持って母親を追いかけた話したら、「お父さんも幻覚とか幻聴があったんだろうねぇ」とおっしゃった。

シンナーとか薬物全く摂取してないのに、なんで私には幻聴がいつも聞こえるのかしら?

起きたまま夢を見ているの?人生という夢。なんて幸せ。生まれ変わったらまた自分に生まれよう。

勉強大嫌いで遊びまくったあと、ある日突然勉強大好きになって、学問を追求する楽しさを知った。

私はやりたいこと、やれるだけやって生きている。平和な時勢に生まれて良かった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 『平和な時勢に生まれて良かった』 私もそう思います! よかった!
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