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この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

すべてが見えなくなってしまいそうな君へ

作者:常坂
__僕たちの出会いは必然なんだよ。


 退屈で平凡なありふれた日々を望んでいるどこにでもいるような高校生、椿奏(かなで)は他人には言えない秘密があった。
 それは「一部の人の姿が見えなくなる」という持病のようなものを抱えていることだった。
 そんなものを抱えているがゆえに、現実感を消失し、不安や恐怖、焦りが募る日々を送り、唯一の家族である妹の琴葉(ことは)に対して兄として威厳を示すこともできず、いつも罪悪感を感じて生きてきた。
 高校生活最初の夏休みを終えた新学期のある日、「月並み部」と書かれた紙が貼ってある異質な教室を発見する。
 その教室の真ん中で一人、机の上に座っている同級生の女子・朝霧月那(るな)と出会ってから彼は変わり始める。
 彼女曰く、この教室は勝手に彼女が占拠して、在校生のお悩み相談を不定期におこなっている場所だそうだ。
 「ここに来たということは君が次の相談者なのかな?」「え? いや、別に俺は……」「さあ、どんなことでも話してごらん? 私たちが最高な平凡に至るために」
 これは、何かを抱えることになってしまった高校生たちが月並みの日々に至るための物語。


※基本的にはマイペースに投稿していこうと思っています。でも需要があるなら早めます。
プロローグ
崩れた平凡
2022/05/31 00:03
第一章
01 新学期初日
2022/05/31 20:00
02 異質な教室
2022/06/03 01:28
03 朝霧月那と月並み部
2022/06/05 02:17
04 椿兄妹
2022/06/08 07:08
08 空席
2022/06/18 08:09
09 平凡とはかけ離れた時間
2022/06/19 00:21
10 騒々しい新入部員
2022/06/22 07:29
11 やってきた週末
2022/07/02 00:21
12 トラブル発生
2022/07/09 12:52
14 それはいつも突然に
2022/07/22 01:03
番外編01 家族
2022/07/23 02:41
第二章
18 椿琴葉の独白
2022/08/18 01:31
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