表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/41

2月18日 晴れ

 今日の講義が全部終わった。

 帰り支度を始めると、隣のりょうちゃんも今帰り支度を始めたようだ。珍しい。

 これは最後のコマの講義だから、りょうちゃんのサークルの練習はすでに始まっている時間だ。だからいつも講義終了前に荷物をまとめていて、講義が終わったらすぐに教室を出て行っていた。


「あれ、りょうちゃんサークルは?」

「今日は休み。練習場所取れなくて。」

「そーなんだ。美奈子もバイトないんだよね?」

「ないよ。」

「じゃあどこ行く?」

「ん、なにが?」


 りょうちゃんが不思議そうな顔で言う。


「え、飲みいこーよ。3人で。」

「ああ、そういう…省略しすぎだろ。」

「飲みすぎないでよ? 泥酔したあさみは面倒なんだから。」

「そこまで飲みませんー! あたしは明日のバイト午前からだしね。」

「そ。ならいいわよ。りょう君、おすすめのお店とかある?」

「んー、居酒屋、カクテル多いダイニングバー、イタリアン、スペインバル、お好み焼き、海鮮、蕎麦、天ぷらならどれが好み?」

「うっわ、選び放題かよ。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ