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その10 「依頼」




冒険者以下、全員が勇者に目を向け、勇者がこちらに目を向けてない事を確認し、シアとアシュレを【送還】する。【送還】は、【叡智の異界箱(スマホ)】の能力で、召喚したキャラをゲーム内に戻す事が出来る。この能力は、任意か、キャラの耐久がゼロになると、発動するのだ。

シアとアシュレは確実に目をつけられる。面倒事は極力回避だ。



「(さて、二組のヤツじゃないみたいだし、放置でいいかな。)」



ちなみに、入って来た勇者は男が三人。うちの高校は、一クラス二十人ほどだ。二組全員の名前は、一ヶ月で覚えた。



「よぉ、俺らと遊ぼうぜ。」


「そうそう。」



なんか、女性の冒険者に絡んでるな、とりあえず、出口が開いたし、さっさと出よう。

冒険者ギルドを出て、そのまま町の外へ向かう。外に出たら、直ぐそばにある森の中に入り、誰もいない事を確認。シアとアシュレを再召喚する。



「よし、依頼達成のために、薬草探すぞ!」


「なに誤魔化してるのよ。」


「そうです! ちゃんと説明してください!」


「え? 薬草採取の依頼やろうって、話し合ったじゃん。」


「「そっちじゃなくて!」」



どうやら、誤魔化せないようだ。シアとアシュレに、二人は美少女だから絡まれる事、それの対処が面倒だから【送還】した事を伝えた。



「ふふん。美少女ですか、ついにマスターも、私の魅力に気づいたようですね。」


「美少女……ま、まぁ、とりあえず、納得しといてあげる。」



どうやら、二人共納得してくれたようで、安心、安心。



「とりあえず、手分けして薬草探すか。」


「任せてください! 五分で十分ですよ。」


「じゃ、適当に探してくるわね。」



手分けして薬草を探す。これ、マップ機能使えば、直ぐに終わるんじゃないか。薬草で検索っと、でたでた。じゃあ、さくさく行くか。



「一つ、二つ、三つ、っと。以外と簡単だな。」



普通の冒険者なら、もっとかかると思うけど。スマホバンザイ!



「マスター、マスター、取ってきました!」


「ん? どれど……れ? おい、なんだソレ?」


「キノコです!」


「あぁ、キノコだな。」



シアが取ってきたのはキノコだった。それも、色が、明滅しながら赤、青、黄、白、黒の順で変わっていく。どうみてもヤバいキノコだろ。とりあえず、鑑定してみよう。




■■■■■■



【名称】メルキレホットベラスダケ

【種類】菌類

【等級】不明


≪備考≫

一億年に一つなると言われるキノコ。

この世の美味しさを、全て詰め込んだような味がすると言われ。神でさえ、喉から手が出るほど欲しがる。



■■■■■■




とんでもないキノコだった。え? 美味いのコレ? どう考えても食べたら終わりなキノコだろ。



「マスター、どうですか?」


「うん。探してるのは薬草だけどな。」


「はっ! そうでした!」


「とりあえず、キノコは預かる。」


「はい!」



受け取ったキノコを、アイテムボックスにしまう。いつか使う事になる気がする。



「レイン。薬草は見つからなかったけど、こんなもの見つけたわよ。」


「なにソレ?」



アシュレが持ってきたのは、どくろの形をした何かだ、目の部分に何故か、炎が揺らめいている。とりあえず、鑑定してみよう。




■■■■■■



【名称】骸林檎

【種類】骨類

【等級】不明


≪備考≫

正体不明の骨類の一つ。

食べると林檎の味がする。それだけだが、他に何かあるんじゃないかと、様々な人が日夜、研究し続けている。



■■■■■■




うん。骨類ってなんだ? って思ったけど、正体不明なんだ。とりあえず、アイテムボックスの中に封印しておこう。

アシュレから骸林檎を受け取り、直ぐにアイテムボックスにしまう。この森変なモノが多いな。



「薬草も集まったし、討伐対象を探すか。」


「戦闘ですね! ついに武器としての本領発揮です!」


「ここからが、私達の出番ね。」


「討伐の証に耳とか牙がいるから、潰したり、刻んだりするなよ。」


「「ん?」」



大丈夫かなこの二人? シアはおバカだし、アシュレは力加減知らないし、凄く心配だ。



























「はぁ!」



『ズシァッ!』



「ふっ!」



『グシャ!』



耳、耳、牙、爪。耳、耳、牙、爪。耳、耳、牙、爪。


二人が切り飛ばしたり、叩き潰したりした魔物から、討伐の証に必要な部位を、アイテムボックスにはいっていたナイフで取っていく。



「ウハハハハ! 甘い、甘いですよ! キャラメルチョコレート生クリームましましアシュレちゃん特製パフェより甘いですよ!」


「なにそのパフェ。というか、アシュレ料理出来るのか。」


「まぁね。私と八姫とリムとククルの、四人で交代制で作ってるの。」


「なにっ!? 八姫の手作りだ……と!?」



それは食べねばなるまい。はっ! 『朝は、和食がいいな。』『分かりました、主様♪』まで、想像した!



「なんか、八姫ちゃんに猛烈な嫉妬を覚えました。」


「奇遇ね、私もよ。それと、レインを殴り飛ばしたいわ。斧の部分で。」


「それはシャレにならないから、止めてください。」



討伐の証もだいたい集まったので、そろそろ帰るかな。太陽が真上あたりにきてるという事は、お昼あたりだろう。



「お腹すきましたー! アシュレちゃんごっはーん!」


「はいはい。レイン、アイテムボックスの中に食材と調理器具がはいってるハズだから、出して。」


「ほいほい。」



というか、なんで食材と調理器具が? まぁ、考えてもしゃーないか。スマホの電源をいれてアイテムボックスの中を見る。いつの間にか、『ぷりんフォルダ』が増えてるんだが、アリアか? まったく、勝手に使うなよ、というか、なんで使えるんだよ。


疑問に思いながらも、食材と調理器具をアイテムボックスの中から、捜す事にした。






作「名前だけ登場がさらに二人。」


シ「リムが料理好きなのは、公式設定だったけど。あのククルがね。」


作「そんな事よりアリアの新な情報が! ぷりん好き!」


シ「武器の特定要素にはならないだろ。」


作「何故、アリア情報をたくさんだすかというと、なんとなくさっ!」


シ「うそん。」

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