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その9 「冒険者ギルド」


作「突然ですが問題です。」


シ「本当に突然だな。」


作「今までに出た武器乙女は何人でしょう! (名前だけ含む)」


シ「答えは、後書きで!」




「「「ありがとうございました。」」」


「いえいえ、助けてもらったお礼です。」


「そうそう。レインくんとは、今度ゆっくり話たいな。」


「ハハハハ。まぁ、機会があれば。」



ふぅ。やっと王子様の質問から、解放された。誤魔化すのが大変だった。別の話に切り替えたり、言葉を濁したり、大変だった。まだ諦めてないみたいだけど。

門を出たところで降ろしてもらった。馬車の中で聞いたが、この町は“ホメット”と、いうらしい。特に有名なモノはないが、ここを拠点に、勇者クラスメイト達の情報収集なんかをする事にする。



「それじゃ、わたくし達はこれで。また、会いましょう。」


「またね。」


「はい! また会いましょう!」



正直、もう会いたくないんだが、いつボロが出るか分からない。無駄な危険は避けるべきだ。

とりあえず、冒険者ギルドに行こう。



「よし、行くか。」


「冒険者ギルドね。」


「そう。」


「これは、あれですね! てんぷれ? っていうのがありますよね!」


「あぁ、『お前みたいな若僧が、冒険者なんかやれるかよ! 出直してこい!』みたいなのよね?」


「それです! 楽しみですね!」


「いや、ご遠慮願いたいんだが。」



テンプレなんて面倒なだけだ。普通に冒険者登録を済ませたい。

スマホのマップを頼りに、冒険者ギルドを目指す。五分程で、たどり着いた。



「入るぞ。」



扉を開け、中に入ると。まさしく冒険者ギルドって感じがした。正面には、五つの受付があって、一つに一人、受付嬢っぽい人がいた。受付の右隣には、大きな掲示板があって、紙が貼られている。おそらく、依頼が書いてあるのだろう。左隣は、酒場のようになっていて、厳つい男達が酒を飲んでいた。



「おおー! 冒険者ギルドって感じがしますね!」


「そうね。」


「んじゃ、冒険者登録するか。」



空いている受付が、一番右側だけだったので、そちらに行く。



「すみません。冒険者登録をお願いします。後ろの二人も。」


「分かりました。ギルドの説明は要りますか?」


「じゃあ、お願いします。」



「では、コホン。まず、冒険者ランクですが、1~7。そして、特級まであります。」



「1~3は初級冒険者、4~7は上級冒険者となります。2~3までは、依頼を一定数こなすと自動であがります。4~7は依頼の一定数達成に加え、昇格試験があります。特級には、依頼の一定数達成と、ギルド本部で受けられる『特級昇格試験』での合格が必要です。」



「続いて依頼についてです。依頼は大きくわけて三つ、『採取依頼』『討伐依頼』『護衛依頼』です。他にも、『救出依頼』『偵察依頼』等があります。上級冒険者以上には『指名依頼』と呼ばれるモノもあります、場合によっては断れないので注意してください。」



「次に、依頼の達成報告ですが、常設依頼や、ギルドからの依頼等は、ギルドに直接報告してください。依頼主がいる場合は、依頼主に報告後お手数ですが、ギルドにも報告してください。」



「最後に、『強制召集』と呼ばれるモノがあります。魔物の群れの大規模な襲撃等で発生します。余程の事情がない限り、断った場合は冒険者の称号剥奪と、三年間の冒険者登録禁止となりますので、注意してください。以上です。」


「ありがとうございます。」



成る程。だいたい、ネット小説によくある感じだな。ここは、特級を目指しますか。



「では、登録ですが、ここに一滴血を垂らしてください。」



白いカードが三つ出てきたので、三人それぞれ血を垂らす。

すると、文字が浮かび上がってきた。




■■■■■■



【名前】レイン・タイムズ

【性別】男

【種族】人族

【年齢】17

【ランク】1


『所属クラン』

所属なし


『受注依頼』

なし


■■■■■■



よかった。ちゃんと偽名になってる。本名が出たら、バレる可能性があるからな。あれ? そういえば、シアとアシュレって、種族何になるんだ?

気になったので、確認する。




■■■■■■



【名前】シア

【性別】女

【種族】人族

【年齢】17

【ランク】1


『所属クラン』

所属なし


『受注依頼』

なし


■■■■■■





■■■■■■



【名前】アシュレ

【性別】女

【種族】人族

【年齢】17

【ランク】1


『所属クラン』

所属なし


『受注依頼』

なし


■■■■■■



人族? 人族でいいのか? なんか、隠蔽されてる気がする。まぁ、いいか。武器に変化しても、そういうスキルって事にして、誤魔化そう。



「はい。これで、登録完了です。何か質問はございますか?」


「はい! “クラン”ってなんですか?」


「“クラン”とは冒険者の集まりの事です。二人以上の冒険者同士で、ギルドに申請すると認められます。“クラン”にたいして『指名依頼』がくる事もありますよ。」


「ありがとうございます! マスター、クラン作りましょう!」


「ん? そうだな、作るか。」


「では、クラン名を決めてください。」



ゲームで使ってた団の名前でいいかな?



「じゃあ、〈七星の旅団〉でお願いします。」


「分かりました。」



クラン登録も済ませ、聞く事もないので、受付嬢さんにお礼を言って、掲示板に向かう。貼られている紙は、やはり依頼の紙のようで、受注可能ランクや、依頼主の名前、依頼内容等が書かれていた。



「どれがいいですかね?」


「最初だし、『採取依頼』が無難じゃない?」


「だな。ついでに、『討伐依頼』もこなせばいいだろう。」



受ける依頼を決めたので、さぁ、達成に行こうと思った矢先。



「相変わらず、薄汚い所だな。おい! 勇者様のお通りだぞ!」



テンプレではないが、面倒事がやって来た。さて? どうしようか。






作「答えは四人です!」


シ「シア、アシュレ、アリア、八姫だな。」


作「これからも、少しづつ出していくよ!」


シ「全員出すのに何話かかるかな?」

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