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僕の日常  作者: sold out
崩壊する日常
22/29

3-4

鉄 優子がいった言葉は思いのほか2人を安心させた。

「お2人って本当に仲がいいですよね。幼馴染みって聞きましたけど何年くらい一緒にいるんですか?」


「えーと…生まれる前から両親が仲良くて、生まれたの日も僕たちは近いから今年で17年目かな」少し考えて喋りそう話すと、あってるよね?と透華に聞く。頷いていたので間違いはないだろう。


その後担任の佐々木が入ってくるなり高らかに宣言した。

「お前ら。明後日から3日間オリエンテーションがある。持ち物は紙を渡すからそれをみて準備するように」教室が一瞬静かになる。すると一拍おいてみんなの叫び声が聞こえてくる。

質問をぶつける生徒

嫌がる生徒

嬉しがる生徒…まさに十人十色と言ったところである。

そしていつものように授業をうけ、いつものように昼休みに突入する。


「龍君〜一緒にご飯食べよ?」またまた突然現れた紗絵は龍人の手をとり、歩き始めていた。


「どこいくんですか?」手を握りながら一人でどんどん進んでいく紗絵に対し、疑問を投げ掛ける。


「今日は私の教室で食べたいんだけど…だめ?」したから覗き込むように喋られては、否定はできない。諦めて肯定の意を表すとなんとも嬉しそうな顔をしていた。


「ついたよ。そこの席に座って」教室の中に入ると、鋭い視線を浴びせられる。主に男子から。


「あれ〜紗絵、その人だーれ?」間延びした独特の口調をしている人が聞いてくる。


「翔子。この人はわね、龍人っていって、私の幼馴染みなの」ねー、と同意を求めていたので頷く。新木 翔子。身長152㎝。髪は金髪、目はブルーアイズといったなにもしていなければ外人にしか見えない風貌をしていた。


「へぇーそーなんだー。よろしくね」すると近くにいた女生徒が一気に近づいてきて挨拶をされたので一応返しておく。


「君かっこいいね。彼女とかいるの?」この人は白長 景子。身長160㎝。髪はショートカットで、茶髪。つり目なのが特徴的である。

「いますよ。一応…」苦笑いしながら答えるとみんな納得した表情をしていた。否、一人は違った。


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