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すぅちゃんの1日 そのきゅうじゅう

 夏、それは一夏のあばんちゅーる。

 夏、それは青春の思いで。

 夏、それは過ぎ去りし淡い恋の……。


「むしろ保護者の気持ちがわかる夏だな俺にとっては……」

「どうかしたのですかスオウ?」

「いや、親の気持ちが少しわかったというか、子供というのは何故こんなに体力が有るのだろうか、とか色々と、な……」

「貴方もまだ子供と言える年齢ですが」

「まぁ、そうなんだが……」


 目の前には声を上げて海へ飛び込むアルフやら、楽しげに泳ぐライラやら、王女としての慎みがとかぶつぶつ言うリリス。特に最後、今更お前がそんな事気にするタマかと突っ込み待ちなのだろうかと。


「深く考えないで楽しめば良いのでは?」

「それもそうか、じゃあ俺は向こうの岩場へ行ってくる」

「一人一匹でお願いしますね」

「あぁ、まかせろ。夕方になったらあいつらを陸にあげておけよ、あとアルフとリリスがいるから問題ないだろうが魔獣にも警戒してな」


 そう言っていつもの通り釣り道具一式を肩に背負うスオウ。

 家族連れのお父さんとお母さんの様な気がしたがそれは気にしない事にした。

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