INTRO①
「あぁ~あ、今日も終わってしまうね~」
僕は帰路の中、坂道を登りながら西日を眺めていた。大体今は17時になろうとしている時間帯だろうか。すっかり夕刻で、空はすっかり茜色に染まっていた。
「どしたの? ハテくんがそんなロマンチックなことを言うなんて珍しいね」
横から声をかける1人の少女。僕と同じくらいの身長で長い髪を結ばずに下し、キリっとした鋭い目を、整った鼻、柔らかな唇、目元には涙黒子。願望だけでも十分に美女と言ってもいいだろう。だがそれに留まらない。程々の筋力を感じる長い手足、健康的な肌。ここまで羅列すると、よく耳にする「学園のマ
ドンナ」だとか「高値の花」だとかそういう肩書が出てくるが、目の前の彼女がまさにその人なんだなぁと思っている。
彼女の名前は憧明寺 ケイナ。僕の幼馴染であり、同じ高校に通っている。
「いいや、今日は特に天気がいいだろう。そう思ってここから空を眺めたらね」
「そっか。確かにあそこに戻ったらこんな綺麗な夕日が見れないからね」
「だからね、今日という日の終わりを見納めしていたんだよ」
「見納めって大袈裟なぁ……ハテくんってそんな感性あったかしら?」
「いいや別に」
そんな何気ない会話を繰り広げながら僕らは坂を上る。
おっと、自己紹介が遅れてしまったね。僕の名前は天杖 サイハテ。横にいる彼女、ケイ姉と共にこの坂の下にある並木高校に通っている高校2年生だ。僕はまぁ………極めて普通だ。横にいる華に纏わりつく無個性な虫の一匹と同等のものだ。
ケイ姉には明確に突出したものがあるが、僕にはそれが無いから何をするにしても平均的だ。そう思うと僕という人間は没個性であると思ってしまう。
劣等感とはそれはもう幾分にもあるさ。だけどほら、よくあるだろう。怒りを通り越して呆れるとかそういう感情。それに類似したものだけど、僕は劣等感に苛まれ過ぎて最早それが当たり前のようあるレッテルのようなものになったから今更気にすることがなくなった。
「そう言えば私のクラスにテニス部の大会の助っ人探している話が出てきたんだけど?」
坂道を歩いているとケイ姉が話しかける。
「え? あぁ…その話ね。うんうん、僕のところにも来たよ?」
「その様子だと…また断ったな?」
「…………アハハ~、どうだろうなぁ」
「はぁ………ねぇ、ハテくんさ、前から思っていたけど本当に自己評価低くない? 自己肯定感が低いとでも言った方がいいのかしら? 君ならまぁあの学校だと全国レベルは厳しくともと大会で十分貢献できると思うよ?」
「そうかな…………いや、さすはにそれは話を盛り過ぎじゃないか?」
「う~ん、私はあんまりそうは思わないけどなぁ。ちなみに今年入ってからそういう助っ人絡みの話断ったの何件目?」
「えぇっと………野球、サッカー、バスケ、弓道、剣道、バレーボール、柔道、バドミントン、卓球、ラグビー、そして今回のテニスだね」
さっきも言った通り、僕は何をするにも平均的だ。裏を返すとそれは苦手なことはない。ある程度の範囲まではできるということだ。本当にある程度、並大抵で平平凡凡、僕以上も僕以下もいるほとんど中央値に等しいほどだ。
例えば野球の話をすると、投手も野手もできるにはできる。だが投手の場合は程々に抑えることもできれば、打たれることもある。野手にしても程々に打てるし、打てない。そんなものだ。
この特性はどういうわけでこうなったかわからないが、おかげさまで今のように運動部からの助っ人でよく声がかかる。
「断り過ぎ。私の見る限りハテくんはすぐにこなせるほど飲み込みがいいんだからそれを活かせばいいものを………まさか演技部の助っ人頼んでも断る気? 幼馴染の私の頼みであっても」
「うぐっ……」
ケイ姉は演劇部に所属している。部内でも演技力は長けていて、上級生を差し置いてエースになっているらしく大体の公演では主演かそれに匹敵する準主役ばかりのようだ。
しかしケイ姉も『幼馴染』という言葉を盾にしてきたか………。その言葉は僕に効くね。
「………一考はするよ」
「最近の演劇部はなんだか張り合いがないと言うかなんというか……みんなどうせ私が主役になると思っているから本気でやろうとしている雰囲気じゃないんだよね。だからさ一石を投じるのに君が向いていると思うんだ」
「う~ん、まぁケイ姉の想いだとか考えだとかは理解したよ」
「普通にハテくんなら私に引けを取らない演技ができると思っているわ」
「それは幼馴染補正で加点とかしていない?」
「まっさかそんなわけないわ。そうねぇ………見込みというか期待できるポテンシャルがあると確信しているのよ」
「なんだよそれ」
「………ごめんね、もしかしたら今から言う言葉でハテくんを傷つけてしまうかもしれないんだけど」
「何よ急に改まって」
「ハテくんってさ、本当にちょうどいい真ん中なんだよね、出来高とかそう言うのが常に」
「あぁうん、十分理解しているよ」
「良かった、あんまり傷ついていない」
「そこそこ言われ慣れた言葉だからね」
「そっか……とにかくハテくんという基準があれば、それを超えることで成長する兆しとか見えるんだよね」
「基準……ね」
「ハテくん?」
「いやね、そうやって僕を踏み台にしてどうのこうのって動機で僕を出汁にするのがいい心地じゃないんだよね。昔はそりゃ『天杖を見習え』だ『天杖に負けるな』だのが常套句で、そんなことばかり聞いているとさすがに僕もうんざりしちゃうんだよね………だから、断り続けていたんだ」
「それは………確かにそうね、ごめんなさい、私ったらハテくんの想いを露知らず、デリカシーのないことを言ったわね……」
「いやいや、それを説明しない僕も悪いから気にしないで。こんなこと話せるのは本当に信用できる人に限ってだよ、ケイ姉」
「ありがとう、ハテくん………じゃあその動機抜きで助っ人頼みたくなったら」
「………一考します」
「もー! そこは強気になってよぉ」
そんな他愛もない話をして坂を上っていると、少しずつ街は霧に包まれる。
ここは東京24区の1つ、霧識区。名前にもあるが本当に霧の多い街で、僕らの今住んでいる場所は特に霧の深い倫霧町で、坂を上った先の一帯がこの町である。この霧は工場の排気ガスとかそういう汚染でできたものではなく自然由来の無害なものである。無害とは言ったがそれは一部を除いてになるのかもしれない。例えば視界だ。日によってまちまちだが、今日は特に濃い日だ。まったく見えたもんじゃない。まだ夕日が沈むころだというのに既に街灯が点灯し、それが目印などの役割を担っている。またここ白日町は霧の濃さによって安定していないこともあり車などの運転も原則禁止となっている。バスも走ることはないし、自転車でさえ乗ることもできない。強いて言うなら緊急車両が速度制限で走れる程度だ。だが、例えばこの近辺で事件事故災害だなんて起きてしまったらさぞ大変なんだろうなぁとは思ってしまう。僕らはここに住み始めて2年目になるが未だにそのケースに直面したことがないから、この町は健康健全で治安も良いんだなとは思っている。
「しかし今日は一段と霧が濃いね……朝こんなだった?」
「朝はいつもくらいで視界も良好だったわ」
普段の僕らの登校は住んでいる場所から徒歩で坂道を降り、最寄りのバス停から乗車して通学している。帰りはその逆になる。
今はこうやって一緒に帰っているがそれはだいぶ稀な方である。
さっきも言った通りケイ姉は演劇部に所属しているが一方の僕と言えば帰宅部だ。僕は基本的に放課後になれば余程のことが無い限り寄り道せず直進して帰宅する。演劇部の練習もだいぶ本格化すると19時を過ぎることもある。最初の頃はケイ姉を待っていたが、彼女から無理に待たなくてもいいというお達しを受けてからはそれを鵜呑みにして、彼女の部活が無い日くらいしかこうやって一緒に帰る機会が無い。
寂しさについては、どうせ彼女と帰る先が一緒でバラバラに帰るとて数時間後には会えるのだからそこまで気にすることでもない。
霧の多い住宅街を女の子一人歩かせるのは危険か、だって?まぁ確かにその通りかもしれない。だけどまぁケイ姉は大丈夫だよ。
彼女は過去に役作りのために武術を心得たとかで合気道、空手、カンフー、ジークンドーなどを真似事程度にこなし、それらを軽めの護身術として使っている。僕なんかがいたところで大した変化はないし大丈夫でしょうとは思っている。むしろ僕は彼女に比べたらひ弱だからね。自身の劣等感と彼女への頼で形成された日常だ。
しかし今日は。
「にしたって今日は一段と霧が濃いよ」
「ええ確かに。でも本当に良かったわ、今日はハテくんと一緒に帰る日で」
「ケイ姉1人でもこの霧だったら大丈夫だろう?」
「それはまぁ………ね。でも視界が良くないから、うっかり電柱とかに頭ぶつけたらどうしようって心配になって」
「ないない、ケイ姉に限ってそれはない」
「何? 私が石頭だからぶつけても平気だって言いたいの?」
「そんなわけじゃないよ。ケイ姉はそんなに鈍くさい人じゃない、そんなミスはしないっていう僕の信頼だよ」
「はぁ~ん、一丁前に良いこと言った気になって~」
「そんなつもりはないよ………」
ため息交じりに僕はそう言いながら歩みを進める。
霧の中、今どのあたりを歩いているかすら怪しい。このあたりに住み始めてから2年目に差し掛かろうとしている頃であるが、全くこの土地を覚えていないわけではない。ただその日ごとの霧の濃さによって今どのあたりにいるのかが曖味になってしまう。
現時点、僕は今どの辺を歩いているかちょっと不安ではある。本当に目安になるのが坂道越えて平坦な道に入ったところで見た電柱の数を数える。本当にこれしか確認する術がない。
「そろそろかな」
電柱の本数が目指す場所の数に近くなってきた。
「あぁ、あったあった!いやすごいね、建物の上の方とか全く見えないじゃん。かろうじてロビーが見えるくらい」
ケイ姉が指さした先にあるのは少しシックなカラーのマンション。名前は【マンション・ワルツ】。
今僕とケイ姉はここに住んでいる。わざわざこんな霧の街に来てまで生活をしているのかと言われたらそういう訳でもない。ここに住まされている、というべきなのかもしれない。ここは政府が管理している建物。
一応オフィシャルには超高級マンションということになっている。そして空き部屋があるにも関わらず満室という扱いになっている。
こうやって聞くと、立地といい理由といい、少しロイヤルな監獄にも思える。だけど強ちそれは間違いでは―――まぁ今はそのことを置いておこう。これについては後程語るとする。
とりあえず僕らは【マンション・ワルツ】の中に入る。もちろんエントランスに入るためには鍵が必要で電子ロック式だ。鍵がいると言ったがカードキーとかそういうものはない。ただ玄関前に立てばよい。玄関前に立つとセンサーが認識して自動的にドアが開く。しかもこの機能の優れているところは二人以上でも同時に入ることはできるが入居者以外を連れてくるとエラー音が鳴り醤き、開扉しない仕組みになっている。僕らだけをここに入れる点では本当に徹底しているなあ。じゃあ宅配とかはどうなるんだ? それもまた追々話そう。
例に漏れず今日も何事無く、僕らはエントランスを抜け、共有ロビーへ着く。
このロビーはまぁ談話室みたいなもので、高頻度で誰かがいる。
「おう、お二人さんお帰り。そっかもう夕方か」
今日も誰かがいた。声をかけたのは僕らよりも背が高い男性で、ケイ姉並みの長い髪を後ろに結ってポニーテールみたいにしている。また顔の右側には黒い刺青があり蔦のような曲線が数本、その節々に葉が生えている模様だ。黒いアロハシャツを着て、白のパンプスを履いているが、そこからかすかにタバコとコーヒーの混ざった匂いがする。右手にスマホ、左手に缶コーヒーを携え椅子に座っていた。
そんな彼の名前は釘宮 フシギさん。都内の一途大学に通う大学生3年生、学部は経済学部だ。
サークルに入っているとかそういう話は聞いていないが、バイトはやっているとのこと。
「あれ?今日って火曜日だったような………確か今日は遅くまで講義があるとか言ってましたよね?」
ケイ姉が尋ねる、するとばつが悪い表情で苦笑いをしながら。
「あぁ……あはは、自主休講ってやつだよ」
「なるほど、サボりですか………」
「まぁまぁいいじゃないか。お前らも大学に進学したらわかるからよ、自主休講する意義がよ」
「少なくとも私はフシギ先輩みたいな大学生にはなりたくないですね~。ね、ハテくん」
「う~ん………」
「ん? なんだサイハテ、お前は進学希望じゃねぇのか?」
「悩んでいるところ、ですね……金銭面とかそういう意味で」
「まぁその手の話題になるとな、お前の事情を踏まえると多少の尻込みもするか、そっかそっか。とはいえ、今は金やらなにやら、制度も充実してるし、働くときに無名でも大学に出ただけでそこそこは優遇されるぞ?」
「そうですよね、うん、わかります。ただ前に進路相談したとき、大学に行って何したいかなんてこと聞かれて、僕にはこれといって学びたいことや興味のあるものないから余計行く意味がわからなくなってきたんですよね」
少し頭の中で進路相談の様子、先生と二人きりの気まずい空気感を思い出して胸がキュッと縮こまる思いになる。
「んなこと入ってからでもいいじゃんよ。俺なんて最初は経済に全く興味が無かったけどよ、学んでいく中で資格とかに関心持って今じゃ二足のワラジで勉強中だぜ?」
「そんなうまくいきますか?」
「うまくいく、ねえ。まぁ確かに俺の場合はうまくいったパターンなのかもしれない。ただな、別に経済学部に入ったからって経済の事ばかり勉強しているわけじゃないんだぜ」
「あぁ、そういえば私も前に私立ですけど、条醒大学のオーキャンに行ってきましたけど、専門とは別に外国語とかの単位を取らないといけないって話を聞きました。そっちでもそうなんですか?」
ケイ姉が食い気味に聞く。
「そうだぜ。まぁそこは結構海外関係で有名な大学だからある意味例外的だが、外国語とか言っても、英語だけじゃねぇんだ。中国、韓国、フランス、ドイツ、ロシア。まぁ鉄板ものだけどその中から選んで学ぶんだぜ」
「ちなみにフシギさんは?」
これは僕の中の単純な興味だ。ケイ姉は進学に積極的だから去年からオープンキャンパスに行っているようだが、僕はまったくそういうのに行ったことが無いから目の前の大学生である、まぁ他にも大学生の住民はいるが、一人の先輩の日常を聞ける機会でもあると思った。
「俺か? 俺は韓国語学んだ」
「なんか意外というか………」
ケイ姉は腕を組んで訝しげな顔をする。
「俺こう見えて韓ドラが好きでよ、いつか行ってみてえなぁと思ったんだよ、ほらいわゆる聖地巡礼ってやつ。そんな軽い気持ちで学んだって感じだけどな」
「余計意外、いやフシギさん韓ドラ好きなんですか?」
「まぁな。サブスクで見れるは大体見たし、随時配信の作品もリアルタイムで追っているほどだ」
「えっと…それで学んだ成果はどんな感じですか?」
そんな軽い気持ちでがっつりと学べるのかという些細な疑問。
「ペラペラ………って程じゃないが、それなりに読み書きはできるようにはなったぞ」
「へえ~。でも本当に色々と学べるんですね」
ケイ姉がまとめるように言った。
「そういった意外なところから興味がわいてくるもんだ。些細なことでもな。だからとりあえず進学について前向きに考えてもいいんじゃないか、サイハテよ?」
釘宮さんの話を聞いてすごく心が動いた、というわけではないが、僕が大学進学について尻込みしているのは何かにつけてそれが柵になっていることを言い訳にしているのかな。とそうと思うようになった。
「まぁ、一考はします。まだ『悩んでいる』の段階なので」
「ははっ、すっげ~偉そうに言ったが最終的にはお前さんの人生だからなぁ、うんうん、若く悩むのはいいことだ」
「フシギさんって私たちとそんなに歳離れていませんよね?なんかジジ臭いですよ?」
「はっ、余計なお世話じゃい」
そう言って釘宮さんは缶コーヒーをグイっと一気に飲み干した。
「そういえば今日って他の方たちの出入りってどうなんですか?」
僕らのいる【マンション・ワルツ】はこんなにも大きいマンションだが住んでいるのは僕含め14人。
年齢も性別も身分も全然違うが、お互い親しく良好な関係を気づいている。僕とケイ姉、あともう二人が同い年で 14人の中では最年少になる。残り全員は年上だ。けれど釘宮さんはじめ、他の方々もとても良くしてくれる年上の知り合いだ。自分自身、年上との付き合いに慣れていない分ここでの生活は最初こそ不安があったが今は充足している。
「あぁちょっと待って思い出し中。えぇっと……焉堂はまだ帰ってきてないあ。あとは仇智か、アイツもまだだったかなぁ」
今釘宮さんが挙げた2人が件の同い年の2人だ。
「ちょっと待って、フシギさんここにどれくらいいたの?」
ケイ姉は僕が聞こうとしたことを先陣切って言う。
「あぁ~……1時間近くはいたとは思う」
「コーヒー片手にスマホをいじって1時間。部屋でもよかったんじゃないですか?」
「バーカ、そしたらアンタらをお出迎えができねえじゃねぇかよ」
「そんな..…フシギさんが私たちのために♡♡♡………だなんてトキメクはずもないんですけど」
ケイ姉が声色を変え、いかにも臭い演技をする。さすが演劇部のエースだなとは感心している。
「そりゃあ残念。話を戻して、えっと焉堂と仇智までは言ったか。あとは……あぁ写録さん、舌禍さん、歌書、黒羽根先生、財部さんは仕事だな。舌禍さんはもう数時間したら帰ってくるだろうが、他は知らん。独楽澤さんは相も変わらず放浪中だし、博兎の姐御も仕事と称したアレをだろう。多々羅は恐らく奥のアトリエに籠りっきりで、君崎さんは特に見ていないが、多分ずっとここにいるんじゃないか?」
「つまり外出した中だと僕らが一番乗りってことですね」
「そゆこと」
そんなことを話しているとエントランスのドアが再び開いた。
ということで突然ですが新作です。
まぁ一応構想は練っていたし、42人の教室終わったら書き始めようと思いましたが、二足の草鞋で書くことにしました。
この物語は過去に構想を練っていましたが、設定等は大幅なブラッシュアップをして書いているので新鮮な気持ちで書きたいなと思っています。
この作品も42人の教室同様、名前をカタカナ表記していますがもちろん漢字はあります。
今回はこの話に出た3人のフルネーム漢字表記を置いて締めます。
あまり長くならないとは思いつつ、若干見切り発車で始めましたがよろしくお願いします。
天杖 才果
憧明寺 憬奈(ケイ姉はケ↓イ↑ねえです)
釘宮 付志義