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異世界育児  作者: 葉山 友貴
第一章 育児奮闘・開拓編
11/91

10話 覚醒

 異世界生活 35日目。


 怪しげな薬を買ったことをカザンに伝えると、魔石の無駄だと馬鹿にされた。

 気が付けば、この世界に転移してから一カ月が過ぎたのか。


 この期間に起こった出来事が濃過ぎて、体感ではもっと過ぎているような感覚だ。


 んー何か忘れている気がする。なんだっけ?何とかミヤ…


 そうだ!『お宮参り』だ!

 色々あってやってなかった!


 お宮参りとは、生まれて一カ月くらい経った頃、神社に参拝し、長寿と健康を祈願してもらう行事だ。

 その際には、掛け着と呼ばれる赤ちゃん用の着物を着せて、母または祖母に抱っこしてもらう。


 既に一カ月以上経っているが、やらないよりは良いだろう。

 この世界にもそういう健康を祈願する行事って、あるのかな?

 村に神社はない。寺もない。墓はあるが、共同墓地的なところへ埋蔵されて終わりだ。死後の世界や、命に対する感覚が異なるのだろう。

 町には教会があるという話だが、信仰する神はいるのか?


 困った時はアンナさんに相談してみよう。カザンは大雑把だから、こういう案件には不向きな気がする。


「この村に茜の健康を祈願する行事はあるの?」


 朝の訓練ついでにカザン宅まで行き、アンナさんに聞いてみた。毎日通ってるおかげで、アンナさんとも仲良くなってきた。実家のような居心地のよさである。


「生まれて一カ月の行事はないわね。 五歳になったら、お祝いはするけどねぇ」


 なんでも、この世界の赤ちゃんは体調を崩したり、病気になり易く、死亡率が高い。

 そのため、ある程度丈夫になって安定する五歳まではお祝いをしないのだそうだ。確かに医療が発達していない世界ではそういうこともあり得るのか。

 そんなの悲しすぎる。

 茜はやりたいな。たとえ親のエゴだとしても。


 この村で生活して分かったことある。

 高齢者が少ない。

 病院も無ければ、薬や衛生概念も乏しい。

 そんな場所で生活していればちょっとした怪我で命を落とすこともあるだろう。

 町や王都では違うのか?

 この村に取り入れることが出来るのか。出来ることなら変えていきたい。

 一度、見学に行ってみたいものだ。


 それはそうとまずは、茜のお宮参りだ。

 カザンとアンナさんはこの世界で、俺にとっての両親みたいなものだ。

 この二人にはぜひ参加してもらおう。

 あと、マリアさんの息子くんも同じくらいの月齢だったはずだ。後で、誘ってみよう。

 あとはお宮参りをする神社と『掛け着』だが、どうしようか。


「その掛け着ってのは、柄が綺麗な服のことなのね? こんなのはどうだい?」


「おー!綺麗〜」「う〜♪」


 アンナさんは家の奥から色鮮やかな服を引っ張り出してきた。茜も心なしか気になってるみたいだ。


 綺麗な赤で茜に似合いそうだと話していると、次の瞬間、服を裁断し、あっという間に赤ちゃん用の羽織りを作ってしまった。


「これは魔物の皮なんだけど、きれいだろう。 もう着ないからあんたにやるよ。 今は仮縫いだから、もう少ししたらおいで。 完成しといてやるよ」


 アンナさんはそう言って黙々と作業に取り掛かる。

 俺のわがままなのに…本当にいい人だ。

 この二人には、この先もずっと頭が上がらないな。


 村に神社や教会はないから、お宮参りは村の広場でやることになった。

 ビクトルさんから、魔石三個で町の教会で行われている祝福の言葉を教えてもらった。


 本番はカザンに読んでもらおう。

 俺が命の恩人だ、嫌とは言わせない。


 マリアさんを誘ってみたところ、「あら素敵ね」と、二つ返事で参加することになった。



 準備期間はあっという間に過ぎて、今日は待ちに待ったお宮参りの日だ。

 物珍しさからからだろうか、広場にはひと目見ようと、村人達が集まってきた。


 祝福の述べる進行役を、カザンに今しがた頼んだところだ。苦い顔で引き受けてくれた。

 狩人候補のときのお返しは大成功だ。


 カザンは高台に登り、広場全体を見渡し、息を大きく吸い込む。


「恵みあふれる聖スピカ

 私達の祈りはあなたと共にあります

 罪深い私達を厄災よりどうかお守りください

 神の母聖スピカ

 払い清めたるお力をどうか

 罪深い私達のために」


 たどたどしい口調で祝詞(のりと)を最後まで読み上げた。


 茜は、アンナさんに抱いてもらっている。

 掛け着も綺麗だ。

 鮮やかな赤が茜にバッチリ似合っている。

 さすが、アンナさんだ。


 俺たちの隣には、息子を抱いたマリアさんがいる。

 カザンの祝詞を目を瞑りながら、聞いていたようだ。

 ウルフもおとなしく俺たちの足元に座っている。


 視界がぼやけてきた。


 涙があふれそうになる。

 彩夏にも見せてやりたかった。

 掛け着を着せた茜を抱かせてやりたかった。

 そんな家族の写真を撮りたかった。





 少し落ち着いてきた。


 それにしても不思議な祝詞だ。

 教会が信仰する神は、聖スピカ?ってのは理解できた。

 罪深い私達という単語が2回も出てくる。

 私達というのは当然人を示すから、過去に神に対する行いを謝罪しているようにも思える。

 今度、町の教会でその辺も聞いてみるのも面白いかもしれない。


 何はともあれ、これでお宮参りは終了だ。

 お参りが定着してくれると、嬉しいな。

 やっぱり子供の成長と、行事ごとはあった方がいい。

 この先何があったとしても、思い出には残るから…。







 数日後、カザンが魔の森の偵察から帰ってきた。

 なんでも最近、魔物の動きが活発化してきたらしい。

 しかも、魔の森だけではない。

 ビクトルさんの話では他の地域でも同じように魔物が狂暴化して人を襲う事件が多発しているらしい。物騒な世の中だ。


 魔物が活発化してから魔の森に入るのは危険だ。暫くは森に入れないだろう。

 本格的に魔物達が騒ぎ出す前に、カザンと手分けしてヒマカの実を集めることになった。

 今のうちに備蓄する算段だ。

 


 カザンや村人達の心配を他所に俺は浮ついていた。


 ついに狩人デビューだ。

 これで俺も一人前になれたかな。


 ウルフもフンフンと気合いを入れている。

 どうやら着いてくる気だ。

 訓練に毎日参加していたし、ウルフの鼻は俺よりも頼りになるとのことで、あっさりと同行許可が降りた。

 なんだか悔しい気持ちになる。


 武器の手入れをして、必要なものをポーチに詰め込む。

 前にカザンからもらった装備一式も忘れずに身につける。


「見た目だけは立派な狩人だな。 師匠として鼻が高いぞ。ガハハ」


「余計なお世話だ。今に見てろよ」


 先に広場に到着していたカザンは、俺を見て豪快に笑う。

 広場には村人達が見送りに来ていた。

 心配そうな顔のマリアさんを人だかりにの中に見つける。


「師匠、うるさい。

 では、みなさん行ってきます! ヒマカの実をたくさん採ってきますからねー! マリアさんも楽しみにしててくださいね。 あと茜をよろしく頼みます」


 俺は手を振りながら大声で宣言する。

 みんなに背を向けて走り出し、カザンよりも早く村を出た。走り去る背中で、激励の言葉を受け取った。







 魔の森に到着した俺たちは、順調にヒマカの実を集めていた。

 ヒマカの実がなる『木』を見つけるにはコツがいる。

 この木は魔素が濃いところに生えるが、この木の周りにはなぜか魔物が()()()()()

 そのため、魔物の足跡や糞などの形跡がない方へ進むと、見つけられるのだ。野営のときは、この木の根元で一晩明かすことが望ましいとされている。そういえば、魔の森から辺境村に向かう時に一晩過ごした木もこんな形だった。あれがヒマカの木だったのか。



「おい!守っ! 奥に行き過ぎだぞ!戻ってこい」


「まだまだ!俺の方が多く集めてるから、焦ってるんだろ?」


「ったく、しょうがねないやつだな…。俺が、負けるとでも思ってるのか!」


 変な競争意識が芽生えていたし、今回の遠征で大量に実を集めたいと焦っていたのかもしれない。

 何度も森に足を運んでいるカザンは、驕りもあったかもしれない。

 カザンと俺は、気が付けば森の中部に差し掛かっていた。

 実際に中部に生息する魔物であれば、二人でかかれば負けることはない。

 結論から言えば、俺達は油断していた。



ーーベキ、ベキ、ベキ


 大木を押しのけて、薄暗い森の奥から鋭い眼光がこちらを覗いていた。


 目が…あってしまった。


 片目に傷を負った大きな熊のような魔物だ。

 全身は見えないが、それでも相当な大きさであることは想像できた。

 突然の出来事に、恐怖で体が硬直する。


ーーーバオォオオオオ!!


 大気が震える。

 本能的に勝てる気がしない。


「ビ、ビックベアだ!

 しかもこいつだ!マリアの旦那をやった奴だ!

 全力で逃げろッ!」


 カザンが叫ぶ。

 こんな巨体、カザンとウルフの索敵に引っかからずに近づけるのだろうか?

 そんなことが一瞬、頭をよぎったが、次の瞬間には無我夢中で走り出していた。


 先頭はウルフ。

 速い。

 障害物を物ともしない。

 気を抜くと、見失いそうだ。


 殿(しんがり)を務めるカザンは走るスピードを落とさずに、器用に後ろ向きに矢を射る。

 しかし、矢はビックベアの体毛に弾かれ、効いてる気がしない。


 ビックベアは大きな巨体にも関わらず、信じられない速さで俺たちを追跡してきた。

 手を地面につき、ライオンのように獲物を追い回す。

 この場では、間違いなくアイツが狩人だった。

 障害物が多い森の中では、四つ足に軍配があがる。


 徐々に距離が詰まりつつあった。

 このままではいずれ追いつかれるだろう。

 何か手を打たなければ。


 必死に打開策を考えていると、カザンが矢を打つのをやめ、体をビックベアの正面に向けた。


「俺が時間を稼ぐ。俺一人なら逃げ切ってみせるさ。

 最後に見とけ。この師匠のかっこいい後ろ姿を。



 …バカ弟子。村を、みんなを、頼むぞ…」


 呟くような最後の一言は師匠として最後の言葉だったが、守の耳には届かない。


 それから腹を括ったカザンの本気は凄かった。

 四方八方から矢の雨がビックベアに降り注ぐ。


「カザン! そんなことできる訳ないだろう!」


「馬鹿野郎! 早くいけ! 足でまといだ!」


 ビックベアはカザンの猛攻で、一時的に足を止めていた。


 ビックベアは本来なら森の深部にいる魔物だ。

 中部のいるのはおかしい。

 前回出没したときも討伐隊が捜索にあたったが、見つからなかった。

 こいつの存在を誰かが村に伝えなければ、村が危険にされられるかもしれない。


 一瞬、茜の寝顔が頭をよぎる。


「くそッ!! カザン!!待ってろよ!!」


 逡巡の後、カザンに背を向け、走り出した。


「それでいい…」


 カザンは誰に話しかけるでもなく、そう呟く。




 森を進むと、ウルフが待っていた。


 俺は急いでウルフの首輪に、ビックベアの出現を殴り書きしたメモを挟みこんだ。


「いけッ! 村のみんなに知らせるんだ!」


「ワンッ!!」


 ウルフは一度、振り返った後、再び走り出した。


「それでいい」


 ウルフなら戦闘を避けて、村にたどり着くことができるだろう。頼んだぞ。


 心の中で、彩夏と茜に謝罪する。


 カザンは父親のような存在だ。

 あんな思いはもう沢山だ。

 これ以上、誰も死なせたくなかった。





 先ほどの場所まで戻ると、カザンはまだ戦っていた。

 矢は尽き、必死に鉈で切りつけているがビックベア体毛に弾かれていた。

 それでも、何度も向かっていっていた。


 カザンの左手の指が不自然な方向に曲がっている。

 脇腹からは、おびただしいほどの出血だ。


「カザン!」


「守ッ!? なんで戻ってきた!?」


 声をかえると、鬼の形相で振り向かれた。


 理由なんてシンプルだ。

 ただ、死なせたくなかった。


「ここからは、師匠と弟子の共闘だ!」


 矢を矢筒ごとカザンに放り投げる。

 俺よりもカザンが射た方がずっといい。

 と思ったら、左手を負傷していたんだ、しまった。


「全く、師匠使いの荒い弟子だ!」


 カザンは、苦笑した。

 歯を食いしばり、無理やりゴキゴキと指を正常な方向に戻す。

 相当痛そうだ。


 ビックベアが俺に狙いを定め、襲い掛かる。

 冷静に身をかがめると、頭の上を剛腕が通り過ぎた。

 あの鋭い爪にかかったら俺の防御を突破しかねない。


 カザンの矢の援護を受け、奴の懐へと潜り込む。

 みぞうちに全力で拳を叩き込んだ。

 複雑な攻防なんてできない。

 俺はただ基本を愚直に繰り出すだけだ。

 何度も反復練習した型、体が覚えている。


 ビックベアが一歩、二歩と後ずさる。


「よし、効いた!」


 追撃をかけようと距離を詰めたとき、ビックベアの顔が見えた。



 笑っている?



 やられた。こいつは知性がある。

 効いたのではない、誘い込まれたのだ。



 突然、大きな背中がビックベアの攻撃を遮る。


 カザンだ。

 次の瞬間、大きな衝撃が体を襲う。

 


 二人同時に吹き飛ばされた。

 体を起こすと、カザンはピクリとも動かない。


「カザン!」


 息はある。だが、意識を失ったみたいだ。

 しかし、早く手当てしないと、本当に死んでしまう。


 俺は、ビックベアに向き直り、ポーチからある薬を取り出した。


『全部飲んだら死んでしまうかもしれない』


 ビクトルさんはそう言っていた。

 でも、いい。


 ここで逃げるくらいなら、死んだほうがましだ。


 一気に喉の奥に薬を流し込む。


 すると、すぐに効果は現れた。


 力が…、溢れてくる…。

 これならいける。


 ビックベアが俺を潰すように頭に爪を振る。


ーーガキン


 俺は、左腕で受け止めた。


 右掌をきつく握りしめる。


「歯を、食いしばれよ」


ーードゴン


 ビックベアは本能的に両腕で防御に徹するが、その巨体ごと吹き飛んでいった。大きな音を立てて大木にぶつかり、止まった。起き上がる気配はない。


 俺は悠然と歩いていき、片手で巨体を持ち上げる。

 先ほどとは打って変わって怯えた表情を見せるビッグベア。今更謝ったって許さないからな。


 それからは一方的な展開だった。

 顔、全身を殴打する。

 それにしてもビックベアの耐久力は高い。

 容赦ない猛攻のつもりだったが、決着はついていない。早くしないと薬の効果が切れるかもしれない。焦りから単調な攻撃を繰り返してしまう。



 そして、時はきた。



「うッ…ぐッ」


 そろそろ終わりに差し掛かっていると感じていたところで、急に体の力が抜ける。

 視界がグルグルと回り、立っていることも難しい。


 あの薬の効力が切れたか?


 俺が膝をつき、肩で息をしていると、ビックベアはフラフラと立ち上がり、こちらの様子をうかがっている。

 こちらの不調に気づいたらしい。

 全く嫌になる。

 あと少しだったのに神様は厳しい。諦めるつもりはないけどね。やれるだけやってみるさ。




 攻守交代だった。


 俺はすぐには殺されず、仕返しかのようにいたぶられ続けた。


 どれくらい経ったのだろうか。

 腫れた目をうっすら開けたところで、聴き覚えのある鳴き声が聞こえてきた。


「ヴー、ワンワン!」


 一匹の犬である。


 ビックベアと比べると余りにも小さい。


 それでも、何十倍もの大きさの相手に勇敢に立ち向かっている。


「ウルフ…なんでここに?」


 一歩も引こうとしない。


 すると、その勇気に応えるように、ウルフの体から淡い光の粒子が立ち上り始めた。


「あれは…、タレン、トの覚醒だ…」


 意識を取り戻したカザンが言った。

 声がかすれて聞き取りにくい。


 後天的に、しかも動物がタレントに目覚めることがあるのか?



ーーワオオオォォォォーーーン!!


 それは、まるで、狼の遠吠えのようだった。


 光の粒子が濃くなり、ウルフの体全体を包みこむ。


 次の瞬間、そこに現れたのは、巨大な『白銀の狼』。


(マモル、こいつはボクに任せろ! カザンさんと避難してくれ)


 頭に直接、響いてくる。


(お前、ウルフか? 変身すると、会話できるようになるのか? いや、話してはないから念話か?)


(よく分からないけど、そうみたい。 それよりも、早く! ここにいると危ないよ!)


 重い体を引きずり、カザンと身を寄せる。


 ウルフは地面を蹴ると、一瞬でビックベアの元に駆け寄った。

 ビックベアの方が大きいが、スピードは比べ物にならない。


 強い。

 あのビックベアが相手にならない。


 ビックベアの捨て身の一撃を躱すと、カウンターのように首元に噛みついた。


 抵抗が徐々になくなっていき、体が弛緩していった。



 決着だ。


 俺たちは生き残ったんだ。


 それからの事は、記憶が曖昧だ。

 なぜならビックベアの最後を見届けると、俺もカザンもその場で気を失ったからだ。


 ウルフは俺たちを背に乗せると、森を出た先で待機していたビクトルさん達と合流した。

 この時、ビクトルさんは白銀のウルフを見て死ぬかと思ったらしい。

 

 ウルフは俺と別れた後、ビクトルさんに偶然出会い、ちゃんと俺のメモを渡していた。

 ビクトルさんは心配で、森の入り口まで来たところだったそうだ。


 どこまでも優秀な犬だ。


 そして、今回は命の恩人ならぬ命の恩犬だな。

 秘蔵の高級ドックフードを開けてやらねば。








 木陰から先の戦闘を見ていた者がいた。


「見つけたぞ。 なりそこないの勇者よ…」


 そう呟くと、森の深部へと歩いていく。

 魔物達はその者が近づくと、(こうべ)を垂れ、道を開ける。

 絶対的強者の風格であった。





異世界日記 45日目

無事、お宮参りを終えることができた。村に定着する行事になることを祈る。

各地で魔物が活発化してるらしいので、ヒマカの実を貯えに着た。

カザンさんには因縁のビックベアと遭遇した。

死力を尽くし、なんとか倒した!(ウルフが)

これでマリアさんの旦那さんも少しは報われるといいが。


 やっと戦闘になりました。戦闘の描写は難しいですね。

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