第7話零の技
零が技を使うと男達の周りに囲むように桜の花びら舞いはじめた。
「なんだこれ⁉」
「なんか知らねえがやべえぞ!早くここからでねえと」
「ダメだ!さっきから出ようとしても弾かれる!」
「どうなってんだこの桜はよお!」
男達も危険を感じて逃げようとするがちょっとやそっとではこの高速で舞い続ける桜の花びらからは、抜け出すことはできない。だがこの技はこれで終わりではない。
翠月の周りから桜が舞いはじめた。
「おいてめえ何するき、だ、がはっ」
男がそう言った直後。...男達全員が切られたことにも気づかず倒れていた。
こうして男達を無事撃退することに成功した。
さっきまで戦っていた二人がこちらにやってきた。
「助かりました。さすがに、二人で十人を相手にするには少しきつかったので。」
「それよりもさっきの技は何よ!気づいたら全員倒れてたんだけど!。」
「あああれは刀術の一種で俺が作った技の一つだ。」
「なるほど。...ってなるわけないでしょ!何よ作ったって。」
「刀術を極めようとした時にたまたまな」
「たまたまな訳ないでしょ!...はあもういいわ。とりあえず助けてくれてありがと。あなたのおかげで楽に倒せたわ。私は紅月紅葉んで、こっちが。」
「霧宮青刃です。」
「俺は赤口零ギルドを探しているとちゅうに声が聞こえてな。ピンチのようだったから助けただけだ。」
「ああギルドを探してたんですか。お礼といってわなんですが。私達が案内しましょう。」
「本当か!?助かる」
これで身分証が作れる。
「それぐらいいいわよ。私達だって助けてもらったんだから。」
そして俺は、紅葉達と一緒にギルドに向かって足を進めた。
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