第10話零の能力判定
「それじゃあ、この水晶に手を置いてちょうだい」
「わかった」
水晶に手を置くと、水晶が綺麗な輝きを放った。
「えっ、この輝きはいったい何ですか⁉」
「さあ?、私も初めて見たわ...っふふ面白いわ。どんな力なのかしらねぇ。」
青刃は驚いていたが、レイナは...なんか怖かった...
輝きがおさまると、水晶から一枚の紙が出てきた。
レイナは紙を素早くつかむと紙に書かれている内容を確認した。
「どれどれ~....えっ?何これ?」
レイナは紙を見て驚愕していた。
「それで紙には何が書いてあったんだ?」
「これは....予想以上だったわ。見てみなさい。」
レイナに手渡された紙に書かれていたのは...
[技術]
武器術レベル500
知力レベル500
武術レベル500
統率力レベル500
料理レベルエラー
基礎能力レベル500
魔力レベル無限
魔術レベル500
体力レベル500
腕力レベルエラー
筋力レベルエラー
速さレベル500
精神力レベルエラー
耐久力レベルエラー
[固有魔法]
断絶·必中·コピー·譲渡·復元·ウェポンマスター·聖女·略奪·狼王
[無属性魔法]
身体強化❴全❵·探知❴全❵·翼❴全❵·スモーク·契約❴全❵·リンク❴全❵·念話❴全❵
「....こんな数値初めて見たわ....」
「....これ、レベルも全部ギルドマスターを超えてますよ。」
「だから驚いているのよ。」
「これは、そんなに凄いのか?」
「......そうね、零にこの世界の常識を教えてあげるわ。....まずこの世界には、自分の能力にレベルがあるの、
一般的には、レベルが10もあればすごいと言われ、レベルが50を超えれば、超人と呼ばれるほど強いということよ、この世界のレベルの最高は500が最高と言われてるんだけど...これは、まだ上があるわね。というかエラーとか初めて見たわ、それに固有魔法なんて普通1つしかないわよ。無属性魔法も全なんてないもの。」
「つまりこの力は....」
「世界の常識が変わるほどの力よ。」
それほどの力か....
「とにかく、あなたの力はすごい、ギルドに登録してくれるなんて願ってもないことよ。」
「....レイナは怖くないのか?」
「怖くないわ、というか怖がる必要なんてないもの。」
「私達もですよ、怖くなんてありません。」」
紅葉とマドカもうなずいた。
「...そうか...」
俺はそれが少しだけ嬉しいと感じた。
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