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妹の取扱説明書が欲しいのだが…  作者: 由利アン
真凛の告白偏
7/15

6話 俺と真凛に秘密が出来たのだか…2





今日は良い1日になると思ってたのに、

朝イチからとんでもない事を真凛から告白された。

ホント、どうしよう……



「 それで? その感じだと、他にも爆弾がありそうだけど……… そこんとこどうなの? 」




「 珍しく鋭いですねお兄ちゃん。 話しが早くて

助かります。 」



「 珍しい って失礼な! 」



「 いえ、 事実ですから。 」




( グサッ )


直接妹に言われるとか………キツすぎるだろ!!




「 話しを戻します。 私は、その……大賞を受賞しましたがこのままではデビュー出来ません。 」



「……… ああ~親父の事か。 確かにな…

じゃあどうすんだ? せっかく受賞したのに、

勿体ない。 」



「 はい。 なので、既に打開策は考えてあります。 」



( 我が妹は流石としか言いようがないな… )



「 それはもしかして 俺絡み? 」



「 さっきからお兄ちゃんヤケに鋭いですね…。

熱でもあるんじゃないですか? 」



「 ................. 」



「 それでですね…………。その案というのが……



















〝〝 お兄ちゃんに代理として

デビューして貰う 〟〟




というのです。 」




「 .................ちょっと待てちょっと待て!

なんで俺が? 真奈がいるだろ。 」



「 それが、真奈は前々回に私が取った大賞を

受賞していて既にデビューしているからです。 」



「 ……他の案は無かったのか?

そもそもな、俺に 「 ダメなんですか?私お兄ちゃん

しかもう頼る人がいないんです・・・ 」 ......... 。 」



「 うっ・・・ 」


そんな泣きそうな顔はずるいだろ……

いつもは完璧美少女で俺なんか必要ですらないのに

妹にこんな悲しそうな顔させてる俺がみっともない。

やる事は最初から決まってんだろ!



「 ……分かった。 その役目、俺が引き受けてやるよ! 」



「 ほんとですか!

ありがとうございますお兄ちゃん!! 」



( ハッ! 真凛が嬉しそうに笑っているの

久しぶりに見た........ 引き受けた甲斐があったな )



「 詳細は追って連絡をするので宜しく

お願いしますね お兄ちゃん!

それでは失礼します。 」



「 ああ…分かった。 」





真凜が扉を開けるとこちらを振り向いて、




「 ……本当にありがとうございました。

これから一緒に頑張りましょうね! 」



と、頬を赤く染め出ていった。



( ………… )


( ハッ! 妹に魅入っていただと?

それにしても真凛 ってあんなに可愛く

笑えるんだな…………。 」



若干危ない思考がよぎった…



( そう言えば小説のタイトルって、何なんだろ? )











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







~ 続く ~

明日ようやく剛が出せます。

頑張りますので宜しくお願いします。

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