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妹の取扱説明書が欲しいのだが…  作者: 由利アン
俺 デビュー偏
13/15

11話 帰宅…

明日か明後日にgirl's side 1を投稿します。

それでこの章は終了です。

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今日は幼馴染みと危ない人と出会った。

緊張と驚きと恐怖のトリプルコンボが心臓にとても悪かったな…


結局、家に着いたのは夜の9時だった。







「 ……ただいま 」


いつもどうりに返事が返ってこないと思っていたいたが、


「 おかえりなさいお兄ちゃん。帰ると連絡ぐらい入れてください…ご飯が必要なのか分かりません。

真奈も待っているので、夕食を食べながらあった事を全て話してください。 」


と、扉を開けてエプロン姿の真凛がやって来た。

!? いつもは出迎えすらないのに、コイツが積極的に話しかけてきただと!? なんか変なもんでの食ったか?でも出迎えがあるなんてメッチャウレシー!!

だがここでメシ食ってきたとか言えねーよな……



そして手洗いをしてからテーブルに行くと既に2人は

カレーを食べ始めていた。流石にお腹がすいて待ちきれなかったのだ。

すると真凜が、



「 …今日はありがとうございましたお兄ちゃん。

緊張してトイレにこもっていませんでしたか? 」



「んなわけないだろ!なんで代理が緊張するんだよ!」



( ヤッベ・・・コイツ俺の行動全部分かってやがる!

恐ろしいな… )



「 ・・・そうですか、私はてっきり緊張に負けていたのだと思っていましたが…お兄ちゃんは意外と大物ですね。」



「 ・・・あっそうそう、圭お兄ちゃん編集者って誰だった? 多分新人だから下っ端の人だと思うけど? 」



「……一言で言うと、ロリ。

名前は江口紅音って言う人 。 」



「 ・・・えええええ〜〜!? あのやり手のロリが!?

見た目はあんなんだけど、超若手のエースだよ!

凄いね。 でも…ちょっと圭お兄ちゃん可哀想。 」



「……どうゆうことですか真奈? 」



「 えっとね、江口さんは大学生だけど身体がとにかく小さくて小学生とよく間違えられるの。普通の人だったらコンプレックスに感じて怒るだろうけど、江口さんはむしろ逆で小さい事を生かして相手の人をロリコン疑惑にすることでからかって快感を得るドSなの。

だから圭お兄ちゃんが既にヤラれている可能性が高いってゆうこと! 」



「……それは本当ですかお兄ちゃん? 」



「 ッヒィ…いや全くこれっぽっちも惑わされていないぞ… 」



コイツ普段と違って感情の起伏が激しくないか?

最初は優しかったのに、今なんか絶対零度の眼差しで俺を貫いてるぞ!



「 ・・・そうですか……今回は、今回だけは代理の役目を果たしてくれた事ですし言及はここまでにしておいてあげます。 」



そう言えば、雪に会った事も言った方がいいよな?

アイツも真凛によろしく言っといて、って言ってたし。でも確か昔の2人はあんま仲が良くなかったんだよな…

‘ 実は言うと圭と雪がずっと一緒にいたので、真凜が雪に圭を取られたと嫉妬し一方的に嫌っていただけなのだが、当事者である圭は知る由もない......... ’



「どうかした圭お兄ちゃん?なんか考えてる顔してるけど… 」



「……ああ、2人に言おうか迷ってたけど取り敢えず言うことにするわ。 今日パーティー会場で雪にあったんだ。しかも凄いことに俺の好きな桜小雪だったんだよ! そんでもうすぐまた戻って来るんだってよ。」



「「………はぁぁぁぁ〜~!? 」」



「 ちょっと待ってください。もしかしてあの泥棒猫の事ですか! 」



「……雪がなんで泥棒猫なのかは置いといて、

佐野雪の事だ。昔この家の真向かいに住んでて、よく一緒に遊んでたやつな。」



「 その事を一番最初に言ってください!何サラッと

超重要事項を最後に言っているんですか! ( くっ…

私のお兄ちゃんにまたあのゴミ虫がくっ付いてくる何てユルセナイ…… 直ちに対策を練らなければ! )

真奈! 今からで私の部屋に来てください。緊急会議を行います! 」



「 ラジャー! 」



「 急にどうしたお前ら… 」



急いで片付けをして2階に上がって行こうとしている真凛が急に何かを思い出したのかこっちに振り向き、



「 ……あっ、そうそう私も一つ言うことを忘れていました。 今日は本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくおねがいします、お兄ちゃん!」


とても見惚れてしまう笑顔でそう行ってきたのだった。しおらしいじゃねーかー!!






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





〜 続く 〜

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