第4話:落ちた彗星、昇る太陽
風がザーザーと吹き、窓の外に目を向けると、木の枝の末に、夏の新緑も古くなり、数々黄色の中、少女の頬のような少し赤みが出てきた。
砂時計の砂が流し切ったら、紅葉もだいぶ濃くなり、真っ赤に染まった夜空の星は潔い月の周りに、アクセサリーの線が切れたような、真っ黒な絵に宝石が散らかした。
冬や。台湾では雪はどんな状況が起きても決して降らないのに、寒くなってきたらしっかり寒さを人体に滲み、凍らせる。
まあ、北海道の1番寒い時期にそこで働いたから、自分にとって別に寒さはあんま感じてないし、何ヶ月もかかった打ち合わせで約束されたコラボも近づいてくることで、どれほど強い風が吹いてきても、心は暖かい。
「その寿司対決の提案は面白そうですね、もしよければ俺の親友ーたいようくんも一緒に参加しても大丈夫ですか?」
この間彼は1人きりは絶対無理だとどこか聞いたから、こういう形になってもおかしくはないが、、、なんか、3人でも楽しそうね。
「いいですよ。」
「やっぱりグループの方が打ち合わせはよりスムーズに進めるので、できればライン教えて!」
正直言うと、自分のラインIDは人の迷惑にもなるほど激長いが、ローマ字もわかれば別に難しくはない、長年からずっと変わってない、伝統を守るようなこの、日本彼氏が欲しいのローマ字を、記入すれば、
「あ、できた!グループ招待しますね!」
居酒屋バイトの途中、LINEの通知音が鳴り、私が招待された。
3秒にもかからず、アイコンはアニメのイラストで被り、もう1人の男子から挨拶来た。
「こんにちは、たいようです。よろしくお願いします。」
マナーがいいぃぃぃ!!!素敵!!!
よく聞いたら、彼は早食い試合の日で、最も大食いに似てない、憂鬱な眼差し投げた、謎の多かったジャケット男子。
ずっと、この人と知り合いたかった、会いたかった。
「彼の無理な要求、無視していいよ!」お兄さんみたいに、ジャックさんも見えるのに、直接グループの中で率直な気持ちを言葉にし、妹の力もない小さな手を繋いで、前の道を歩むような、光り輝く太陽、かっこよかった。
突如の個人ラインで、誰から先にメッセージ送ったかもう忘れちゃったが、彼とのプライベートの会話は実に楽しい。
ある日、私は海鮮高級レストランで働いた最中、彼からのラインが来た。
「今夜少し時間あるけど、一緒に食事しない?寿司対決について、俺のやりたい企画も提案する。」
眩しい日差しに照らされた顔、誰よりもかかやく太陽
たいようくんに、、ちょこちょこ好感を持っているこの背が高くなさそうな、いつも距離感なく親切に話してくれてるのに普段大変忙しいから滅多に会えないのは有名で、多分仕事以外いつまでも会うの有り得ないこの男子に、、、
食事を誘われた!?!?!?