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終末の笛吹き男  作者: 水月一人
第四章・永遠の今
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神の炎

 国境を越えると宣言通り、テレーズは車のスピードを落として流れに乗った。愛はようやく人心地つけると、ホッと一息ついてから、後部座席で身を捩って窓の外を眺めた。


 車窓から見える空は真っ暗で、振り返っても何の変哲もない高速道路の景色しかなかったが、ここはもうローゼンブルクなのだと言う。流石EU諸国というべきか、国境を越えたといっても検問所すらなかったから、まるで実感が湧かなかった。たった数時間しか滞在しなかったドイツは、今はもう、あの闇の彼方のようだった。


 アウトバーンは人里離れた山間部を突き抜けており、前方にはナトリウムランプが延々と真っ直ぐ続いている。ずっと通くのほうに点在する都市の灯りが銀河のように散らばっていて、まるで天の川のようだった。ローゼンブルクは小さな国で、国境を越えれば目的地の首都までは流れに乗ってても小一時間かからない距離らしいが、テレーズは自分なら20分に縮められると言って、愛と押し問答を繰り広げていた。


 派手なポルシェが高速道路で生きつ戻りつフラフラとしている。そのせいか、暫く進むと周囲で突然パトランプが回転し始めた。慌てた愛が、


「ほら見なさい。さっきまでの荒っぽい運転がオービスに撮られていたのよ、きっと」

「いいえ、違いますよ。あれは首都まで先導しに来た、警護のパトカーですね」


 テレーズの言う通り、次の瞬間、複数台のパトカーがパトランプを灯らせてから、特に何を言うこともなく、彼女の車の前後左右を固めるように移動してきた。彼女は進路を抑えられてしまったことで、ようやく諦めがついたのか、肩をすくめてリラックスするように片手でハンドルを握って、パトカーの速度に合わせた。


 突然、パトカーが沢山現れて、追い越しを禁止されてしまった一般車両が、何事かと驚きながら、隊列から車間を開けて後ろに続いている。テレーズを護衛する車両は3車線いっぱいに広がり制限速度丁度で深夜の高速を走り抜けた。


 ローゼンブルクの首都は、いかにもヨーロッパといった石造りの古い町並みと、近代的なビルが立ち並ぶ、独特な雰囲気の都市だった。元々は神聖ローマ帝国の古い山城があった公国に、戦後、外資が大量に入り込んだことで目覚ましい発展を遂げたのである。


 ローゼンブルクは国策で法人税率をゼロに近い水準に引き下げているため、ブレトン・ウッズ体制下で、西ドイツ支援のため米国企業が海外進出をする際に、拠点を置くのにもってこいの場所だったようだ。


 そのため、現在でも殆どの米系企業がここをヨーロッパの根拠地としており、その米系企業と取引をしたがる日本や欧州の企業も集まってきた。その結果が、この温故知新の街づくりに繋がっているそうである。


 国会議事堂や各省庁は、元々大公国の砦や居城だったものをそのまま利用しており、歴史を感じさせる石造りの建物だった。縦川たちが連れて行かれたのもそんな古い建物の一つで、昔は大公の居城でもあった、古めかしい迎賓館である。


 ヨーロッパらしい石畳の市街地を通り抜けて官庁街へ入ると、一際目につくお城があって、重厚な鉄門の前に昔ながらの軍服を着た歩哨が立っているのが見えた。彼らが見えてくると、護衛のパトカーはスッと脇に寄ってテレーズの車の進路を開けた。


 歩哨が銃剣を捧げ持つと門は自動的に開き、テレーズの車を招き入れる。彼女の車が通り過ぎたら、また門は自動的に閉まり、今度は母屋の方から燕尾服を着た白髪の男性が、急ぎ足でありながら、誰が見ても完璧なくらい優雅に現れた。


 ガルウィングを開けたテレーズは、すぐに車から降りようとはせず、彼がやってくるのを待って、エスコートを受けながら車から降りた。それを見ていた縦川は、慌てて助手席を倒して這い出してこようとしている愛に手を貸した。


「どうしましょう。俺たち、なんか場違いなとこに連れて来られちゃったみたいですけど」

「こういうのは気合よ。気後れしたほうが負けなのよ」


 アニマル浜口みたいな助言を受けながら、テレーズに続いて迎賓館の中に入る。普通に生きていたらこんなところに入る機会なんてまずない。自分みたいな一般庶民が、こんな扱い受けてもいいものかと戸惑ってしまったが、移動中に話を聞く限り、縦川たちは賓客と言うわけではなく、単に大公の執務室があるからここに呼ばれただけだと知って、多少気が楽になった。


 考えても見れば、日本だって一年中誰か国賓を招いているわけではない。普段、迎賓館は無人なのだから、その間は別の目的で利用していたほうが合理的だろう。街づくりといい、ローゼンブルク大公はかなり合理的な人物のようである。


 そんな説明を受けながら、長い廊下を真っすぐ進んでいくと、やがて北の端っこにある聖堂に到着した。国賓は色んな国からやってくるから、みんな宗教が同じとは限らない。特にイスラム圏は戒律が厳しいため、そんな彼らのために気軽に使えるスペースを予め用意しているのだそうである。尤も、仏教徒はうるさいことを言わないので、元々なかったらしく、縦川たちは正教のための施設に通された。


 立花倖はそこで眠っていた。


 十字架の掛けられたドアを潜ると、お香が立ち込めた白い部屋が広がっていた。中央の台座の周りにはいっぱいの花束と、それに囲まれた棺桶が置かれていた。


 案内してくれた執事に促されて愛が近づく。彼女はその中に収まっていた姉の変わり果てた姿を見て、


「……姉さん。ちっちゃくなっちゃって……」


 とため息混じりに呟いた。


 遺体は防腐処理が完全に施されていて、生前の姿そのままだった。死に装束に隠れて傷は見えなかったが、恐らくそれも完璧に綺麗にしてくれていることだろう。表情が穏やかなのは死化粧を頑張ってくれたからだ。縦川は愛の背後から棺桶に近づくと、故人に対して手を合わせた。


 まるで生きているようだった。最後に、何を話したっけと考えたけれども、思い出せなかった。きっと他愛ないことだ。多分、これから何度だって話が出来るからって、そう思っていたのだ。


 大公の使用人は流石というべきか、日本式の葬儀の仕方も心得ていた。棺桶も花もろうそくも用意されており、あとは縦川が日本から運んできたもので、簡単なものならすぐにでも挙げられそうだった。


 立花倖が死んでからもう1週間が過ぎていた。これ以上故人を待たせるのも忍びないから、それじゃあこのまま通夜を行おうかという流れになった。尤も、参列者は殆ど居ない。ただの形式みたいなものだったが、その形式をやるかやらないかが案外大事なのである。


 縦川は用意してもらった別室で袈裟に着替えて、木魚やお鈴、香炉など必要な道具を持って聖堂へ戻ると、先に喪服に着替えた愛が戻ってきており、日本に電話をかけているようだった。


「……うん……そう……お姉ちゃん? うん、いつもと変わらないわ……とても良くしてもらったみたいで……花なんてすごく一杯で、綺麗で、寂しくないわよ……お母さん。もう泣かないで……こっちまで悲しくなっちゃうわよ……」


 背中を向けては居るものの、愛がどんな顔をしているかは容易に想像できた。縦川は何も言わずに、テレーズとその従者たちと一緒に、彼女が電話を終えるのを待った。


 と、その時、母親と話をしていた愛が振り返り、真っ赤な目に涙をいっぱい浮かべた表情で、スマホを縦川に差し出した。


 断るわけにもいかずそれを受け取るも、耳をつけた受話器の向こう側の人の声は小さくて、殆ど聞き取れなかった。ただ悲しくて仕方ないと言った声が、どうか娘のことをよろしくお願いしますと言っているのだけが聞き取れた。縦川は彼女に、安心するようにと請け合うと、あとはもう殆ど聞き取れなくなったうめき声のようなものを、はいはいと言って聞いていた。


 立花倖と母親は、生前うまく行っていなかったらしい。だがこの嘆きっぷりを聞いていると、とても信じられない思いがした。母は紛れもなく娘を愛していた。ちょっとしたすれ違いが、こんな悲劇を生み出してしまうのだ。人の世とは、なんとも儚いものである。


 通話を終え、通夜の準備を整えて、愛に断りを入れてからお経を読み始めると、すると人が集まってきた。参列者はいないものだとばかり思っていたが、この建物に詰めているすべての人が、交代でやってきては、お焼香をあげてくれているようだった。


 と、その時……参列者の空気が変わり、厳かだった聖堂の中の空気が変わった。どうしたのかと思っていれば、なんと大公がやってきたらしい。テレーズや従者などの参列者の声でそれが分かり、縦川は一瞬虚を突かれてお経が飛びそうになった。


 相手は国家元首である。背中を向けたままでは失礼ではないか。かといって、軽く背後を振り返るくらいじゃ同じことだろうし、どうしたものか……焦りを感じ、木魚を叩く手つきが荒くなる。


 と、その時……何となく上坂の顔がちらついて、彼は落ち着きを取り戻した。自分は何のためにここまでやって来たのだろうか。彼はざわつく背後の人たちに示すように、若干声のトーンをあげて、そのままお経を読み続けた。


 自分は今、死者のためにある。生きている人には謝ることが出来るが、死者はもう帰ってこないのだ。


 それを察したテレーズか、それとも大公自身が窘めたのか、ざわつきはピタリと止まった。背後でチリチリとお香が焼ける音がする……それが聞こえなくなるまで、縦川は一心不乱にお経を読み続けた。


*********************************


「……それでは、明るくなるまで、ろうそくの炎と、お線香を絶やさないように気をつけてください」


 通夜を終えると人々は去っていき、聖堂には縦川と愛、テレーズだけが残されていた。恐らく、身内だけにしてあげようという粋な計らいだろう。3人がその場で暫く会話をしていると、やがて小一時間ほどしてから執事がやってきて、大公が待っていると伝えてきた。


 時刻はもう人も寝静まる丑三つ時であり、高齢の大公が通夜に現れたことさえ驚きだったが、彼は更に縦川たちのことを待っていたそうである。もちろん、気になることはいくらでもあったが、話ならまた明日、朝になってからでもいいだろうに、わざわざ一般市民の二人を待っていてくれたとは驚きである。


 縦川たちは、その話に仰天すると同時に、これ以上、大公を待たせてはいけないと思い、聖堂の立花倖をテレーズの従者に任せて、大公の待つ執務室へと急いだ。


「やあ、来たね」


 歩哨の兵士が立つ執務室の前まで来ると、流石に緊張してきた縦川たちの覚悟も問わずに、テレーズが気さくに挨拶を交わしてさっさと室内に入ってしまった。自分は慣れてるからって、こっちにも心の準備をさせてくれとドキドキしながら、彼女に続いて中に入ると、思いがけず気さくな挨拶が飛んできた。


 マホガニー製の艷やかな光沢のある執務机に座っていた大公は、彼らが入ってくると、手にしていた新聞をぽいと投げ捨てて老眼鏡を取り外した。大公は思いがけず日本語で話しかけてきて、戸惑っている二人を執務机のすぐ側に置かれた応接セットへと促した。


 バカ丁寧に挨拶を交わしてから、借りてきた猫みたいに縮こまってソファに腰掛ける。


「そんなに緊張しないでよ。誰も取って食おうなんて思っちゃいませんよ」


 大公はそんな慣用句まで使いながら、二人の緊張を解すように、用意されていた紅茶を勧めてきた。気付け代わりにと言って、ウインクをしながらブランデーを垂らす姿はなんとも様になっており、王様というのはこういう人を言うのだなと、妙な感心をした。王ではなく公爵であるが。


 ともあれ、そんな気さくな大公の気配りのおかげで徐々に落ち着きを取り戻してきた縦川たちは、軽い世間話くらいなら出来るようになってきた。大公の執務室の壁の一部は、天井まで続く据え付けの本棚になっており、本がぎっしりと詰め込まれていた。読書家なのかと思いきや、そう言った噂があるせいか、公用で出会う人出会う人が、みんなおすすめの本を贈ってくるものだから、こんなことになってしまったと嘆いていた。


 公務で人と会う時は、事前に相手が贈ってくれた本を読んでおかなければならないので気が重い、こうして孫娘の友達とお茶をしてるくらいが気楽でいいのさと、ざっくばらんな口ぶりで彼が言う頃には、緊張の糸はすっかりほぐれていた。


 大公の執務室は聖堂と同じ一階にあったが、日当たりの良い南側にあり、玄関に入ってすぐの応接室から、すぐの続きに作られていた。庭に面した窓からは、前庭の様子がよく見えており、テレーズの車が帰ってきた時には、彼はもう来客に気づいていたらしい。


 それですぐにやってくるのかなと待ち構えていたのだが、真っ先に聖堂の方に行ってしまったから、急いで彼も喪服に着替えて焼香を上げに来てくれたそうである。まさかそこまでしてくれていたとは思いもよらず、愛は恐縮仕切りであるようだった。


 縦川が、それなのに通夜では挨拶もろくに出来ずに申し訳なかったと謝罪すると、


「いいや、死者を優先するのは生き残った人の務めだよ。僕もそこまで冒涜的ではないから、あれで良かったんだ」

「そう言っていただけると助かります」

「それに、本当なら彼女には、生きているうちに会っておきたかったんだよ。きっと、僕らのことを誤解していただろうからね……それを話しておきたかったんだ」


 大公はそう言って、少し表情を固くした。一瞬、何を気にしているのかなと思ったが、すぐにここへ来る途中、テレーズが車の中で言っていたことを思い出した。


「君たちは、故人がイルミナティという秘密結社に殺されたと思ってるだろうが、それは大きな誤解なんだよ。結社は、今回の彼女の死には関与していない」

「じゃあ、東京インパクトを起こしたのは? FM社を操ってたのは一体、何者なんですか?」

「それもイルミナティなんだよ……これがややこしいところなのだが」


 縦川は首を傾げた。何だか言ってることが支離滅裂だ。今が深夜で、大公が高齢で、寝ぼけているわけでもあるまい。


「……失礼ですが、イルミナティなんてものは、本当に実在するんですか?」


 すると大公は皮肉そうに唇の端だけを動かしてニヤリと笑うと、


「テレーズから聞いているだろう。イルミナティは実在する。僕も、その一員だ……」


 まるで子供のいたずらみたいに、あっけらかんとそう言った。そんなあっさり認めてしまうとは思わず、縦川たちは空いた口が塞がらなかった。大公はそんな彼らの戸惑いを、面白そうに眺めながら、話を続けた。


「君たちは秘密結社と聞くと、魔術的なおかしな儀式でもして、世の中を乱すような行為をしている、怪しげな連中だと思ってるだろうけど、イルミナティという組織はそういうものじゃない。まあ、元は何だったかよく知らないんだけどね。


 僕らのいうイルミナティという組織は、ナチス政権下の欧州で禁じられた結社の一つで、戦時中にパルチザン活動に協力していた組織だった。メンバーは、かつて欧州を支配していた王族や貴族に限られ、その中にはブルジョワジーとなったユダヤ人も多数含まれていた……はずだった。こういったメンバー構成だったから、殆どの者たちは戦時中にアメリカやイギリスに亡命しており、自分たちは戦わない代わりに、パルチザンに資金を提供することで、ナチスに抵抗していたってわけさ。


 ローゼンブルクもその一つの家系で、戦時中、僕の祖母はイギリスに亡命し、国民にナチスと戦おうとラジオ放送で呼びかけていた。そんな祖母の声に応えナチスを追い出そうとしたことで、我が国の国民は生粋のアーリア人とされながらも、厳しい弾圧を受けていたという。僕はそんな頃、亡命先のイギリスで生まれた」


 イルミナティと言う、世界有数の金持ち達の集団がばらまいた資金により、欧州各国のパルチザン活動は活発になっていった。やがて北アフリカ戦線で劣勢にたったドイツが撤退を開始し、イタリアが降伏、ムッソリーニが処刑されると、ノルマンディーから雪崩込んでくる連合国軍の前に、ナチスドイツは為す術もなく、ヒトラーの自殺によって欧州戦線は終結する。


 最後まで抵抗を続けていた大日本帝国も、沖縄戦に敗れて二発の原爆を広島長崎に投下されると、これ以上の抵抗は無意味であるとついに降伏、こうして第二次世界大戦が幕を閉じることとなる。


「だが、こうして生まれたイルミナティと呼ばれる対ナチス組織は戦後にも残った。戦争は終わり、敵対する組織が無くなったんだから、解散すればいいだろうと思うだろうが、そうもいかなかったんだ。先の戦争は信じられないほど多くの死者を生み出し、そして数多くの兵器も生み出した。そんな中で、人は神の炎を作り出してしまった。日本人である君らなら何のことかわかるだろう?」

「原爆ですか……?」

「いかにも。僕たち貴族は、こんなものを民主主義が管理できると思えるほど、お人好しでは無かった。僕たち王族は、革命によって王権を奪われ、政治の世界から排除されてきたんだからね。民主主義にはどうしても注文をつけざるを得ない立場だった。


 核兵器は、放っておけばいずれナチスが作り出していたはずだ。だから作ってしまったのは仕方なかったかも知れない。だが、それをトルーマンがポンポンと落としているのを見ていたら、果たしてこれを放っておいてよいものかと……あまつさえ、冷戦が始まって、ソ連や中国までもが持ち始めた時、僕たちの懸念は危機感へと変わった。


 特にユダヤ人は切実だった。シオニストたちはイスラエルを建国したまではいいものの、周辺のアラブ諸国と大戦争を繰り広げていた。もしも、これらの国々が核兵器を持ったとしたら……いくらイスラエルと言えどもタダじゃ済まない。だから、核をコントロールする力が必要だったんだ。


 そして作り出されたのが300人委員会だ。イルミナティの中でも選りすぐりの金持ち集団が結束し、経済のバランスをコントロールすることによって、大国を軍事バランスをもコントロールしようとしたんだ。東西冷戦中、西側の政策は、こうして僕たちが決定していた。


 世界は一握りの人間に牛耳られている……ユダヤ資本が世界を支配しているといった噂は、こうして生まれたんだ……」


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