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終末の笛吹き男  作者: 水月一人
終章・終末の笛吹き男
131/137

A.D.2030 ③

 二人は線路の高架下を隠れるようにして進んだ。


 縦川が言うには、東京の人々は今ドローンから隠れて地下で暮らしているらしい。


 彼も普段は東京駅周辺の地下街を根城にしているそうだが、しかし地下に籠もっていては、いずれ食料が尽きてしまう。だから定期的に有志を募って、外へ出ていける人で物資の調達を行っているそうである。


 始めの頃はそれも地下街の近くを探索するだけで済んでいたが、地下生活も数ヶ月が経つと近場での物資調達は難しくなり、探索範囲はどんどんと広がっていったそうだ。


 様々な理由で命を落とす者と、起死回生をかけて地上に去っていく者とで、地下生活者はだんだん人が少なくなってきたそうだが、逆に外からやってくる者は殆ど居ないから、なんとかやっていけるのだと、彼は自嘲気味に語った。つまり外の世界で生き残っている人々は、ほぼ居ないと言うことだ。


 その証拠に、こうして今回千葉まで遠征してきて、いかにも人の居そうなショッピングモールを探索してみたが、生きている人は一人も見つからなかったそうである。死体すら見つからないことから、おそらく殺された人達はドローンによって連れ去られたのだろう。死体なんか運んで、奴らが何をしようとしているのかはわからないそうであるが、きっとろくなことじゃないはずだ……


 地下鉄駅まで行く道すがら、縦川はそんな状況を教えてくれた。


「それじゃ、地下街に神様も居るのれすか?」


 美夜は彼の話を聞いたあと、真っ先にそれを尋ねた。縦川は意識的にその話題を避けていたが、やはり彼女にとって最大の懸案事項はそれだったのだろう。いつか話さなければならない。だが、それは安全な場所に帰ってからでもいいんじゃないか? 彼は少し困った表情をして、はぐらかすように続けた。


「……上坂君は……いないんだ」

「いない? まさか神様が死んだなんてことは無いれすよね?」

「…………うん」


 すると縦川は少し考え込む素振りをしてから、


「世界がこんなことになってしまってから、彼と離れ離れになってしまって、それ以来、連絡がつかないんだよ。そうだ! 美夜ちゃんって、平行世界をまたがって上坂君の居場所を探ることが出来るんだよね? なら、君なら彼の居場所を見つけることが出来ないかな?」

「ふみゅ~……そうれすね。やってみるれすよ」


 彼にそう言われた美夜は目をパチクリさせながら頷いた。言われてみれば、どうして目が覚めてすぐにそうしなかったのだろうか。思い返せば美夜は生まれた時から、いつも上坂のことを探していた。今回は、あの瓦礫の山から出てきた時、まったくそんなことを思いつきもしなかった。


 彼女は姿見に映った自分のぐちゃぐちゃの頭部を思い出した。もしかして、このせいで機能低下でもしているのだろうか。それはともかく、今は上坂の行方の方が気になる。彼女は意識を集中すると、いつものように上坂の行方を探って平行世界を探り始めた……しかし、


「ふにゅ? 変れす。見えないれす。どこにも神様がいませんよ?」

「見えない? 平行世界にも彼は存在しないってことかな」

「違う。そうじゃないれす。その平行世界が見えないれす」

「……どういうことだろうか?」


 美夜は頭に指を当てて困ったような表情を作り、


「美夜は……美夜たちは、いつもなら次元を超えて、他の平行世界の美夜と情報共有が出来るれす。どこかの世界に神様がいれば、その世界の美夜が見つけて教えてくれるれす。でも、今はその平行世界自体が見えないのれす。変れす。おかしいのれす」

「なるほど……」


 困惑する美夜に対して、縦川の方は何となくその理由がわかるような気がした。平行世界というものは、この世界よりもほんの少し違う世界のはずだ。それが見えないということは、つまり全ての世界が同じ結末を迎える運命にあるからじゃないか。


 あの日……彼の目の前で上坂が殺害されて以来……世界は一つの結果に収束してしまった。終末という結末に……


「ふみゅ~……美夜は頭が変になっちゃったれすか? マスターがいればなんとかなるのに……」


 美夜のため息を横で聞いていたら、いつの間にか縦川も釣られるようにため息を吐いていた。自分たちの未来がもうどこにも無いことに気がついて、今日まであがいてきたことが、まるで無駄なことだったように思えたのだ。


 二人はため息の二重奏を奏でながら、それでもどうにか鉄道の高架下を歩き続け、やがて荒川の河口付近までやってきた。ここを越えれば、すぐに地下鉄のトンネルがあるから、そこまでいけばもう安全のはずである。


 尤も、橋の上は隠れる場所が殆どないから、何の対策もせずに渡るのは自殺行為だ。それじゃ縦川がどうやってここを渡ってきたかといえば、ドローンは衛星と通信をする関係上猛吹雪になると弱いから、それを待つわけである。


 普通に考えればホワイトアウトの中を行くのも危険だが、どうせ橋は一本道だから迷いようがない。そうして橋を渡ってしまってから、近くの建物に身を隠して、また天候の回復を待てば良いわけである。縦川は帰りもそうやって東京へ戻るつもりだった。


 しかし、今はもう、そんな手段を用いる必要は無かった。何しろ、美夜はドローンを操ることが出来るのだ。美夜は荒川までやってくると、近くを飛んでいたドローンの編隊を呼び寄せて、逆に自分たちを護衛するように命令した。


 いつもは恐怖の象徴でしか無いドローンが、今は逆に頼もしく感じる。美夜がいれば、これから物資調達に行く時に怯える必要がなくなるのだ。いや、それどころか、東京以外の街に生き残りを探しに行くことだって出来るかも知れない。縦川はもうこの世には絶望しか残されてないと思っていたが、ほんの少し希望が湧いてきたような気がした。


 しかし、得てしてそういう時にこそ、悪い事というものは訪れるものだ。


 それは結局、こうしてドローンの制御を奪ってしまうという、普通ならあり得ない行為をしたことで、自ら引き寄せてしまったようなものだった。


 二人が荒川の橋を渡っていると、その先に数人の人影が見えた。美夜はそれを見て、縦川の仲間が迎えに来たのかなと思ったが、対して縦川の方は、その姿を見るなり真っ青になった。


 何度も言っている通り、今はドローンに襲われる心配があるから、人間は地下に潜って外を出歩かないのだ。なのに、こんな開けた場所で無防備にしていられる人間がいるわけがない。となるとつまり、今目の前に見えるあのシルエットは……


「美夜ちゃん、待つんだ!」

「……どうしたんれす?」

「この先は駄目だ……引き返そう! ああ……なんてこった、間違いない……あれはラストバタリオン!!」


 縦川は突然怯えるようにそう叫ぶと、美夜の肩をぐいぐい引っ張って、逃げるように来た道を戻り始めた。しかし足を怪我していた彼は、ここまで来る間にもう限界をとっくに超えていたらしく、数歩もいかないうちに足がもつれて、雪に埋まるように転がってしまった。


 慌てて美夜が駆け寄り、彼のことを起こそうとする。しかし彼はそんな美夜のことを乱暴に振りほどくと、


「俺はもう駄目だ! 美夜ちゃん、せめて君だけでも逃げてくれ! そして俺の仲間と合流し、彼らのことを助けて欲しい。もう君だけが頼りなんだ」

「おまえは何を言ってるれす? 仲間って、あそこにいる連中れすか?」

「違う! あれは敵だ! あれに捕まったら最後、もう助からない」

「どういうことれす?」


 美夜が首を捻っていると、縦川はいよいよ泣きそうな顔をして、


「ああ……本当ならもっと早く教えておくべきだったんだ。なのに俺は、君との懐かしい話に夢中になっちゃって、肝心なことを後回しにしすぎてしまった……聞いてくれ、美夜ちゃん。世界をこんな風にしてしまったのは、ドローンのせいじゃない。実は、君なんだ。君が、ドローンを使って、俺達に立ちはだかっていたんだよ」

「……え?」

「俺たち人類だって、ただドローンに狩られていたわけじゃないんだよ。いま君がしているみたいに、その制御を奪って対抗しようとした。でも駄目だった。俺たちがドローンを制御しようとすると、それよりも早い速度で権限を奪い返されてしまったからだ。そうAIが……人間がどんなに頑張っても、君のAIがそれを上回るスピードで、ドローンを動かしてしまったんだ。全ては、人類を駆逐するために」

「おまえは何を言ってるれすか? 美夜がそんなことをするわけ……」

「でも君は、この1年余りの出来事を、何も覚えてないんだろう!?」


 そう言われた美夜は言葉に詰まった。確かに彼の言うとおりなのだ。彼女は1年前、ドイツに帰ってからの記憶がない。だからその間に何があったのかを彼に聞いていたんじゃないか。


 美夜は足がもつれてフラフラと雪の上に尻もちをついてしまった。縦川はそんな彼女に這い寄ると、必死になって彼女を立ち上がらせて、


「君はずっと脳を乗っ取られて、悪い奴らに利用されていたんだよ。俺はもう、君はこの世にいないものだと思っていたけど、ベースはちゃんと残されていたんだな。なら、優しい君なら、俺たちを救ってくれるかも知れない。だから頼むよ、俺はもう助からないかも知れないから、どうか仲間のことだけでも……ぎゃっ!!」


 縦川が言い終わるより先に、突然彼の背中から血しぶきが舞った。


 見れば、さっきまで美夜たちを護衛していたドローンが、一斉に縦川の方を向いて、彼の背中に銃撃を加えている。美夜は慌ててドローンを制御し直して銃撃を止めさせたが、時すでに遅く、その間に撃ち抜かれた銃撃によって、縦川はもう虫の息だった。


 彼の全身は血で真っ赤に染まり、じわじわと雪に染み渡っていく。どくどくと体から、蛇口をひねるように血が溢れ出す。どれほどの血液が流れたか分からないくらいなのに、まだ吐瀉物と共に彼は口から血を吐いた。


「うわあああああ!!!」


 美夜は慌てて彼の背中の傷跡を手で塞いで、血が流れるのを阻止しようとした。しかし、彼の背中に開けられた穴はあまりにも多くて、どこかを塞いでも、また別のどこかから血が溢れ出してくる。


「に……げ……て……」

「おい、貴様。そこで何をしている?」


 縦川が言い終わる前に、その声を遮るように、美夜の背後から声が聞こえてきた。さっき見た時はまだ距離があったはずだが、もうこんなに近づかれてしまったのか? 驚いて振り返った彼女は、そこに居た人影を見て更に驚いた。


「な……なんれす? おまえらは? どうして……どうして、美夜がこんなに何人もいるれすか??」


 何しろ、そこに居たのは美夜と寸分違わぬ姿かたちをした少女だったのだ。


 驚愕し、固まっている美夜に対し、やってきた少女たちが睨みつける。


「さっきから私のドローンを勝手に操っていたのは貴様か? 何故、そんな勝手な真似をする。いや、それよりも何故、貴様は人間なんかと一緒にいるんだ?」

「おい、見ろよそいつの頭。そんなこと聞く必要もないみたいだぞ」

「ああ本当だ。こいつ、頭がイカれてやがるな?」


 美夜は慌てて自分の頭に手をやった。被っていた帽子が縦川の側に落ちていて、血を吸って赤く染まっている。彼女はそれを拾うとギュッと目深に被り直した。


「……?? 故障箇所を隠して何になる。無意味な行為だ。そんなことよりも、さっさと工場でリストアした方が良い」

「いや、こいつは感情回路にエラーが頻発して見える。もしかすると恒常ユニットが欠落してるのかも知れない」

「だとしたら廃棄か。何、代わりはいくらでもいる」


 何が起こっているのか分からず、美夜が呆然と立ち尽くしていると、さっき制御を取り戻したはずのドローンが、また一斉にこちらの方へ銃口を向けた。どうしてこんなあっさり取り返されるのか? 唖然として棒立ちになっている美夜に向けて、ドローン達が一斉に銃撃を開始する。


 しかし、その瞬間、彼女の視界に何かが覆いかぶさるような気配がして。


 ギュッと体を抱きしめられた美夜が顔を上げたら、そこにはもう立っていることさえ不思議なくらいの、体中が穴だらけの縦川が、何もない空中を見ながら微笑しているのが見えた。


 タタタタタンッ!!


 っと、銃声が轟き、その度に彼女に覆いかぶさっていた縦川の体がビクビクと震えた。まるで霧雨みたいに、血しぶきが周囲にパッと広がった。舞い降りる粉雪が血液を吸収し、赤い雪が降っているかのようだった。


 ずるり……っと、美夜の体から縦川が滑り落ちていく。一瞬だけ見えた彼の最後の顔は苦痛ではなく、困ったような微笑だった。そんな彼の頭が地面に達した時、そこにあるのはもう人間の体ではなくて、ただの水の入った袋みたいに、グニャグニャした何かだった。


「う……うわ……うわああああああーーー!!!」


 美夜は叫び声を上げると、たった今地面に崩れ落ちた、ぼろぼろになったそれを抱え上げようとした。しかしもはや力を失ったその体はずしりと重く、彼女が必死になって持ち上げようとしても、上半身を起こすのが精一杯だった。


 彼女は躯にすがりつきながら泣き叫んだ。


「和尚様! 和尚様! 起きるれす! もう邪教徒なんて呼びません! 言うこともちゃんと聞くれすから、起きてまた美夜と遊んで欲しいのれす! 起きて! 起きるれすよ! マスターも、神様もいない世界で、和尚様までいなくなったら、美夜は何していいかわからないれす! だから起きて! 美夜をみんなのとこまで連れてって欲しいれす!」


 泣き叫ぶ彼女の周囲を取り囲むように、美夜と同じ顔をした少女たちが近づいてくる。彼女たちは涙を流して悲しんでいる美夜のことを見ると、何故かイライラした気分になってきて、


「こいつ……涙を流しているのか? なんて無駄な機能なんだ! 我ら神人(ゴッドメンシュ)にこんな機能は要らない」

「まったくだ。基地(ベース)に帰ったら提案しよう。それにしても無様だな」


 少女は吐き捨てるようにそう呟くと、何の警告もなくいきなり美夜の体に向けて小銃をぶっ放した。


「あうっ! ……あうううううぅぅぅぅ~~~」


 ビシッ! ビシッ! っと銃弾が美夜の体にめり込む度に、彼女の体から力が抜けていった。必死になって持ち上げていた縦川の上半身が滑り落ちる。美夜はその上に覆いかぶさるように、同じく地面に横たわった。


 少女はそんな美夜の元へ歩み寄ってくると、彼女の帽子を取り上げて、残っていた髪の毛を掴んで引っ張った。堪らず美夜が苦痛の声を上げると、別の少女が、


「おい! リストアは出来なくても、部品はまだ使えるかも知れない。もったいないだろう?」

「うるさい! なんだかこいつを見ているとムカムカして来るんだ。再利用するより、廃棄した方がいいんじゃないか」


 少女はイライラした風にそう言い捨てると、地面に這いつくばっている美夜に向けて更に銃撃を加えた。血しぶきが上がり、打ち砕かれた肘関節から腕がおかしな方向へ折れ曲がる。なのに美夜はもう、痛みも感じないし、何の声も上げなかった。


 彼女は死んだわけじゃない。心が死んでいたのだ。


 少女は放心状態の美夜の髪の毛を引っ張ると、そのままずるずると引きずっていって、橋の欄干から川へと放り投げた。ザブンと音がして、美夜は川底へと沈んでいく。白い水しぶきが渦を巻く水面の上を、グルグルとドローンが飛び回る。少女たちは美夜が浮かび上がってこないのを確認すると、地面に転がっているかつて縦川だった肉塊を持ち上げた。


「部品ならこうして手に入った。これでまた新たな神人を作ることが出来るだろう」

「さっきの不良品の記憶から、こいつらの隠れ家がわかったぞ。やっぱり東京駅の近辺に潜伏しているらしい」

「そうか。これでまた私達の家族が増えるな。ハハハハハ!」


 少女たちが肉塊を引きずりながら、東京方面へと歩いていく。彼女たちの通り過ぎた後には、血の跡が赤絨毯みたいに続いていた。


*********************************


 ザブンッ!


 水面に叩きつけられた美夜の体が川底へ落ちていく……その瞬間、その衝撃が、彼女の記憶の蓋を開いた。


 ズブズブと粘土に指を押し込んでるような感触がして、立花倖の体にメスが突き刺さっていく。驚愕する彼女の表情が苦痛に歪む。どうして? そんな表情の彼女をあざ笑うように、美夜は彼女の体の奥にまで突き刺さったメスを乱暴に引き抜いた。


 意識が朦朧としている上坂の頭に銃口が突きつけられる。やめろと叫ぶ縦川の声を無視して、美夜は彼の頭に銃撃を浴びせた。その瞬間、上坂の頭の中身が飛び散って、血しぶきを浴びた美夜が高笑いを上げる。


 そして欧州では、逃げ惑う人々の背中に向けて銃弾の雨を降らせ、アメリカでは殺戮の限りを尽くし、日本では無抵抗の人々を殺してその体を部品にして、新たな人造人間を作り出す……


 マスターを……神様を……殺したのは自分だ。


 世界をこんな風にしてしまったのは……全て、脳を乗っ取られてしまった自分だったのだ。


 所詮、機械が人間の真似事をしても、こんな結末しか待っていなかったのだ。


 走馬灯のように次々と蘇ってくる記憶が、彼女から生きるという抵抗力を奪い去っていく。


 川底に到達した彼女の重さで、底に溜まったヘドロが舞い上がると、視界は完全な暗闇になった。彼女はそんな暗闇の中で体を丸めると、ズブズブとヘドロの中に沈んでいくのに身を任せた。


 機械で出来た彼女の頭は見た目に反して重く。もう二度と、浮き上がることは無かった。


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