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うんちがゆくは下水の大海
「しかし食料調達と言っても・・・ニートのワイにはさっぱりや。マッマは今パートに出とるし・・・」
ワイは考えなしに家を飛び出したことを早くも後悔し始めた。しかし・・・
「うう・・・」
和田豊が腹を抑えながら倒れていた。
「何や!大丈夫か!」
「助けてくれ・・・」
「腹が痛いんか?ワイは一体どうしたらええ?」
「自殺してくれ・・・」
「えぇ・・・」
ワイは困惑したが、思えばワイはいい年をして親のすねをかじっている人間でこのまま生きていてもしょうがない、むしろこの人を救うために死んだほうがええと思ったんや。
「グエー」
ワイは自殺した。
「ありがとう、君のお陰で腹痛は治ったよ」
その後ワイは和田の手によってマンホールに落とされた。ワイの遺体は数日後水死体として発見されることになった。