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放課後はコンビニで  作者: 霧野ゆう
1/8

【1日目】:コンビニの裏側で

「あの日、あのコンビニから全てが始まった。」


放課後、コンビニに集まる5人の中学生たち。

それはただの”たまり場”じゃなかった——。

恋、裏切り、失踪、国家の陰謀。そして、ひとりの「死」。


平凡だった日常は、コンビニから崩れ始める。


少年少女の友情と成長、そして謎が交錯する365日の青春群像劇。

春の風が吹き抜ける午後4時30分。

放課後のチャイムが鳴り終わると、僕たちはいつものコンビニへと向かった。


小さな住宅街のすみにある「ミドリマート」。

店の前には小さなベンチと、壊れかけの自販機。

そして、その裏側には——誰も知らない「秘密の場所」がある。


「今日も来たな、ハルキ」


コンビニの裏、空き箱が積まれたスペース。

そこにいつものメンバーがいた。


・ハルキ(春木 陽翔)

 お調子者だけど、意外と頭が切れる中1男子。

・ミナミ(南 結月)

 成績優秀、でも最近なにかを隠してる様子。

・タクマ(神谷 拓真)

 寡黙な男子。だけど、時々鋭いことを言う。

・ユイナ(佐伯 結菜)

 明るいムードメーカー。誰にでも優しい。

・シロ(白石 翼)

 転校してきたばかり。どこか影がある。


「今日の話題、あれだよな。昨日の”火事”」


「うちの近所だった。夜中、パトカーと消防車、すごかったよ」


僕たちは、ただの世間話をしてるように見えるかもしれない。

でも、この「裏コンビニ会議」にはルールがある。


——“真実は、ここだけで話すこと”。


それが、僕たちの秘密の始まりだった。





by 霧野ゆう


ここまで読んでくださって、ありがとうございます!


『放課後はコンビニで』は、何気ない日常の中に潜む“非日常”を描いていく物語です。

コンビニという誰もが知る場所に、もし秘密が隠されていたら?

そんな小さな“もしも”から、物語は動き出しました。


これから登場人物たちは、恋や友情、そして時に悲しみや謎に向き合いながら、

365日という長い時間を、少しずつ歩んでいきます。


あなたがこの物語の1日目を読んでくれたこと、本当にうれしく思います。

どうか、これから先の364日も、彼らと一緒に歩いてもらえたら嬉しいです。


次回もお楽しみに!

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