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レモンソーダの海に浮かぶ(レモン/ガラス/海)

 ある日。神様がレモンソーダの入った、大きな大きなガラスコップを、うちの土地に置きまして。それから、わたしの近所には、大きなコップの形のレモンソーダ海かいが出来たってわけ。


 レモンソーダの海は、入るとシュワシュワして面白いし、奥へ奥へと潜っていくと、綺麗な黄色の石がゴロゴロ転がってる。パパいわく、金銭的な価値のあるものではないらしいけれど。綺麗だからいくつか拾ってビン詰めにして、お部屋のインテリアにしてる。


 うちの土地に置かれたレモンソーダだから、よその人には入らせないんだけれど。お隣さんで、親友のシンシアだけは別。金色のフワフワした髪の彼女がレモンソーダの海に浮かんでいると、ソーダから生まれた女の子みたい。


「あたしの髪はオレンジだから、レモンソーダの海に浮かんでても、シンシアほど、おあつらえ向きの光景にはならないわよね」


 ある日、シンシアにそうぼやいたら、「なあんだ、そんな事!」なんて笑って、


「レモンと、カシスの色のオレンジって、同じ柑橘類じゃない。レモンソーダの海に浮かんでたって、仲良しさんが遊びに来たのと同じで、なんにもおかしいことなんてないわ」


 と言ってくれたので。シンシアはうちの名誉家族に認定されました。今度シンシアのパパとママも招待しようという話が、パパとママとわたしの間で出ています。めでたしめでたし。

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