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宇宙船のスクールルームにて  作者: かあなび1
第六部 アルゴル星の惑星にて
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エピローグ

 もう、惑星間移動はいやだ。わたしの専門学校の費用は、すべて会社が負担してくれるので、転勤のない一般的な事務仕事の勉強をすることにした。


 専門学校に通いながら、ロレンツォの所属する無重力バスケットのチームに、私も入った。まさか、ロレンツィオと恋人同士になるとは、思ってもいなかった。事故の悲しみの癒えない私に、ロレンツォは優しい。


 あのまま永遠に眠るのではなく、目覚めることができて、よかった。私は、心からそう思った。

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