アンドロメダ銀河文化
自分のいた星の文化は、よく知っておかないといけないとパパが言っていた。
そこで、一応、アンドロメダ銀河文化の単位もとることにした。これは必修でも、選択でもなく、おまけである。
アンドロメダ銀河は、地球から約250万光年の距離に位置し、肉眼で見える最も遠い天体である。およそ1兆個の恒星から成る渦巻銀河で、直径22万光年と地球を含む天の川銀河(直径10万光年)よりも大きく、局所銀河群で最大の銀河である。
かつて、系外銀河のことがよく知られていなかった時代に銀河は星雲と混同されており、その名残として現在でも「アンドロメダ星雲」、「アンドロメダ大星雲」、などと呼ばれることもある。
この巨大な銀河の中で、人類が移住しているのは、8番目の恒星にある第3惑星と第5惑星のみである。この2つの星は、かろうじて人類の生存が可能な重力、気温、大気圏(そのままでは呼吸できないが)である。ドームは、第3惑星に3か所、第5惑星に2か所存在する。
うん、ここまでは知ってる。私は第3惑星出身で、ソヨンたちは第5惑星からきているのよね。
第3惑星は、主に作物の栽培と輸出を主要産業としている。人口は、100万人。スポーツが盛んで、地球式バスケット、無重力バスケットの有名選手を多く輩出している。特に無重力バスケットの11人制は強豪チームが多く、宇宙無重力バスケット11人制星間対抗大会での優勝回数が最も多いのは、アンドロメダ銀河選抜チームである。
第5惑星は、希少金属が産出されるので、先端技術産業とその研究所が設置されている。人口はあまり多くなく、30万人程度である。
芸術分野では、第3惑星出身のピーター・アンドロメダ・シュナイダー氏の書いた『アンドロメダの海賊団』が大人から子供まで人気があり、ベストセラーとなっている。アンドロメダの自治長官の名前を知らない人はいても、キャプテン・ボックを知らない人はいないと言われる。
歌手では、、、、絵画では、、、、建築では、、、
そんなにいっぺんに覚えられない!!




