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異世界日常物語~なんかいい感じに生きる~  作者: ペンギン丸
第1章
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第十六話 最初の敵は、、、

 俺達は何階か迷宮を下り探索を続けていた。


「、、、イアさん。確認してもいいですか?」

「どうしたの?」

「迷宮の中にある階段何回か下りましたよね?」

「うん。今は4階だよ。」

「、、、まだ、接敵したことないんですが気のせいですかね?」

「ん?まだ、魔物とは会ってないよ?」

「、、、、」


 そう、俺達は何度か階段を見つけ降りてきていた。つまり、1階よりかは強い魔物が居るはずである。しかし!会っていない。どゆこと?つか、罠もない。え?おかしいな。俺の知ってる話では命がけの攻略をするところなんだけどな。あれ?何しに来たんだっけ?


「あっでも安心して。何体か仕留めておいたから。」

「え?」

「え?魔物を倒さないと素材手に入らないでしょ?」

「ああ、そうなんだが、、、もう一回確認するぞ。」

「何を?」

「俺達はまだ魔物と会っていない。」

「うん」

「でも、イアさんは魔物を倒している。」

「うん。」

「、、、、」


 あれ?俺がおかしいのかな?接敵してない敵を倒す?何も言ってるんだ?いや、理解はできるよ。視界外に居る敵を遠距離攻撃で倒す。理解はできるけど普通しないよな?

 俺はそんなことを考えながら迷宮を進む。イアは俺の方を常識を聞かれ戸惑っている感じの表情を浮かべながら見てきていた。それから階段を見つけついに俺達は魔物と対面した。


「スライムだね。」

「そうだな。」

「真也がやる?」

「、、、お任せします。」


 俺達の初めての魔物はスライムだった。青色の半透明の体を持つスライム。現在、おそらく、食事中迷宮の壁際についているコケや雑草に覆いかぶさって溶かしてるのかな?体内で消えて行っている。イアに提案されたがお断りしてイアさんに任せる。イアは其処ら辺にあった小石を拾うと振りかぶってストライーク!スライムキルッ!

 スライムは微塵も残らず消えて行った。南無。


「もしかして、スライムって倒し損?」

「うん。スライムは何も落とさない癖に酸で色んな物を溶かしていくからね。」

「なるほど。スライムはもういいです。」

「分かった。次から魔法で殺すね。」


 スライムさんに黙祷。現実になると最弱スライムも害悪スライムに変わるんだな。と言った乗りで迷宮を下り10階まで来ていた。途中、休憩を挟んだが良いペースでは?とりあえず今日の所は帰ります。歩き疲れた。


「イア、もう帰ろうか。」

「分かった。なら、階層主を倒そう。早く帰る方法があるから。」

「分かった。」


 階層主を倒すことが決まり俗に言うボス部屋に向かう事、数分ついに発見した。ボス部屋は木製の両扉で閉ざされておりかなり威圧感がある。しか~し、我らがイアさんが言うには雑魚らしいので問題なし。

 俺はそんなことを考えていると微塵の出さずに扉に手をかけ開いた。そこには、大きなスライムが、、、、、いた。普通のがサッカーボールぐらいあるのに比べて目の前のは直径2m位ある。それに色が濃い。透明感が薄れて青が強くなっていた。例えるなら晴天の空色が深海の海色になった感じ。多分、分裂する。仲間を呼ぶことはないと思う。きっと。


「イアさん、あれは?」

「キングスライム。普通のよりも弾力があって物理攻撃が効かない。魔法も食べることができるからあんまり意味がない。」

「つまり、冒険者からすれば?」

「強い。」

「でも、イアさんからすれば?」

「弱い。」


 かっけぇぇぇぇぇ!イアの姉御!一生付いて行きやす!イアさん!やっちゃってください!

 俺の心の声が聞こえたのかイアは片手を上げると勢いよく振り下げながら呟いた。


「風魔法【サイクロン】」


 風がボス部屋の中に吹いたかと思えばキングスライムは細切れされ竜巻の如く回転している。スライムはそれでも死なず少しだけだが動いている。しかし、イアは全く意に返さずジッと眺めている。すると、スライムの竜巻の中央に何やら赤っぽい球が見えた。イアはそれに向かっていつの間にか拾っていた小石を投げつけ砕くと竜巻が止まり、落とされたスライムの残骸は消えて行った。


「お疲れ。」

「ありがと。」


 俺がイアに労いの言葉をかけるとイアは少し顔を崩し返事をしてきた。俺は思わず少し笑みを浮かべてボス部屋の奥に進む。その途中で竜巻があったところに赤っぽい破片が散らばっているのを見つけ近づくとそれはイアによって砕かれて赤っぽい球の破片だった。俺は好奇心で拾い上げるとイアが覗いてきた。イアは俺が破片の正体が分からないことを察して説明してくれた。


「それはキングスライムの魔石の破片だね。一定以上の強さを持つ魔物の体内に生成される石で魔力との相性がいいんだ。だから、魔道具なんかは魔石の粉末や魔石を核に使って生産されるよ。」

「つまり、需要があるわけだ。」

「そうだね。でも、大きさや密度によって魔力との相性や魔力の限界値が違うから、その大きさなら銀貨1枚になればいいほうだよ。」


 イアの言う通り、砕かれた魔石はビー玉サイズで素人目線でもいい物とは言い難い。しかし、俺にはチート装備がある。まあ、準備があるので今すぐには無理ですけどね。なので、俺はイアの言葉に頷きながらも魔石の破片をすべて回収し、収納すると立ち上がった。


「イア、キングスライムの魔石は丸々だとどれくらいになる?」

「ん~、平均で直径5㎝だから。金貨1、2枚かな?需要によっても変わるけど、10階のボスがキングスライムなのは変わりないからそんなに高くならないと思う。」

「そうか、分かった。イア、明日もキングスライムを倒そう。その時は出来る限り魔石を壊さずに、できる?」

「任せて。簡単な方だから。」

「よろしく。今日はもう戻ろうか。」

「分かった。こっちの魔法陣に入って。この水晶に魔力を流せば転移で地上に戻れるよ。」


 俺はイアの案内でボス部屋の奥へ進みいつの間にかできていた部屋に入っっていた。そこには下に続く階段と台座?短めの柱?に置かれた水晶とそれを囲むように描かれた円形の図形があった。

 俺はイアに言われた通り円形の図形改め魔法陣に入り立っているとイアが水晶に触れた。すると水晶と魔法陣が輝き出し俺達は光に包まれた。

お久しぶりです。ペンギン丸と申します。私は趣味で投稿させていただいておりますので投稿頻度は遅いと思います。ご了承ください。さて、初めての敵がスライムとはスライムさん南無。真也は何やら謀よみたいな感じですね。ちなみに真也の後悔は次回の予定です。最後に一週間遅れてしまいすみませんでしたーーーーー!次回もお読みいただければ喜びます。

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