第一話 お先真っ暗
俺は今暗闇の中にいる。初めまして皆、俺は彼女いない歴=年齢の36歳童貞普通の社畜サラリーマンだ。
俺は今暗闇の中にいる。繰り返したのは大切だからだ。なぜ暗闇に居るのかと言うと、さっき俺は新築マンション1LDKのマイホームで寛いでいた。
その日は、晩飯が早く腹が減ったので冷蔵庫につまみがないかと向かっていた。すると、突然くしゃみをしてしまい目を開けるとこの状態だったんだ。
あぁ、みなまで言うな分かってる。何を言っているか分からないと思うが、私にも分からない。俺にできる限りの説明なんだ、考えず感じてくれ。
しかし、体感で数分は此処にいるが案外居心地がいい。地面に立っているという感覚はなく、浮いている感じ。無重力とはこんな感じなのだろうか。
気温?的なものも心地が良い程度の暖かさで、ぶっちゃけこのまま寝れる。でも、俺は寝ない!徹夜続きで三日間まともに寝れてないとしても!ひゅ~かっこいい~
おっさんの独り言とか誰得だよ。
「まったくだ」
君もそう思うよな。俺も思う。しかし返事があるのは嬉しいな。さっきまで周りに誰もいなかったんだ。ん?
「ん?どうした?体調不良か?」
いや、体の丈夫さには自信がある、安心してくれ。ところで君はどこにいる?俺の周りは暗闇のままなんだが?
「ん?ああ姿は無いぞ。まだ、キャラデザ決まってないからな」
そうか、なら仕方ない。って言うと思うか!!お前マジ誰だよ!!!
「ナイス、突っ込み」
ありがとう。さすがだろ。じゃないよ!答えろよ!
「仕方ない、答えてやろう。我が名は、、、、」
ん?どうした。我が名はなんだよ
「実は決まってない、、、」
え?決まってないのに出てきたの?
「ああ、おっさんの独り言よりマシだと思って、、」
確かに会話の方がいいけど!てか、なんで俺声に出してないのに会話してんの?
「それは、私が神ではなく作者だからだ!!」
え?作者が作品に出てきていいの?
「え?ダメなの?もしダメなら神ってことにするわ。作者権限で」
何でもありじゃん。で、作者様は何用?
「ん?もう本題に行く?」
行こうよ。サクッといこうよ。
「オケ、実は、作者の名前と君の名前、作品の名前、世界観、エトセトラ」
etc...な。なるほどね。全部決めに来たのか、、、どうする?
「どうする?」
とりま、作者の名前決める?候補とかはあるでしょ?
「あるよ。1、桜菜秋菊 2、沢原真夜 3、ペンギン丸 かな?」
候補の一つを俺の名前にしたらよくね?
「確かに、じゃあペンギン丸よろしくな」
おい!違うでしょ!普通は作者がわかりやすい名前だろ
「あっそう?でも、逆張りってよくね?」
よくねぇよ!被害者の気持ち考えろ!
「ごめんよ、考えず、感じるタイプなんだ、、」
なら、俺の気持ち感じろよ!
「自慢じゃないが、昔の友達に感性狂ってるって褒められたことがある」
くっそ!はぁ、名前は止めよう。次
「名前は、これが続くなら確実に決まるか。次は、、世界観かな」
だな、作品名は世界観を決めないとな、、どういうのが書きやすい?
「ん~洋風の名前は考えるのムズイかな?戦闘があると書きやすいと思うよ?」
おっさんに戦わせるな、じゃあ異世界日常系で
「あれ?作者の意見は?」
どうせ、戦闘はどんな世界観でも入れるだろ
「まぁ、そうだね。世界観によって度合変わるけどね」
現代で殺人まで行くとアウトだしな
「なら、作品名は『異世界日常物語』でどよ」
そのままだな、まっでも変なのよりいいか
「次、どんな異世界にする?」
どうゆうこと?
「だから、S〇O、あり〇れ、ノ〇ノラ、オバ、、、」
べらんくしょん!
「どした?風邪か?」
あっいや、気にするな
「そうか?だからオバ、、、、」
あ~ああ!分かった。厳しくない感じでよろしく!
「おけ、次は転生か転移か」
どう違うんだ?
「転生は、魂のみだから肉体は残る。ただ、死ぬという過程を踏む必要がある。転移は、肉体ごとだから肉体が残らない。現実では行方不明ってことになる」
なるほど。転生の時肉体どうするん?
「肉体はどっちだろうが再構成するから、気持ち次第だぞ?」
そうか、、、なら転生にしよう。
「へ~い、じゃあそろそろ起こすぞ」
起こす?
「今のお前、意識だけだし」
そうなん!?
「ソ~ナンス!」
おい、分かった起こしてくれ。
「うい、あっ起きたら急いでベランダの窓開けろよ」
は?どうゆうこと?
俺の問いに作者が答える前に俺の体は光に包まれ感覚が薄れて行った。
ペンギン丸と申します。初投稿の為至らない点が多くあると思いますが生暖かい目で読んでいただけると嬉しいです。私は趣味で投稿させていただいておりますので投稿が遅いと思います。ご了承ください。