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【完結】紅消さんと調査記録  作者: 夕凪.com
4/30

シュテルン公爵家の秘密


「さて、シュテルン公爵家については、

まだまだ謎が多く残っておりますね。

毎度おなじみ、ネタバレ担当の紅消です。

ここからは、我らが暗部で調査した

シュテルン公爵家の秘密について、

特別に一部公開いたしましょう」




ネタバレ:シュテルン公爵家の知られざる秘密




〇先代シュテルン公爵:エリック様の異母兄。

コーラル陛下曰はく、やな奴。

メガネ(エリック様)のかたきだそうです。


〇先代シュテルン公爵夫人:夫と息子を捨ててロザリア帝国に

逃げたものの、ジェイド王太子殿下の王太子就任において

姿を現し、暗躍したため、暗部が始末いたしました


〇先代シュテルン公爵の実妹:これがかのメルメルティーナ。

先代シュテルン公爵の実妹で、

彼女は先代シュテルン公爵の亡き後、

星の使徒を裏で操っていた黒幕ですね。

因みに、長官の前でその話題を振ると、

あのほんわかにこにこが、たちまち

恐ろしい形相になりますのでご注意くださいませ。


〇現シュテルン公爵:こちらがエリック様

・・・もといメガネご本人であらせられます


〇現シュテルン公爵異母弟:エリック様の弟君である、

リーンハルト様であらせられます。

今はシュテルン公爵であるエリック様の

片腕として、シュテルン州の代官を

務められておられます。

あのにぱにぱのほほんさに似合わず、

仕事の弟大鬼と呼ばれていらっしゃいます。

因みに、仕事の兄大鬼はエリック様ですね。


〇シュテルン公爵代官夫人:リーンハルト様の奥方、

メリダ様であらせられます。

この方は、代官夫人として、

州内で様々な活躍をされていらっしゃる

超スーパービジネスウーマンであらせられます。


〇シュテルン公爵代官子息:リーンハルト様とメリダ様の

ご子息、フーゴ様。シュテルン公爵令嬢であらせられる

リュシー嬢の婚約者であらせられ、今では父親である

リーンハルト様の補佐をされていらっしゃいます。


〇シュテルン公爵異母妹:アレクシア様ですね。

エストレラ王立学園の学園長で、

リーンハルト様の実の妹君であらせられます。

適当な雰囲気で飄々とされていらっしゃいますが、

仕事はちゃんとできるそうですよ。

愛称は仕事の飴と鞭。


〇シュテルン公爵子息:皆様ご存じ、ジェイド王太子殿下です。

ジェイド王太子殿下は、エストレラ王国の

第3王子で、王太子殿下であらせられ、

我が主であるクロ殿下の兄君であらせられます。

第3王子なのに王太子なのは・・・

何でも、ジェイド王太子殿下よりも王位継承上位であった

第1王子アスラン殿下、第2王子エル殿下、

第1王女エメラルディーナ王女殿下が、

王太子の座を押し付け・・・あぁ、いえ・・・

ジェイド王太子殿下こそがその座にふさわしいと

自らお譲りになったんだとか。


「さて、大体のシュテルン公爵家の

面々を紹介したところですが、ここからは・・・

本気の本気のネタバレです。

皆様、ご覚悟くださいませ」




〇シュテルン公爵令嬢:リュシー嬢ことリュシエンヌ嬢です。

彼女はエリック様の養女であらせられます。

彼女はロザリア帝国出身であることが、

本編で明らかになりましたね。


それでは、彼女の実の両親について、

解説いたしましょう・・・。


まずは、リュシー嬢のお母君になります。

リュシー嬢のお母君は、

実は、“太陽に呪われた勇者の一族”の血を

引いていらっしゃったものの、

彼女は妾子で、それを知らずに

旅芸人の踊り子の娘として育ったそうです。

そして、彼女はお母君の後を継ぎ、

自身も踊り子となりました。

後に彼女の夫となる方のお母君が、

その踊り子の師匠であったようです。


さて、そしてリュシー嬢のお父上ですが・・・

皆様、なんとな~くお気づきかと思われます・・・

小国連合で鍛冶屋を営む“オヤジ”が彼女のお父上です。

彼は小国連合出身の旅の踊り子の息子。

そして、踊り子は、エストレラ王国に

立ち寄り、エリック様のお父上・・・

つまりは先々代シュテルン公爵に見初められ、

関係を持ったそうですが、本妻に睨まれ、

泣く泣くエストレラ王国の地を去りました。

そうして、産まれたのが鍛冶屋の“オヤジ”です。

彼は小国連合で暫く育ち、

お母君に続いて、旅芸人として

各地を巡ったこともありました。

そこで奥方・・・リュシー嬢のお母君に出会ったそうです。

そして、鍛冶屋としてロザリア帝国に

店を出して、お2人で幸せに暮らしたらしいのですが、

先代シュテルン公爵の夫人や、

太陽に呪われた勇者の一族を率いた“女神”により、

娘であるリュシー嬢が狙われました。

そして、奥方を病で亡くした“オヤジ”は、

リュシー嬢だけでも平和に過ごしてほしいと、

“渡り鳥”にリュシー嬢を託し、

一番安全な場所、エリック様の元に

届けさせ、彼自身は故郷である小国連合に

戻ることを選んだそうです。

そして、その時に、“渡り鳥”と共に

旅を続ける少年“ラン”殿と出会い、

エリック様から彼を託されたそうです。

何でもお2人は、お互いに異母兄弟であることを

ご存じだそうで、ほぼかかわりは無いものの、

互いに託した存在をお互いに大切に

お育てになられました。


つまり、リュシー嬢は、

血筋上はエリック様の姪なのですね。


〇先代シュテルン公爵子息:名をジョスランと言います。

ここまで来れば、大体予想がついて来るでしょうか?

彼は先代シュテルン公爵子息で、

先代シュテルン公爵がコーラル陛下たち反乱軍と

対立し、討たれた後、まだ幼いということで、

国外追放になったそうです。

そして、その後は幼い彼を誰も守ってはくれないし、

育ててもくれません。

文字通り、着のみ着のまま、

エストレラ王国を追い出された形ですが、

エリック様が、行き場のない彼を

“渡り鳥”に預けたそうです。

それは、エリック様が、

彼に恩があったからなのだとか。


エリック様は、自らが持つ魔眼のために、

地下牢に幽閉されて育ちました。

その時に、ジョスラン殿だけが、

エリック様の話し相手になっていたのだとか。

その後、コーラル陛下が

シュテルン州を制圧し、

コーラル陛下の手で牢から出され、

彼は反乱軍に加わり、今のシュテルン公爵及び

第3王配の地位についたのです。


そして、渡り鳥として、

旅を続けたジョスラン殿は、

ある時鍛冶屋の“オヤジ”に引き取られ、

“ラン”と言う名で、

アドリ殿と結婚し、鍛冶職人として

幸せに暮らしていらっしゃいます。


鍛冶屋の“オヤジ”と、

ラン殿が似ていらっしゃるのは、

お2人が実は伯父と甥の

関係だからなのですね。


ここで、お気づきとは思いますが、

鍛冶屋の“オヤジ”は、

エリック様たちの一番上の長男であらせられます。

つまりは、先代シュテルン公爵よりも

年上だったのです。

先々代シュテルン公爵本妻が睨むのも、

無理はなかったのかもしれません。

まぁ、ともわれ、

ラン殿が最後報われたのは、

わたくしとしても、満足のいく調査結果でありました。



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